やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

恵みの雨なのか?!凍える身体と当たらぬも八卦なフルスイング釣法とは如何に?

2021-09-10 14:05:21 | 釣部
滝行とは文字どおり滝に打たれて修行をすることで、冷たさや水圧などに耐えながら煩悩を取り払い
無の境地となって心を静寂にする効果があるとされている(らしい)



・・・の境地?ミタコトナイゾ

心頭滅却すれば雨もまた温し


***


例によって亡国棒県某海にやってきた。えぇ前回はシイラカンス釣りでしたっけか?


あの超がつく程カタルシスの無かったキャスティングゲームでしたが
出来ればあと一回と密かに思っていたのだがあっさり今期終了の報が。


うーんペンペンペペンシイラでもシーズン終わると寂しさはあるネ。夏が去って行くような気分じゃ。


とは言え入れ替わりに秋シーズンが開幕するって事でつまりはイナダの時期になってきたのだ。


確か記憶が正しければ去年もうしないかも~と宣言した様な思い出もあるけど結局また来ちゃいました。


何故なら今回はジギング初心者イワゾー社長にレクチャーするって役目があるのだ。
ジギング入門にはイナダなんかが最適でしょ?


ヌコ船長は二日酔い


そんな訳で来たのは良いのだが乗船時間になりポツポツと空から大粒の雨が落ちてきた。


予報では昼まで本降りになるらしいがまぁダブルレインマンが揃えばこんなもんよね。
やがて雨音はドドドドと16ビートになる・・・


***


さて滝修行・・・じゃなくてイナダジギング。


ここ最近の某海のイナダは非常に好調で数も伸びるしワラサ級もチラホラ釣れるので一撃アリのいい状態だ。
まず間違いなく幾つかは釣れるだろう。その数多のバイトでジギングのコツを掴んで欲しいと思う。


タックルは私のをレンタルしジグは適当に買ってこさせた子を装着(商品名は知らん多分60g)させた。


右が社長


基本的にリーリングはボトムをとった後にワンピッチジャークで1回シャクって1回巻き上げてくるだけ。


その単純で難しいリズムを習得出来ればだがやらせてみるとリールは巻けるがやはりロッドワークが甘い。
それではジグがイレギュラーにハネる魚にとってオッ!っと魅力ある動きは出ないかも?


だがそれも慣れ。


やがてルアーが馴染んでくると魚も絡んでくる。


あぁ今回は上記にもあるように豪雨下の戦場(船上)であり気軽に撮影出来る状態ではなかったので写真が少ないです。


ポツポツとバイトが出てそして見事キャッチ!


キタザンス!

イナーダゲト


とにもかくにもコマセが効いて魚が寄る前に拾える魚は拾ってしまわないと途端に難しくなるのは知っている。
スタートダッシュこそルアー屋の真骨頂!勿論ワラクシも!


だがルアー時合は案の定短い。


ミヨシから振り返るのも嫌になるほどエサ師は釣れ始めているのだが当然ルアーを全く追わなくなってしまった。






!!


??


これ根掛かり?っとベタな疑問が出る程、本当に根掛かり風だがリフトアップするとゴンゴン!と頭を振る。
ん?重い?ゆっくり頭を振る?


こうゆうの覚えがあるぞハハァ


サワラ船に乗った際に散々掛けたエイに超似ている。重いけど引かない。うん間違いないかも。
そう思うと結構ぞんざいに巻いてきたのだが海面でギラリと光った魚体は何か違う。


ん?茶っぽいがメッチャ太いゾ?!





ハタだ!



それはそれはもう超巨大な超高級魚マハタ様大降臨!そして重い!!!ボディもロクマルオーバーだが重さも半端ない!
うぉぉぉぉぉ獲ったどぉ~!


***


ちょっと満足~いやかなり満足だがまだ朝イチ大雨続行しか進むべき道はない。ザザザザドドドドド


だがもうコマセ狂いのイナダっ子達はルアーチームには見向きもしない。本当にマヂで。
左ミヨシのベテランさんが手替え品替えの末に何とか時速1匹くらいで掛けるが我等凡人組はゼムゼム。


それは奥の手であるジグサビキを持ち出しても状況変わらず。


ボトム付近にベイトがいないのか何にもバケにつかないのだ。勿論直接的にバケにイナダが喰ってもおかしくはないがそれも皆無。
一応お互い手段が被らない様にイワゾー社長がサビキやればワラクシがジギングと交互に何か当たらないかな?と。


だが中々結果は伴わない。


ならばいっそのこと移動して欲しいのだがエサチームは至って好調なので動く理由も見つからない。ウムムム・・・


しっかし良く降る雨だ。


既にレインウェアを浸透通過して色々グッチャリ身体はグッタリ。おまけにイワゾー社長は寒いらしい。
逃げ場のない海上でそれは危ないサイン。だから用心しろと・・・


それでもミヨシに折れるとか止めるとかの選択肢は残念ながらない。ただただやり続けるだけだ。





ジグがフォールしない?これって~


シイラでした!


女の子やね


あららら大きいとは言い難いけど先日よりよほど立派なシイラさん。ジャンプも見せてくれてアザース!


***


時刻は11時頃か?ようやく船長が動き順番は逆だがいつもの湘南観測塔に向かう。
庄三郎丸と言えばココ!ってくらいファーストポイントにする場所。水深は20m強。


黄色はラッキーカラー?


とにもかくにもコマセが効く前にルアーチームは結果を出さなければならない。
だが撃てども撃てども反応がない。マヂで?!


ここで裏切られた事はないくらい鉄板ポイントだと思っていたが
やはり場所もさることながら釣れるってのは朝イチと時合のお陰なのか?本当に駄目だ。


余りルアーローテーションせん人だが今回は持って来たジグのほとんどをここで投入したのだがカスリもせん。
もちろんジグサビキにも無反応。ナゼナノカ?


だがコマセ軍はスロースタートながら時間経過と共に結果が伴って来ている。ウムム悔しいのう。


報われない努力は人を疲弊させてゆく。空振りし続けるジギングにワラクシの左肘ももう止めてと訴える。


6時間大雨に打たれ続けやがて低体温となれば脳内は温かく湯気の立つラーメンの事しか考えられなくなったw
ラーメンラーメンラーメンアーメンラーメンアーメンラー???思考にノイズが入ってまともに考えられない。


そんな色々カヲスな状態でもあと1匹せめて1匹とブツブツと呪いの言葉をはきながらジャークを繰り返すが無念のタイムアップ。


結果としてワラクシは場外ホームランは撃ったけど打率は著しく下げた感アリ。イナダチョボチョボ。シイラペラペラ。


そしてジギングデビュー戦となったイワゾー社長はイナダ3匹くらいと正直散々な結果に終わらせてしまった。
今回はワラクシが釣るのではなく釣らせてナンボの企画だったのにスマン(←いつも通りじゃんね)


さぁ機嫌直してラーメン行くべ!


ダメだコリャ


***


ヲマケ


平塚港から10分くらいのラーメン「晴や」っか大雨ですけどネ。


豚骨の湧く泉はこちらかね?

粉おとし・・・って何?


博多豚骨ラーメンで細麺の正統派。ワラクシが注文したそこの看板ラーメンに間違ってイワゾー注文のキクラゲを
大盛りトッピングされてしまうハプニングがあったがお店のご厚意でゴチに。ありがとうございます。


うんうん!超冷えた身体に浸みる旨さだが残念ながらキクラゲの歯ごたえが強すぎて(しかも多過ぎて)
麺を食べてる感じがしねーwでも評判店の噂に違わず非常に美味しい一杯でした。


しっかし釣り上がりのラーメンってなんであんなに美味しいんだろうねぇ?


やっぱりそこに辿り着く為の(大抵は散々な)ストーリーがあるからでしょうか・・・


御馳走でした
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1 コメント

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ジギング (イワゾー)
2021-09-13 11:33:23
結構、ジグをチェイスしてきてたんだけど、食わないから私のロッドアクションにエロさがなかったんだと思います。

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