遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

笑の内閣『そこまで言わんでモリエール』

2025-03-29 20:15:46 | 観劇三昧

笑の内閣『そこまで言わんでモリエール』(観劇三昧)

2025/3/25

・モリエールの劇団への書き下ろしだったはずの戯曲が、ほぼ同時期に別の劇団でも上演されることになり、作家とモリエールや劇団員が対立する話。

・モリエールのことは「フランスの喜劇作家」というくらいでほとんど知らない。演劇では見たことないし、戯曲も『守銭奴』を読んだだけ。特に印象は残っていない。

・作中でもツッコまれていたけど、日本で外国の古典と言えばシェイクスピア一強。個人的にはイプセンくらい。

・モリエールの死後、その問題を起こした作家や近い人間の証言を聞いていく形式が採られている。

・設定を日本に置き換えているわけではないものの、いきなり盆踊りが始まったり、登場人物がおそろいの劇団Tシャツを着ていたり、上演後の様子もちょっと経験した人ならわかる雰囲気。タイトル通りダジャレもある。

・そんな不思議なバランスで成立させている。

・高尚さと対極にある感じはモリエール的と言えるかも。

・最初の30分くらいはそんな作中の約束事を見せつつ、劇団や人間関係の説明。ちょっと長く感じる。

・契約と仁義、劇団内恋愛、退団と移籍、創作への覚悟と現実との摺り合わせ、演劇を作り続ける中で直面する濃ゆい問題が表面化していくにつれ、尻上がりにおもしろくなっていく。

・作品のためなら人の道にそれたことでもするという信念に、常態化したセクハラやパワハラは含まれるのか。

・今なら完全にNGだけど、17世紀のフランスの話なので、ほぼ押し切られてしまっている。

・人の道を外れても表現者としては上みたいなセリフあったけど、現実には人の道を外れたうえに、表現者としても負けということも多いような気がする。

・現実にあった芸名改名問題までシレっと入っている。

・どっちもどっちみたいな無責任な相対主義みたいな見せ方だったらイヤだけど、人間は常に多面的で、決して悪い部分だけでは成立しないというまとめ方。

・語り手が過去を振り返る形式だからこその終盤の展開も見ごたえがあるし、そこからさらに非常に笑いの内閣らしい一捻り入っていることが本作を特別なものにしている。

・実際、唐突には違いないけど、とても馴染んでいた。

・モリエールを演じる髭だるマンさんと作演の高間響さんの関係性だからこそできる見せ方なんだと思う。

 

《詳細(観劇三昧HP)》

■公演時期 2018/11/02

■キャスト
髭だるマン
高瀬川すてら
アパ太郎
熊谷みずほ
しらとりまな(てまり)
上原日呂(月曜劇団)
土肥希理子
由良真介
BANRI(Sword Works)
岡本昇也
山下ダニエル弘之
亮介(株式会社イリアモデルエージェンシー)
澤田誠

■スタッフ
作・演出:高間響
助演出:河井朗(ルサンチカ)
照明:真田貴吉
音響:島崎健史(ドキドキぼーいず)
舞台美術:竹内良亮
舞台美術助手:岩崎靖史
小道具:小原藍(睡眠時間)
舞台監督:稲荷(十中連合)
制作:合同会社Sword Works
宣伝美術・スチール:脇田友
映像撮影:竹崎博人(Flat Box)
サポートスタッフ:諸江翔太朗(ARCHIVES PAY)
義村夏樹(劇団抜きにくい釘)
企画・製作・主催:笑の内閣・京都芸術センター(京都公演)
助成:平成30年度文化庁便化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)(京都公演)・芸術文化振興基金助成事業(東京公演)
提携:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場(東京公演)
後援:アンティチュ・フランセ関西(京都公演)

■あらすじ
1665年12月15日 
 モリエール率いる劇団は、かねてから目をかけていた若手劇作家ジャン・ラシーヌの悲劇作品である『アレキサンダー大王』の5回目のステージの上演を終えていた。4回目の公演までは大入りしていたにも関わらず、この日は不入り。不思議に思っていた一同に、ライバル劇団であるブルゴーニュ座が18日から同じ作品を上演するという衝撃的な情報が入る。ラシーヌは、喜劇は得意だが悲劇が苦手なモリエール劇団の演技に納得出来ず、悲劇が得意なブルゴーニュ座に作品を持ち込んでいたのだ。上演期間中にライバル劇団に持ち込み、経営に打撃を与えるなど、信義に悖るし契約違反。それどころかラシーヌは、モリエール劇団で唯一気に入った看板女優マルキーズ・デュパルクの引き抜きまで画策していた。育てた恩を仇で返したラシーヌに落とし前をつけさせるために呼び出すモリエール。2人の長い夜がはじまる。

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ドストエフスキー『罪と罰(下)』(200~230p)

2025-03-28 18:45:46 | 罪と罰

 

2025/3/25

マルメの妻カテリーナと家主のアマリアの口論が続く。

この二人、一緒に葬式の運営をしていたのに何でこんな仲たがいしているのかよくわからない。

故人と子供と来客の前でいったい何やってるんだ。

唐突にアマリアの父称の話題になる。イワーノヴナかリュドヴィーゴブナなのかはっきりしないらしい。本人はアマリ・イワンだと言う。フョードロヴナやリッペヴェフゼフはどこにいったのか。メモを間違えたのか。

ルージンが突然ソーニャを呼び出した意味がわからなかったが、彼の策略だったことが判明する。姑息。

この雑な作戦が通るんじゃないかと思ってしまうところが残念。

今までも理不尽なことを言って強引に通した経験があるんだろう。

ラスコがかっこよくソーニャを助けるシーンではあるけど、そもそもどうしてルージンがこんなことしているのかと考えると素直に感心できない。全体の3/4が終わった。

そろそろ、落とし前をつけるときなのでは。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。先に初出。あとは累積分。

〇カルル:アマリアの話に出てきた薬屋。
〇マンゴ:立派なフランス人老教師。カテリーナの思い出話に出てくる。下200


〇アニーシカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの村のお針子。農奴の出。モスクワで学んだ。下18
〇アマリヤ・イワーノヴナ:マルメの家の家主。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル。下153 アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ。アマリ・イワン。夫婦それぞれの名前? よくわからない。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。上254 ソーニャに本を貸した。下76
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
○アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
〇ヴャゼムスキー公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼の家に泊まったことがある。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
〇ゲルトルーダ・カルローヴナ:マダム・レスリッヒを住まわせている。427
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
〇ザルニーツィン:プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナにある剃刀の持ち主。ザルニーツィナとの関係性は不明。365
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
〇スヴィルベイ公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの遠い親戚。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
〇ドブロリューボフ:ロシアの文芸批評家。ドストエフスキーの論敵。
〇ドミートリ―・プロコーフィチ・ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。ミドルネームホント式の名前はほんとややこしい。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
〇フィリカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家の下男。
〇フィリップ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家で首つり自殺した。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
〇プリルコーワヤ夫人:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼女のアルバムに詩を書き込んだ。
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
〇ベルグ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの話に一緒に気球に乗るかもと出てきた。ジュール・ヴェルヌのこと?
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ペリンスキー:ロシアの文芸批評家。革命的民主主義者。
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポタンコニフ中尉:ラスコの父親の友達。井戸に落ちて死んだ。391
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加。小太り(下103)
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇マダム・レスリッヒ:ソーニャの近所に住む中年紳士。ゲルトルーダ・カルローヴナのところに間借りしている。427
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
〇ラススードキン:ラズミーヒンのこと。ルージンが名前を間違えた。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
〇レーナ;ソーニャの妹。下76
〇レテビヨーワ:レベジャーニコフのコンミューン仲間。家族の反対を退け家を出て男のもとに行った。
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。マルメに本を貸した。下77
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公。母親からはロージャと呼ばれている。
〇ワーシャ:アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシンのもとで働いている小僧。390
〇ワレンツ:レベジャーニコフのコンミューン仲間。7年間夫と暮らし、二人の子供がいるが、離婚した。

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中村元『みんなが知りたい水族館の疑問50 イルカは楽しんでショーをしているか? 水槽が割れることはないのか?』

2025-03-27 12:42:00 | 読書感想文

 

2025/3/21

水族館プロデューサーの著者が、水族館に関する素朴な疑問に答える本。

水族館の水槽は割れないのか、どうしてシャチは人を襲わないのか、という本当に素朴なところから、水族館の水はどこからどうやって運んでくるのかという言われてみれば一筋縄ではいかなそうなところまで、色々ひとつまみずつ紹介されている。

動物園のように種類ごとではなく、地域ごとに展示されているというのは言われるまで意識してなかった。

海獣ショーのくだりで餌のことを代償とか賄賂とか言っていたり(報酬でよいのでは)、ちょっと筆者の言葉選びが独特な感じはあるけど、読み始めると止まらない興味深い話題が収録されている。

イルカの訓練のくだりをもう少し読みたかった。

本著はあくまで導入なので、自分の興味にあわせて深堀りしていけばいいんだと思う。

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ドストエフスキー『罪と罰(下)』(170~200p)

2025-03-26 21:21:26 | 罪と罰

 

2025/3/23

妹の婚約者(元かも)のルージンと、彼が後見人となっているレベジャーニコフの会話。

この人、ずいぶん前に出てきたのですっかり忘れていた。ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴ったとメモにある。酷い。

そのレベジャーニコフが迷惑系インフルエンサーみたいなことを言い出している。

あの女のほうから飛びかかってきた、自分はちょっと押しただけ、あいつらは最初は怒るだろうが後に利益をもたらしたことに気づくはずだ、とかSNSでよく見る残念な人のような言い回しで自己弁護をはかっている。

残念男性は古今東西似たような発想になる。今だったらすぐ男女平等パンチとか言い出しそう。

目くそ鼻くその二人の会話が長い。

それはともかく、とかく男が突飛なことを言いがちな話なので、三人称「彼」が誰を指しているのか、文脈を素直に信じていいのかよくわからない。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。先に初出。あとは累積分。

〇アマリヤ・イワーノヴナ:たぶん、マルメの家の家主。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル。下153 アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ。アマリ・イワン。夫婦それぞれの名前? よくわからない。
〇レテビヨーワ:レベジャーニコフのコンミューン仲間。家族の反対を退け家を出て男のもとに行った。
〇ワレンツ:レベジャーニコフのコンミューン仲間。7年間夫と暮らし、二人の子供がいるが、離婚した。
〇ドブロリューボフ:ロシアの文芸批評家。ドストエフスキーの論敵。
〇ペリンスキー:ロシアの文芸批評家。革命的民主主義者。


〇アニーシカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの村のお針子。農奴の出。モスクワで学んだ。下18
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
〇アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ:マルメの家の管理人。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼルのこと?自称アマリ・イワン。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。上254 ソーニャに本を貸した。下76
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
○アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
〇ヴャゼムスキー公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼の家に泊まったことがある。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
〇ゲルトルーダ・カルローヴナ:マダム・レスリッヒを住まわせている。427
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
〇ザルニーツィン:プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナにある剃刀の持ち主。ザルニーツィナとの関係性は不明。365
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
〇スヴィルベイ公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの遠い親戚。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
〇ドミートリ―・プロコーフィチ・ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。ミドルネームホント式の名前はほんとややこしい。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
〇フィリカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家の下男。
〇フィリップ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家で首つり自殺した。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
〇プリルコーワヤ夫人:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼女のアルバムに詩を書き込んだ。
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
〇ベルグ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの話に一緒に気球に乗るかもと出てきた。ジュール・ヴェルヌのこと?
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポタンコニフ中尉:ラスコの父親の友達。井戸に落ちて死んだ。391
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加。小太り(下103)
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇マダム・レスリッヒ:ソーニャの近所に住む中年紳士。ゲルトルーダ・カルローヴナのところに間借りしている。427
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
〇ラススードキン:ラズミーヒンのこと。ルージンが名前を間違えた。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
〇レーナ;ソーニャの妹。下76
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。マルメに本を貸した。下77
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公。母親からはロージャと呼ばれている。
〇ワーシャ:アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシンのもとで働いている小僧。390

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ドストエフスキー『罪と罰』(110~170p)

2025-03-25 20:15:00 | 罪と罰

 

2025/3/22

疑心暗鬼の殺人犯ラスコが覚悟を決めて法律家ポルフィーリイと対峙する。

もう早く楽にしてやったらいいのに、ポリフィは全然ラスコを疑う様子を見せない。

ラスコが動揺して不安定な状態になっても、神経症で自身が殺人犯だと妄想している人の話を始める。とぼけているようにも見えるし、まったく疑ってないようにも見える。

錯乱して全てをさらけ出す一歩手前まで追いつめられるというか、ゴールまであと少しだったのに、解散になる。

そして、上巻の最後でラスコを殺人犯だと喝破した町人が現れる。

いよいよかと思ったら、いきなりの謝罪。上巻最後の迫力はどこへやら。

話をたたもうとしたら、意外と人気が出たので引き延ばしをはかるかのような展開。

殺人現場の詳細や推理の過程にあんまりついていけていないので、読み終わったら別の訳者で再読してみるのもよさそう。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。先に初出。あとは累積分。
 今回は珍しく新規登場人物なし

〇アニーシカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの村のお針子。農奴の出。モスクワで学んだ。下18
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
〇アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ:マルメの家の管理人。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼルのこと?自称アマリ・イワン。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。上254 ソーニャに本を貸した。下76
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
○アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
〇ヴャゼムスキー公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼の家に泊まったことがある。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
〇ゲルトルーダ・カルローヴナ:マダム・レスリッヒを住まわせている。427
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
〇ザルニーツィン:プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナにある剃刀の持ち主。ザルニーツィナとの関係性は不明。365
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
〇スヴィルベイ公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの遠い親戚。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
〇ドミートリ―・プロコーフィチ・ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。ミドルネームホント式の名前はほんとややこしい。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
〇フィリカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家の下男。
〇フィリップ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家で首つり自殺した。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
〇プリルコーワヤ夫人:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼女のアルバムに詩を書き込んだ。
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
〇ベルグ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの話に一緒に気球に乗るかもと出てきた。ジュール・ヴェルヌのこと?
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポタンコニフ中尉:ラスコの父親の友達。井戸に落ちて死んだ。391
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加。小太り(下103)
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇マダム・レスリッヒ:ソーニャの近所に住む中年紳士。ゲルトルーダ・カルローヴナのところに間借りしている。427
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
〇ラススードキン:ラズミーヒンのこと。ルージンが名前を間違えた。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
〇レーナ;ソーニャの妹。下76
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。マルメに本を貸した。下77
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公。母親からはロージャと呼ばれている。
〇ワーシャ:アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシンのもとで働いている小僧。390

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ジョン・M・チュウ監督『ウィキッド ふたりの魔女』(2回目)

2025-03-24 02:17:00 | 映画を見てきた

2025/3/22

・2回目。今回も字幕版だけど、声出しOK上映。

・シングアロング仕様。歌唱シーンになると英語歌詞が表示され、歌の進行にあわせて該当部分がキラキラする。

・歌詞の日本語訳は出てこないので、すでに歌を聴き込んでいる人や、一度は別ver.で見た人向け。

・歌詞は長くないので事前に調べておくべきだった。

・本仕様にあわせて、開演前に、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデによる特別映像。エルファバじゃない時はこんな感じなんだと少し得した気になる。

・アトロクの映画時評を聞いて、1939年の『オズの魔法使』も見たので、少し落ち着いて見ることができた。 

・発声OKと言っても、一緒に唄うような雰囲気の曲でも映画でもないのでほぼ普通の映画として見る。

・序盤、エルファバが崖のふちまで出てきて歌ったところで客席から最初の拍手が出た。

・黒人白人その他、動物からカカシ人間まで存在する社会で、緑色だけ忌避されるのは不思議な感じがする。

・実際、クラスの人気者が仲良くなっただけで、他の生徒もあっさり同調するのは良くも悪くも軽い。

・「言葉を奪い、檻に入れる」が、動物に限って効果的という話ではない。人間だって同じ。怖い。

・自転車のカゴの扱いが1939年の『オズの魔法使』との対比になっている。排除と解放。この過去作の組み込み方はかなり好き。

・図書館のパート。本を足蹴にするのは自分もイヤ。いかにも指や腕を挟みそうな本棚も怖い。什器で遊ぶな。

・いい年のオズの魔法使いが、どことなく幼稚。二周目だと、手紙を運ぶミニ気球も子供だましに見える。あのペンギンの種類なんなんだろう。

・この規模の映画だから当たり前だと思っていたけど、アリアナ・グランデの演技がうまい。うまいというか、その人そのものにしか見えない。最初の含みのある表情から見入る。

・エメラルドシティにいる人たちの生活感の無さ。完全に舞台のショー演出として見せている。そういう割り切り方もあるのか。

・初回も二回目も、最後の二人の会話に停滞を感じたけど、溜めの時間なのかも。クライマックスへの自信の表れともとれる。実際、二回目でも「すげえ」となった。

・車いすの車輪、メガネの形状が好き。線路の下の歯車は何に使うんだろう。メンテ大変そう。

(3/21 札幌シネマフロンティア)

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ドストエフスキー『罪と罰(下)』(80~110p)

2025-03-23 20:40:00 | 罪と罰

 

2025/3/21

ラスコをはやく逮捕してあげてほしい。

本人が苦しいのは自業自得なんだけど、真相を知らず、わけもわからず彼に振り回される人たちがかわいそうだ。

このパートではまずソーニャが被害を受ける。

いきなりやってきて聖書を読めと言ったり、人の信仰や人生にダメだししたり、「大きなお世話だ」ということしか言っていない。

急に「きみに頭をさげたんじゃない、人類すべての苦悩に頭を下げたんだ(下82)」とか、大した親しくもない人に言われたら怖い。

金を渡したことが暗に効いている。頼まれると断れない。

本作に出てくる登場人物のほとんどが、有害な男性性にとらわれている。

調べてないけど、そういうのと『罪と罰』の関連する論文は山ほどありそう。

次にポルフィーリイのところに出向く。

自首したいのかなと思うけど、ラスコは感情を制御できないので、うまく運ぶように思えない。どうなることやら。

 

◎登場人物メモ。わかるものはページ数もメモ。先に初出。あとは累積分。
 今回は珍しく新規登場人物なし

〇アニーシカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの村のお針子。農奴の出。モスクワで学んだ。下18
○アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼル:マルメ家が住む家の家主。
〇アマリヤ・リュドヴィーゴヴナ:マルメの家の管理人。アマリヤ・フョードロヴナ・リッペヴェフゼルのこと?自称アマリ・イワン。
○アレクサンドル・グリゴーリエヴィチ:警察署の事務官。211
〇アファナーシイ・パーヴルイチ:居酒屋でミコライに事件を聞かせた。237
○アレクセイ・セミョーノヴチ:事務員。ラスコの家を訪ねる。
○アリョーナ・イワーノヴナ:質屋の老婆
○アヴドーチャ・ロマーノヴナ:ラスコーリニコフの妹。ドゥーネチカ
○アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシン:商人。ラスコーリニコフの母に金を貸した。セミョーン・セミョーノヴィチに送金通知を与えた。
〇アンドレイ・セミューヌイチ・レペジャートニコフ:妹の婚約者の同居人。役所勤め。上254 ソーニャに本を貸した。下76
〇アフロシーニュカ:ラスコの目の前で身投げした女
〇アリョーシカ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年下の方
○アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフ:ドゥーニャを乱暴に扱った挙句、言い寄る。のちに反省。
○イリヤ・ペトローヴィチ:警察署の副署長。上品な店を経営している夫人と口論。
○イワン・イワーノヴィチ:マルメが話題にした五等官。
○イワン・アファナーシエヴィチ閣下:マルメにとっては神のような御方。
〇イワン・ミハイルイチ:カテリーナ・イワーノヴナのおじいさま。五等文官。308
〇ヴャゼムスキー公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼の家に泊まったことがある。
○カテリーナ・イワーノヴナ:マルメの妻。怖い。
○カルル:イリヤの家の庭番。
〇ゲルトルーダ・カルローヴナ:マダム・レスリッヒを住まわせている。427
○コベリョフ将軍:ラズミーヒンの話題に出てくる。210
○コッホ:ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
○カペルナウモウ:仕立屋。ソーニャが住まわせている。
○コーゼル:錠前屋。金持ち。
○ザミョートフ:事務員。ラズミーヒンの話題に出てくる。211
○ザルニーツィナ:八等官未亡人。ラスコーリニコフから借用証書を受け取った。
〇ザルニーツィン:プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナにある剃刀の持ち主。ザルニーツィナとの関係性は不明。365
○シェパーロフ:商人。事務員をラスコの家に派遣した。202
〇シチェゴリスキー公爵;侍従武官。カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。
〇スヴィルベイ公爵:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの遠い親戚。
○セミョーン・セミョーノヴィチ:ラスコ母からの送金通知を受けた。
○セミョーン・ザハールイチ:たぶんマルメのこと?
○ゾシーモフ:医者。ラスコを診察した。203
○ソーニャ・セミューノヴナ(ソーネチカ):マルメの娘。娼婦。ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ。
○ダーリヤ・フランツォヴナ:性悪のゴロツキ女。
○ドゥーニャ(ドゥーネチカ):アヴドーチャ・ロマーノヴナ
〇ドゥシキン:百姓。居酒屋を経営。警察に出頭。
〇ドゥクリーダ:酒場でラスコに酒代をねだった女。274
〇ドミートリ―・プロコーフィチ・ラズミーヒン:ラスコーリニコフの大学のころの友人の一人。地主の息子。ワシーリエフスキー島にいる。正しくはウラズミーヒン。ラスコのために手形を買い戻した。ミドルネームホント式の名前はほんとややこしい。
○チェバーロフ:七等官。ラスコを訴える片棒。腕っこき。213
〇チート・ワシーリオ:事件があった部屋に住んでいる職人二人の年上の方
○ナスターシャ:ラスコーリニコフの住む下宿の女中。ペトローワ?211
○ニコージム・フォミッチ:区警察署長。
○ハルラーモフ:ラズミーヒンによるとラスコが住んでいた元の下宿。人名?210
○パーシェンカ:下宿のおかみ。211
〇パーブシキン:官吏。ラスが引っ越し祝いをする場所に住んでいる。292
○ピョートル・ペトローヴィチ・ルージン:ドゥーニャの婚約者。七等文官。45歳。財産を抱えている。
〇フィリカ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家の下男。
〇フィリップ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの家で首つり自殺した。
○プラスコーヴィヤ・パーヴロヴナ:ナスターシャ曰く、ラスコーリニコフを警察に訴えようとしているらしい。207pにラズミーヒンの話にも出てくる
○ブッフ:ラズミーヒンがハルラーモフと間違える。人名?210
○プリヘーリヤ・ラスコーリニコフ:ラスコーリニコフの母親。
〇プリルコーワヤ夫人:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフが彼女のアルバムに詩を書き込んだ。
○ヘルヴィーモフ:本屋。おそらく店名。人名かも。191
〇ベルグ:アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフの話に一緒に気球に乗るかもと出てきた。ジュール・ヴェルヌのこと?
○ヘンリッタ:イリヤの話に出てくる。殴られた。
○ペストリャコフ:学生。ラスコの殺人現場に居合わせた二人のうちのひとりとして警察署で話題。のちに拘留。
〇ベズゼメリナヤ公爵夫人:カテリーナ・イワーノヴナが最後の晩餐会であった人。309
〇ポチンコフ:ラスが引っ越し祝いをするアパートの持ち主。地名かも。292
〇ポーレチカ:カテリーナ・イワーノヴナの上の娘。ポーレンカ。ポーリヤ。ソーニャは?307
○ポコレフ:ラスコーリニコフにアリョーナの質屋を教えて、ハリコフに帰った。
〇ポタンコニフ中尉:ラスコの父親の友達。井戸に落ちて死んだ。391
〇ポルフィーリイ・ペドローヴィチ:法律家。ラズの引っ越し祝いに参加。小太り(下103)
○マルメラードフ:九等官。官吏崩れ。酒場の酔っ払い。
○マルファ・ペトローヴナ:スヴィドリガイロフの妻。ドゥーニャの悪評を広める。のちに反省。
〇マダム・レスリッヒ:ソーニャの近所に住む中年紳士。ゲルトルーダ・カルローヴナのところに間借りしている。427
〇ミコライ・デメンチェフ:ペンキ職人。ドゥシキンに金の耳輪などを打った。234
〇ミトレイ:ミコライと一緒にペンキ職人をしている。ミチカ。239
○ミコールカ:ラスコーリニコフの夢に出てきて馬車の馬に乱暴する御者。
〇ユーシン:商人。妹の婚約者が当面の住まいとして用意したアパートを経営。
○ラウィーザ・イワーノヴナ:ラスミーヒンの話題に出てくる。215
○ラスコーリニコフ:ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ
〇ラススードキン:ラズミーヒンのこと。ルージンが名前を間違えた。
○リザヴェータ・イワーノヴナ:アリョーナの義理の妹。35歳。
〇リッペヴェルフゼル夫人:家の持ち主。妹の婚約者の今の住まい。254
〇リードチカ:カテリーナ・イワーノヴナの下の娘。リーダ。
○ルイザ・イワーノヴナ:ラスコが警察署に出頭した時に室内にいた。ラウィーサとも呼ばれる。
〇レーナ;ソーニャの妹。下76
○レベジャーニコフ:ソーネチカを侮辱してカテリーナを殴った。マルメに本を貸した。下77
○ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコーリニコフ:本編の主人公。母親からはロージャと呼ばれている。
〇ワーシャ:アファナーシイ・イワーノヴィチ・ワフルーシンのもとで働いている小僧。390

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「苫小牧市科学センター/ミール展示館」

2025-03-22 00:46:49 | 今月のソロ活

2025/3/18

・ウポポイついでに調べてみたら、苫小牧市科学センターの隣に宇宙ステーション「ミール」の予備機が展示されているという。入場は無料。今どき立派。

・いまはISSが有名だけど、世代的にはミールのほうが馴染み深い。

・日本がバブル期のころに売り出されていたミールの予備機を、苫小牧の建設会社が買い取ったそうだ。

・勢いのある国がやることって、こういうことだと思う。

・苫小牧でロケット関連の実験も行われていたそうなので、全く脈略がないわけでもない。

・入館すると、別々のスタッフさんから「写真や質問OK、記念写真撮るときは声かけて」と、二回言われる。やさしい。

・実際に宇宙に行ったわけでもないし、展示用に直したところもあるそうだが、行こうと思えばこのまま宇宙に行ける機体ではある。すごい。

・最近、宇宙関連のことはだいぶん疎くなってしまったけど、それでも眼前の巨大オブジェには圧倒されるし、気持ちが高まる。

・中にも入れる。狭いのはもちろんだが、食事、操縦、運動、シャワー、睡眠、娯楽のスペースが、かなりシームレスに配置されている。

・ルームランナーがトイレをはさんですぐ横の床で、段差も計器もないので、解説を見るまで見落としていた。

・科学の粋を尽くした機能性の極致みたいな機体なのに、シャワーが使いにくくて、誰も使わなくなったという解説が味わい深い。

・さすがに今はもっと快適になっているだろうけど、ここで何か月も過ごすのはかなり大変そう。

・繊細な人は人間関係だけで無理だと思う。自分も無理。

・それでも宇宙に行きたいんだ、という人たちがいるおかげで科学は発展している。

・こういうのを今の子供が見たらどう感じるんだろうか。「絶対無理!」のほうが多そうだけど、それなりに「かっこいい!いつかのるぞ!」と思ってくれる子供もいるのかな。だったらいいけど。

・あわせて隣の科学センターのほうも見てみた。基本子供向けの実験コーナーが多いように感じたけど、「魔法の蛇口」の仕組みが本当にわからない。

 






※「SORA-Q」JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の共同開発。玩具開発技術によって作られた。実際に月面に着陸し、撮影した日本最初のロボット。


※ほんとに仕掛けがわからない魔法の蛇口。

 

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ヴィクター・フレミング監督『オズの魔法使』(1939年)

2025-03-21 23:59:00 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

2025/3/19

・農家の娘ドロシーが家出して魔法の国に紛れ込んでしまい、かかし、ブリキの木こり、ライオンとともに、オズの魔法使いを訪ねる話。

・タイトルロゴ、羽の生えた猿みたいな動物、気球、オズの魔法使いがハッタリをかますところ、ウィキッドに転用されている要素が多い。

・悪い魔女の妹の扱いが酷い。

・黒幕であるはずの悪い魔女が思いのほか前線に出てくる。遠見の水晶あるのに。

・テンプレ的な悪党の笑い方。カメラ目線で笑ったり、消えるときに説明しながら消えていったり、ウィキッド見たせいもあるけど、もしかしたらこの人、真面目なんじゃないかという気持ちになる。

・悪い魔女と水の関係がよくわからない。最後のほう、何か説明を見落としたのかなと思うくらい唐突。吸血鬼は流水がダメみたいなルールでもあるのかな。あんなので退けられるのは不憫すぎる。

・総じて悪い魔女の行動がいちいち不自然。

・本作を見て、「自称よい魔法使いが都合よく改ざんした物語なのでは」と疑いたくなるのはわかる。偽史感がある。

・かかしのダンス。力の入っているときと、抜けているときの動きが絶妙で、ほんとに体に藁が詰まっているように頼りなく見える。

・かかしもブリキの木こりも一応人間型に作られているから人間が演じても不自然ではないけど、ほぼ人間の姿のライオンが出てきた時点で、バランスがちょっと崩れる。実写版キャッツみたい。

・ときどき、犬のトトがお利巧すぎてCGみたいに見える。どんな訓練したらあんな感じになるんだ。

・ブリキの涙がさびた茶色だったり、シーンが切り替わ毎に馬の色が変わっていたり、演出が細かい。

・自力では空に飛べないオズの魔法使い。口は達者。

・足りないもの同士が連帯する仲良し四人組+ワンコの組み合わせが楽しい。

・それぞれ知恵と心と勇気がほしい。どれも人からもらうようなものではなく、行動を通して獲得していくものであるという展開はとても道徳的。

・ウィキッドはパート1でやりきったように感じていたけど、大元の作品を見ることで、まだまだやることがあるとわかった。期待して待ちたい。

(U-NEXT)

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「ウポポイ(民族共生象徴空間)」

2025-03-20 20:38:18 | 今月のソロ活

2025/3/19

・2回目。1回目は寝不足で頭が回らなかったのと、近くのホテルが開業記念で引くほど安かったので、前乗りした。

・10:00文化解説プログラム「ウパㇱクマ」→衣裳体験プログラム「アミㇷ゚」→10:30芸能体験「ウポポ アキ ロ」→11:00口承文芸実演「ネウサㇻアンロ」、伝統的コタン内でここまで一気に体験する。

・最初の「ウパㇱクマ」は座り歌、鶴の親が子に飛び方を教える舞踏、口琴の実演。

・かなりフリーダムなお子さんが実演中ずっと座布団と戯れていたし、後ろの一般男性がずっと唸り声をあげていた。お子さんはともかく、後ろの人はなんだったんだろう。

・口琴は伝統的なアナログ楽器なのに、マイクを通すと電子音楽みたいになる。ヒューマンビートボックス感。

・衣裳体験もやる。前回は似合わないだけではなく、額あても曲がっていて、だらしない絵面だった。

・今回はスマホを見て衣服を装着。スタッフさんに囲炉裏にたたずむ写真を撮ってもらうが、ものすごく申し訳なさそうに「確認してください」と何度か促される。

・後で確認したけど、モデル以上でもモデル以下でもなかった。分相応で全く問題ない。

・「ウポポ アキ ロ」はたまたま自分一人だけだった。

・スタッフさんと一対一。しかも「ウパㇱクマ」の進行の方と同じ人。気まずい気持ちもあったが、先方は自然な感じで進行してくれる。ありがたい。 

・「イランカラサーハッハッホーハッホー」の節の輪唱。

・音痴なので、音程はそこまで気にしなくていいと言われたのがありがたい。

・リズムと声の慣らし方、調和を楽しむものとのこと。

・やってるうちはよかったけど、終わってすぐに最初の六文字が怪しくなってしまう。上に書いてみたのも違うかも。

・口承伝承を残すのは本当に大変なことだと思う。

・「ネウサㇻアンロ」ではウサギの神様がおしっこで悪いカムイを退けた話。「イセボ テケレ」で「ウサギが跳ねる」。

・ステージや博物館は、まだ自分が楽しみ方をわかっていない感じ。次回以降に期待。学びも大事だけど、のどかな雰囲気を味わうのも大切だと自分に言い訳をする。

・日本では珍しい「民族」を考えるきっかけになる場所。もちろんアイヌが中心にはなるんだけど、それだけで終わってしまうのはもったいない場所だと思う。

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