吉祥寺に2013年まであった前進座劇場。
劇団は存続していて、
いまなお吉祥寺を拠点に活動中だ。
劇場の吉祥寺駅寄りの隣が
コミュニティセンターで、
逆側には救急病院。劇場跡地には、
老朽化したその病院が建つと聞いた。
その病院自体が建築費高騰などから
建替を断念し、昨年9月からは休診中と
すっかり足を運ばなくなって知らず、
数週前のネットニュースで読んだ。
品川にある社会医療法人が
事業継承するという記事。
グループの出発は下関の19床の医院。
今は7法人からなる「カマチグループ」で、
山口、福岡、佐賀、栃木、千葉、埼玉、
東京、神奈川に27の医療施設と
大学・専門学校等8校などを運営。
その中の「社会医療法人社団・
東京巨樹の会」が譲渡を受ける。
興味が湧いてHPを拝見すると、
グループとしては
2010年の武雄市民病院を皮切りに
事業継承の実績も豊富なようだ。
小4から病院と縁遠くなり、
それが加齢と不摂生で昨年から
むしろお世話になる側に転じた。
通うたび盛況ぶりに驚きながら
(総合病院、眼科ともいつも混雑)
その裏側では大変な苦労がある
・・・一台一台の機械は
目の飛び出す高価だろうし、
スタッフも沢山抱え人件費も
相当だろうなぁ・・・と
待合室で思ったり思わなかったり。
それはそうと。
「巨樹」は一目で意味は判るが、
音の耳障りがあまり良くないと
思うのは私だけだろうか?
拗音の連続が、たぶん私には違和。
しかもニ音なので不安定に感じる。
たいじゅ(大樹、太樹、泰樹)の方が
どっしりする。
勿論、あまりに平凡にはすぎるが。
武蔵野市民をはじめ近隣住民の
医療さえしっかりしていただければ
何の問題もないのであって、
名称に異論もない。単なる感想。
劇場閉館から話が始まったが、
3月も月末。そして来月末には
演劇界の巨樹・・・
六本木の俳優座劇場が幕引きだ。