ぶら旅雑記帳 2024

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重いパワーアンプの移動用ウインチクレーンの製作

2024年04月30日 | オーディオ

パワーアンプはGOLDMUND8.5で重量が40kgほど。レイアウト変更やメンテ出し、または引っ越し等でオーディオラックからパワーアンプを取り出す際に
自力で持ち上げて移動したり、今回のケースの様にパワーアンプをスピーカー間に設置から移動してオーディオラックへ入れるのはひとりでは無理な重量である。
多くの重量級パワーアンプを所有している方々は常々パワーアンプ用の簡易クレーンがあれば楽なのになと思っていることだと思います。

何とか簡単に運搬する方法はないかと考えていたが、先日の青春18きっぷの旅をしている時に列車の中で考え事をしていてひらめいた。
当初イレクターパイプでクレーンの骨組みを組むことを考えていたが、もっと簡単に移動式ウインチクレーンを作ることが出来ることを思いついた。
但しパワーアンプがオーディオラックの最下段にあるので、もし中段の棚で出し入れをするなら、もうひとつ工夫が必要になる。
今回は、スピーカーの間の台車上に設置していたパワーアンプを移動して最下段のラック棚に収めるもしくは取り出す方法です。
ちょっと苦労したところは、ウインチのフックを洗車台の天板の下に通す為の穴開け作業が手間が掛かりました。
穴の上にひとつ滑車を設ける事も考えましたが、ワイヤーがこすれる部分は角が取れており吊るすものがそれ程重い物でも無い、滑車のレイアウトが成立しない等の理由で付けませんでした。

洗車台を活用して足にキャスターを付けてクレーンにする方法である。電動ウインチはアマゾンで9千円ほど。洗車台は元々人が乗る設計になっているので強度は心配無い。
吊り上げたパワーアンプをオーディオラックに収める為、オーディオボードに引き戸用の車輪をダブルで付けてクレーンの近くまで引き出し吊り上げたパワーアンプをそのオーディオボードに載せてオーディオラックに転がして収めるやり方です。ラックとの段差は同じ厚さの板を敷いてツラいちになるようにしています。

クリプトンのオーディオボードに引き戸用の車輪を付けた。更に車輪がオーディオラックの棚板にアンプの荷重でめり込まない様にサンシャインの制振プレートを敷いている。

電動ウインチは2000lbsでアマゾンで9千円ほど。リモコン付き。買ったときは7千円ちょっとだったが最近値段が上がっている。動作は車のバッテリーじゃないと動かなかった。
たまたま、車のバッテリーを交換する予定だったので、車のバッテリー交換で元々車に載っていた方のバッテリーを活用しています。
バッテリーも移動できるように余っていた小さなキャスター付きパソコン台車に載せています。

このウインチクレーンの利点は、簡単にバラシて折りたたんで収納出来て製作も容易でどなたにも作れるところだと思います。
もう重いパワーアンプはヤメにしようかと思っていましたが、今後アンプの買い替えを検討する際に選択肢を狭めることをしなくて良くなりました。

余談ですが、パワーアンプをスピーカーの間に置いてプリアンプとパワーアンプのRCAケーブルを長くするより、プリアンプのそばにパワーアンプを置いてRCAケーブルを短くしてスピーカーケーブルを長くする方が音が良いです。


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