地村保志さんと妻富貴恵さんは11日、福井県小浜市を通じて父保さんの死去についてコメントを発表した。全文は以下の通り。

 7月10日午前2時39分、父保は、93歳で永眠いたしました。

 父は生前、私たち拉致被害者の救出に向け、全力で闘ってくれました。そのおかげで、私たちは平成14(2002)年10月に無事、祖国日本へ帰国を果たすことができました。

 父の救出活動がなければ、私たちの帰国もかなわなかったと思います。あらためて、父には心から感謝したいと思っています。

 横田めぐみさんの父滋さんに続き、父も亡くなりました。拉致被害者・家族は高齢化し、解決には一刻の猶予もありません。

 父は生前、すべての拉致被害者が帰国できることを心より望んでいました。父の遺志を引き継ぎ、我々の世代で拉致問題が解決されるよう今後も取り組んでいきたいと思います。

 令和2年7月11日

      地村保志

       富貴恵

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拉致被害者、地村保志さんのお父さん地村保さんがお亡くなりになりました。

ご冥福をお祈りいたします。

今年2月の有本恵子さんのお母さん有本嘉代子さん、

先月の横田めぐみさんのお父さん横田滋さんに次いでのご逝去です。

有本嘉代子さんや横田滋さん夫妻の発言がよく取り上げられますが、

地村保さんの強烈な政治家批判は忘れられません。

よくぞ言ってくれた、そんな気持ちでした。 

テレビの生番組での発言です。

 

家族会が発足してから十何回も陳情に行った。

旧社会党は北朝鮮と一番近いパイプ役になってくれると最初は期待していたが、

土井党首は「拉致はあり得ない」と北朝鮮の口上そのものをぶつけて大変腹立たしい。

野中(広務)さんは特別に北朝鮮を擁護した言葉で

私らが抗議行動を起こした時でも拉致家族を犬や畜生のように罵った。

被害者が帰国した今でもまだまだ北朝鮮を擁護するような事を口走っている。

ああいう国会議員は24年間拉致問題を遅らせた野中、亀井(静香)、中山(正暉)、

土井らには即責任を取って辞めさせて欲しい。

※中山正暉氏は知らなかったです。

詳細はwikiにあります 拉致解決への妨害疑惑

親と子は別人格です。河野洋平と河野太郎。そして中山正暉と中山泰秀。

どちらも息子の方が国を思う気持ちは強いです。念のため。

 

当時のテレビの生放送について辛坊治郎さんがラジオ番組で証言しています。

上記の地村保さん出演のテレビ番組の前日の事なのかもわかりません。

48:00~ 横田滋さんがお亡くなりになった事に関連して

     横田哲也さんのメディアへの指摘と、被害者帰国時のテレビ生放送の様子。