草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本保守党が敗北した今は高市さんしかいない

2024年04月29日 | 祖国日本を救う運動
 敗北したにもかかわらず、ネットで収入を得ている自称保守派文化人が、日本保守党を持ち上げるのは、百田氏や有本氏を絶対視する人たちの数が一定程度いるからだろう。ネットビジネスとしては、大事なお客様なのである。
 今回惨敗したのは、いくつかの理由がある。一つは自民党支持者をこきおろし、敵視敵対していた。自分たちが批判されると、すぐに自民党の手先であるかのような言い方をした。誰が敵であるかを忘れて、結果的に保守の票をまとめることができなかった。
 もう一つは、声なき声の自然発生的なエネルギーを利用できなかったことだ。あくまでも、候補者は飯山氏であるにもかかわらず、百田氏と有本氏が最初から最後まで前面に出ていた。そこまでやるのならば、自分たちが立候補すればよかったのだ。党員が協力しようとすると、それに待ったをかけたのも、なぜなのか理由が分からない。
 致命的であったのは、政策論争に持ち込めなかったことだ。自民党の「裏カネ」などよりも、中国やロシアの戦争勢力が、いつ我が国を攻撃してきても不思議ではないのである。岸田首相ですらも、その点は若干理解している。それを声高に訴えなかったために、他党との差別化ができなかった。それは経済政策でも同じである。
 まともな判断をしていたのは、暇空茜氏くらいであった。日本保守党がその場しのぎであるという批判は、ある意味では的を射ていた。立憲に議席を与えないためには、維新に票を集めるべきというのも、まさしくその通りであった。
 最悪の事態になったことで、自民党の国会議員は戦々恐々としているはずだ。これでもまた岸田首相を担ごうとするのか、上川外務大臣を頼りにしようとするのか、そんなことでは自民党は政権を失うだろう。
 もはやここまでくれば高市さんしかいない。自民党政治に汚染されておらず、靖国神社に参拝し、日本のチカラを復活しようとする政治家を、保守は結束して推さなくてはならない。
 山を動かすには、小手先では駄目である。高市さんのもとに、党派を超えて結集し、特定左翼の立憲と共産党に立ち向かわねばならない。その大きな流れをつくっていくしか、残された選択肢はないのである。

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