負けない MCTDとの気ままな日々

事情聴取を受けた我々は、結局その後も気まずい空気が流れました。私としては喧嘩するなら面と向かってして欲しいわけですし、相手としては願いも虚しくこのスットンキョー野郎と引き続き回ることになったわけです。いわば双方にとって不幸な実習後半となりました。（ただ不幸具合でいえば彼の方が不幸だったと思う。願い虚しくどころか、面倒なペアだというレッテルまでついたわけだから）

ただこれまた幸いなことに、実習後半は手術室や血管造影など、学生が手を出すことはできない項目ばかり。これが幸いして、ペアの神経を逆撫ですることもなく、淡々と見学し続けることができました。唯一の神経逆撫で案件かと思われた機器管理についても、技士さんの素晴らしい采配によってなんとかスムーズにこなすことができました。（そのかわり面倒なペアだというレッテルは事情聴取後ついて回ることになりましたが）

ただ、後半は正直実習そのものの体の疲労と、一連の精神的疲労がたたって、精神的・肉体的にかなり厳しかったです。まぁ仮にこの事件がなかったとしても、既卒バイアスやら細かいことはあったと思いますが。でも濃厚接触者発生とこのグループトラブルは本当にダメージでした。まぁ実習については相当覚悟していましたが、実際受けてみると何が起こるか分からないので、相当メンタルを鍛えてください。

で、最終日には実習報告会をし、学んだことなどを発表するのですが、このスライドは一人で作ることができたので、ペアに気を使うことなく、思う存分遊び散らかすことができました。唯一の弱点は普段10分ほどでスライドを作っているので、その半分の時間で作るということに慣れていない点。ただそんなことはこの際どうでもいい。実習後半に溜めていた力を使い尽くし、「院生の底力、これが既卒だ、既卒バイアスかけてた技士さん達よご覧ください！」と言わんばかり。おかげさまでプレゼンも非常に饒舌でした。なんなら自分の研究発表よりもよかったかもしれん。なおプレゼンの評価はかなり高かったということです。

さて、明日以降は実習中のライフハックをご紹介します。

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