そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

今こそミャンマーを説得するべき立場にある日本であるが

2021-12-07 | 国際・政治
ミャンマーの裁判所は6日、アウンサン・スーチー氏に対して禁錮4年の有罪判決を言い渡した。スーチー氏は、11件の罪状で訴追されており、今回が最初の判決であるが、有罪判決が積み重なれば、実質的には終身刑を言い渡されたことと同じである。
スーチー氏が率いた国民民主連盟(NLD)政権で大統領を務めたウィンミン氏にも、同じ罪状で禁錮4年の判決が下されている。
軍事クーデターであるから驚きはしないが、大量の国民が殺害されている。世界各国は手を込まないているだけである。経済制裁が行き過ぎると、中国ロシアへと大きく傾くであろう。厄介な問題である。事実中国もロシアもミャンマーの国内事情だと、国軍の非難を控えている。
国軍は見方によっては、行き詰ったのでスーチーに一時任せて民主化した振りさせて、安定するころを見計らって激減した利権の回収にでたともいえる。
日本hミャンマーと最も近しい関係にある国である。独立の英雄でスーチーの父親のアウンサン将軍は日本で学んだ親日家で、独立の戦いに日本軍が大きくかかわっている。
敗戦後日本に、独立したばかりのミャンマーがコメを安く輸出してくれた事もある。兵士が戦後ビルマに残って僧侶となる童話、竹山道夫の「ビルマの竪琴」は事実に基づくものであるが、近親感を持たれ人気があるのも理由がある。
日本は親日国家ミャンマーに今こそ、世界情勢から説き説得させる最も相応しい国といえる。他国と同様に手をこまねいていつ場合ではない。アメリカの尻馬にばかり乗っていて、独自に外交を忘れてしまっている。

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