四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

西脇知事の「課題解決プロジェクト」が始まる

2024年03月07日 | 京都府議会

 日㈭今日で50才になりました。「天命を知る」ことができているのかどうかは分かりませんが、社会の中心となるべき重要な世代に入った気持ちを引き締めてこれからも頑張ります!

 

 10時綾部市黒谷町黒谷和紙展示場へ。京都府西脇隆俊知事が黒谷に来られ、福知山市NPO法人丹波漆髙橋治子理事長、綾部市黒谷和紙協同組合林伸次理事長、舞鶴市福原表具店福原習作社長伝統工芸の現状と課題について意見交換された。

 これは京都府が今年度新たに始めた事業であり、知事が現場に出向いての意見交換を通じて地域課題の解決を目指すために実施されたもので、まずは第1弾として中丹地域における伝統産業の人材育成や鳥インフルエンザの防疫体制についてがテーマとなった。

 知事は午前中に黒谷和紙に来られて、午後には福知山市の中丹家畜衛生所に行かれることになっており、15時過ぎから京都府福知山総合庁舎今日の意見交換等を通して確認した課題を担当部局長等と共有し、その対応について協議・検討を行うことになっている。

 これは私が府議会で幾度も求めてきた「北部府庁の創設」や「副知事の北部常駐」に対し、知事が「北部振興は副知事任せではなく、私自身が北部に足を運んで、北部の課題解決を目指す」という答弁を形にされたものであり、その「第一弾」に中丹地域や綾部市を選んでいただいたことには感謝している。

 意見交換の内容に関してはこれまでから実施されている「知事の行き活きトーク」との違いが分かりにくかったので、今後さらなる改善をしてほしいと思うが、午後に行われる部局との協議によって、具体的な新施策につながることを期待したい。

 また、日帰りでなく、知事には週1回、1泊2日で北部に来てもらえるようさらに求めていきたい。

 知事は黒谷和紙会館も見学された。意見交換では話題にならなかったが、私からは「和紙の原材料である楮の生産に対しても、京都府がさらなる支援をしてほしい」とお願いした。

 林理事長によると和紙職人が楮栽培に関わることで楮生産量は少しずつ増えているようだが「和紙職人が楮生産に手を取られずに和紙生産に集中できる仕組みを考えるべきだ」と知事に提案した。

 午後事務所にて、来客が何件か。綾部市議会のインターネット中継も聴いた。夕方、藤岡康治市議が一般質問の報告に来られた。

 

 NPO法人あやべ福祉フロンティア(玉川弘信理事長)が運営する清山荘(里町)では、今月から食堂を直営ではなく、魚菜酒房「あず木」(谷久憲司代表、中ノ町)に業務委託することになった。

 昨今の物価高騰もあり、日替わり定食の価格は500円から600円に値上げされたが、その分、内容は今後も工夫されていくということで、利用者の方々も楽しみにされている。ぜひ、ご利用ください!

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