草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

武装のない民族は消え失せるだけだ

2022年08月14日 | 自衛隊
 
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 今の日本の危機というのは、チベットやウイグルでジェノサイドを行っている全体主義独裁中国が、我が国を侵略しようと虎視眈々と狙っており、日本国内にその協力者がいることなのである。
 なぜにマスコミはその危機を伝えないのだろう。日本の排他的経済水域にミサイルが5発も撃ち込まれたにもかかわらず、岸田内閣の外務、防衛の両大臣は親中派といわれ、国家として日本が身構えるのではなく、逆に言いなりになろうとしている。攻め込まれないうちから、白旗を掲げるようとしているのだ。
 これで日本の自由と民主主義は守れるのだろうか。経済界もマスコミも親中派一色ではないか。統一教会を問題にするのならば、北朝鮮との関係こそ指摘すべきなのである。文鮮明と金日成との急接近については論じないのは、あまりにもミスリードである。
 私たちは間もなく、想像に絶する事態に直面するだろう。日本の国家が存立できるかどうかの、瀬戸際に立たされるだろう。そのときに、私たち一人ひとりが毅然とした態度をとれるかどうかなのである。すでに有事は始まっており、日本の分断は進んでいる。しかし、最後の一線はかろうじて確保されているのである。
 昨日の香港がそうであったように、今は台湾が危ない。マスコミの思い通りになっていたのでは、日本は亡びるしかない。国家緊急権の発動すらも検討すべきなのである。
 もはや自民党も頼りにならない。憂国の士が少しでもいるのならば、除名覚悟で岸田首相を徹底的に批判し、現在の深刻な状況を国民に訴えるべきではないか。このままでは自民党は親中派の手に落ちる。そうなる以前に、立ち上がる国会議員はいないのだろうか。もはや一刻の猶予も許されないのである。
 何度でも僕は引用する。カール・シュミットの『政治的なるものの概念』(清水幾太郎訳)の有名な文章を。
「武装のない民族は味方を持つばかりであるなどと信ずるのは、愚かなことである。恐らく敵は吾が無抵抗の態度に感動することだろうなどとは、下等な胸算用に過ぎぬ。或る民族が政治の領域において自ら固執する実力または意志を最早持たぬということによって、政治的なるものがこの世から消え失せるわけのものではない。唯々弱い民族だけが消え失せるに過ぎない」

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