日米首脳会談 自民・佐藤氏「最高の失言」 米大統領の台湾防衛発言
首脳会談で握手する岸田首相(右)とバイデン米大統領=23日午前11時36分、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影)
自民党の佐藤正久外交部会長は24日午前の党会合で、訪日中のバイデン米大統領が台湾で紛争が起きた場合、台湾の防衛に軍事的関与するとの考えを示したことについて、「最高の失言をされた。これまでの台湾に対する曖昧戦略から一線を越えた」と歓迎した。
【地図でみる】ロシア、中国、北朝鮮…日本防衛に迫る3つの正面
佐藤氏はまた、「バイデン氏がここまで発言をした以上、日本自らが外交力、防衛力を車の両輪としてさらに強化することが極めて大事であり、われわれ政治家も覚悟が求められている」と語った。 宮沢博行国防部会長も「バイデン氏の台湾へのコミットメントは核心であり、本音とみていい。この東アジアの安定に寄与するものだ」と評価した。 バイデン氏は23日の日米首脳会談後の共同記者会見で、台湾有事の際に米国が軍事的に関与するかを問われ「イエス」と明言。その後、ホワイトハウス当局は台湾に関する政策に変更はないなどと釈明した。
★
国際ジャーナリスト
バイデン大統領の台湾防衛発言が失言か、あるいは、意図的なものであったかは議論が分かれている。実はバイデン大統領の台湾防衛発言は昨年8月、10月に続き、3回目。今回は特にロシアのウクライナ侵攻の後だけに、単なる失言とはみなしにくい。筆者はバイデン氏の個人的信条から生じた「確信犯」だとみている。 バイデン大統領の発言は、アメリカの立場が中国が武力を使用するかどうかで決まり、台湾の独立は支持していないことを示した。それは、台湾をめぐる現状を維持するための強い言葉であり、中国が長年にわたって台湾に対して圧力を強めていることへの対応だとみられる。 いずれにせよ、台湾防衛を曖昧にしてきた歴代の米政権の政策からかなり踏み込んだ内容で、中国の台湾軍事侵攻を大いにけん制する狙いがあるだろう
⇒最初にクリックお願いします
〇 佐藤正久外交部会長の「最高の失言=最高に優れた発言=一番上等の失言」ってことで「大いなる誉め言葉」って事だろー
・ 米国がウクライナへの「軍事的に関与をしない」と送った信号に悔やんでの事か・それともオバマ時代に、副大統領として中共に好意的に働いた事への反省からか?と、勘繰ってしまうが、、、ハズレ?
〇 いずれにしても、台湾・日本にとって琴線に触れる一言だ。https://blog.goo.ne.jp/ja10ayja10ay/e/6b46aabe0a067676a89d106f77de466f