こちら噂の情報局

酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

大型連休から大型入院暮らし突入とうとう半月

2024-05-09 | 日記
他人の闘病記など、もう飽き飽きと思う。
でも我が備忘録も兼ね、有難いことに知人友人が「どや?」と尋ねてくれる。
もうとっくに退院していると思っている人が多数のようだ。
現実は甘くない。
開いた口が塞がらない。
これは驚きの表現だが、我が腹部がその状態。

感染症撲滅のためエブリデー洗浄。
その状態が、どれだけ改善しているのか。
連日のレントゲン、採血。
本日は造影剤を投入してのCT検査。
洗浄のため既に抜糸している術部はパックリ口を開いたまま。
これをまた縫うのか、と絶望的な気分だったが違った。
鎮圧閉鎖療法フイルムという。
要するに傷口は唇を閉じるように寄せて、フイルムを張り付ける。
そこに特殊な監視のような医療器具を設置。
血流を促し細胞の活発化を促す。
あいた口を塞ぐという段取りだ。
若者や健常者なら細胞は活発化するだろう。
だが、老体に糖尿持病とあっては、そうも上手くはいかないかもしれない。
ドレーン(体液排出管)、点滴にまたチューブが増えた。
その前に念入りな洗浄、これがまた激痛。
いつもなら1時間もすれば、痛みは癒える。
今回はなかなか痛みが収まらない。
再度の痛み止めを所望した。
ゴールはそこにあるのか、もっと先か。
もう15日間、千秋楽まで取りきったのだが我が土俵はままならぬ。
8階の病室から六甲摩耶山系。
手前にJR神戸線、阪急神戸線、阪神高速道路が何事もなく、電車、車が行き交っている。



新聞抜き病院暮らし2週間

2024-05-07 | 日記
社会人になって2週間も新聞抜きの暮らしは初めてだ。
昨日は明るい話題が目白押し。
▼大谷2発10号4の4
▼怪物井上が悪童ネリをKO粉砕
▼凱旋ベイ筒香が復帰即逆転1号3ラン
どれをとってもトップランク。
結果はスマホで分かる時代。
でも、各新聞はどんな扱いをして、どんな料理をしているのか、に興味津々。
活字中毒人間にはつらい。
家に山積みされた新聞を早く読みたい。
我が身と言えば、まだ自由に歩けない。

右脇腹にはドレーン(体液排出管)がつき、抗生剤の点滴がぶら下がる。
昼下がりの悪魔タイムの治療がなければ、足腰は普通。
食べて元気になる主義は復活。
といっても重湯がお粥。
底をさらうと米粒が泳いでいる。
出されたものは完食する。
こちらに出来ることはこれしかない。
術部の洗浄は1週間連続で続き「また、あした来ます」とハンで押すドクター。
炎症が下がり切らない。
創部(術部)感染の疑いでのエブリデー洗浄。
以上が看護師資格を持つ二女の説明。
とにかく激痛伴う洗浄を早く終えることが、切なる願い。
ゴールデンウィークが終わり、検査も本格化。
今朝も採血、レントゲン。
連休明けとあって、ロビーは大混雑。
CTは明日に持ち越し。
(後に更新あり)



悪魔の時間になった昼下がり

2024-05-03 | 日記
一連の病レポートを見た娘や知人らが言った。
「それだけ書けていたら、大丈夫やね」
まあ、脳と手の神経をやられて、救急搬送されたわけではない。
当欄は話題の提供に備忘録を兼ねている。
救急車の担架に乗せられた時点で「記録を残す」衝動に駈られた。

その時点では命を賭す手術をするなど、想定外外外だった。
人生初の入院はGW再突入の最中、10日目に入った。
手術をして、そのまま日にち薬になる、という考えは甘かった。
掃除仕切れなかった膿を含む雑菌が体内残留。
糸を縫い直し2回。
除去を繰り返した。
それでも縫い口が感染した、と更に2回。
連日のレントゲン、CT、スキャナーなど検査結果を見ながらの作業。
とりわけ採血は小ボトル2本分を腕と脚から抜いた時は驚いた。
手術は毎度痛みが伴う。
特に洗浄は痛い。

傷口に消毒液を塗る前に小型シャワーホース様のものでプシュプシュ!
焼け火箸を傷口にジュッ、ではなくジュジュジュー。
麻酔はない。
まだ当分続く、らしい。
昼下がりが魔の時間になった。
昨日から食事が重湯になった。
ヤクルトミルミル、共進ミルク、葛湯などが付く。
一気に増えて肩で息しながら、片付けていく。
全部は無理。
チューブ人間が今は抗生剤の点滴とドレーン(体液排出)だけになったのが、僅かな救い。
持病は糖尿病。
毎朝のインシュリン錠剤は既に10日以上飲んでいない。
聴けば今呑むと低血糖になって逆に危険、とのこと。
それもそうだ。
食事は朝昼晩ジュースだけだった。
今度は血糖値に気をかけないといけない。
1日3度ほど指先をパチン。
それを機器で測定することになった。
数値次第ではインシュリン注射をブスリ。
此が嫌でウォーキングに励み体調キープしてきたのに、何のこっちゃだ。
とはいえ峠は越えた、と勝手に思う。
体重は4キロ減の67キロ。
努力しないでダイエット出来る法である?
持病のお陰で救急車の受け入れ先が決まった。
今度は持病が回復へのキーワードになっている。
世の中、明あれば暗あり、だ。





さらば我が友えりも漁師~災いは波状攻撃

2024-05-01 | 日記
若葉の輝く5月MAYになった。
1年中を通じて一番好きな季節かもしれない。
春先に半世紀以上交流した知友を亡くした。
約半世紀前、法大1年と地元高1年。
佐々木和秋。
進行性大腸がん。享年71。

交流はオヤジ一実(故人)から
2代続いた。
和秋は長男で襟裳岬の漁師。
私は夏の2年昆布漁のバイト暮らしを続けた。
7~9月の夏3か月足らずで昆布漁が1年分の収入を得ると言われた。
次男坊は20代で昆布漁中にロープが絡まり海底に消えた。
遺体は上がらず仕舞い。
舟に同乗していた和秋の衝撃は、計り知れない。
のほほんとしていた和秋より、利発な次男。
1度は上京し別の世界に挑んだが、漁師として出直した矢先だった。
漁師の道に戻った次男を
誰よりも喜んだのはオヤジだった。
この生一本な漁師は和秋を責めた。
つらかったろう。
くわえて毎夏、否応なく巡り来る。
漁場は事故のあったところ。
お盆には浜で迎え火を梵く。
忘れろ、といっても詮がない。
そんな和秋が夏を待たず逝った。
つらい十字架を背負いながら、オヤジを引き継いだ。
こちらも社会人になっても、夏には応援グッズを送った。
それが暫くして、師走の交換になった。
年末になると昆布、鮭。
時にはたっぷり天然いくら、サケトバ、、。
景気の良し悪しが、内容の付録で分かった。
こちらも都会でしか買えないものを送った。

ところが昨年師走は珍しく干物セット。
おっ変化球投げてきたな、と思った。
昨夏は時化続きで、満足な漁も出来なかった。
日高昆布不漁とも報じられた。
「無理すんなよ。送らんでエエからな」
事前に伝えていたので、考えあぐねたのか、と思った。
「珍しいもの送ってくれたなあ。初めてやで」
礼を言って、暫くするといつも通り昆布が来た。
こちらのものが届いた時は、直ぐに連絡が来る。
おかしいな、と思ってLINEするが既読には、なるが返信はない。
コールしてみても出てこない。
異変を感じたのは、この時だ。
何かあったら、また、連絡して来るだろう。
此がいけなかった。
正月明け1通のLINEがきた。
珍しく家族写真が送られてきた。
ああ、元気そうだった。
「オヤジそっくりになったね」
そう送り主に返信したところ、以下の文面。
「兄は昨年末から、余命3~5か月のがんなのです。本人からは、内緒に、との話ですが、お伝えだけは、と。涙が止まりません」
前述のパズルのピースがはまった。
正月から気になって仕方なかった。
入院中なら迷惑だし、家族に問い合わすのもためらわれた。
ましてや命のこと。
悶々とした。
と、同時に我が右脇腹の謎の痛みが頻度を増した。
ストレス絡みの肋間神経痛と、自己判断に至った主因でもあった。
和秋は余命といわれた、ほぼ同じ3月14日、天に昇った。

訃報は4月頭、同じ家族からのものだった。
何か事情があったのだろう。
もう少し、したら駆けつけようとした最中の我が闘病生活。
「だべぇ、むろさんに言うたら、すぐだもんな」
ひょっとしたら和秋が、死にストップかけたか。
救急が1日遅れていたら、天国の階段で会えたかもしれないのに。
この日、四十九日法要が営まれた。



誕生日は3度目開腹手術のプレゼント

2024-04-30 | 日記
6年前の誕生日は、古稀を迎え平成から令和に元号が変わった。
コロナといえば、まだ沖縄ビール。
健康で日常的な暮らしがあった。
【19年5月1日付 報知新聞】
今年は25年問題の主役になる後期高齢者の仲間入り。
元気一杯のゴールとはならず、倒れ込んでテープを切った。
横綱2人が盲腸炎で亡くなったのは知られている。
戦前の玉錦、戦後の玉の海。
我慢に我慢を重ね手術。
成功したものの、合併症でいずれも他界した。
盲腸炎でも亡くなるんだ、との驚きの記憶が、特に玉の海に残る。
人生いろいろある。
ハノイ陥落、ベトナム戦争終結。
イタリアの伊達男サンドロ・ロポポロを2回でぶっ倒し世界王者になった藤猛。
当たれば倒れるハンマーパンチは忘れない。
今でも最強のボクサーと思っている。
いずれも我が青春時代の誕生日の出来事だった。
サッカー男子がパリ五輪キッブを8大会連続ゲット。
イラクを2-0で破るドーハの歓劇だった。
病院からたっぷり誕生日プレゼント。
3度目の開腹、1時間の手術。
朝からCT、レントゲン、右腕と右足首2箇所からの大量採血、尿検査、啖提出など検査ラッシュ。
丁寧に上半身と両脚の血液スキャン。
血栓が飛ぶと危険ということでの検査だった。
おかしいな、と思ったら右横隔膜に膿、雑菌が残っている、、、。
素晴らしきハッピーバース&オペデーでございました。


生死は紙一重を知った男の物語

2024-04-29 | 日記
緊急手術前には元気一杯2万868歩ウォーキングした男か4日後、亡くなっていた。
だれもが幸せなピンコロ人生、と思ったかもしれない。
「1日遅れていたら間違いなく死んでいた」
血相を変えて呟いた担当医の言葉か、未だに頭を駆け巡る。
連鎖爆発した内臓の痛みにのたうち回る断末魔。
これはピンコロなどではない。
今頃、こうしてアップ出来ていない。
地上から私の姿は確実に消えていた。
術後、ICU(集中治療室)に2日を経て一般病棟暮らし。

外界はゴールデンウィーク。
相変わらず術後部分に痛みはあるし7度前後の微熱状態。
連休突入した28日、朝昼晩「クリア」というネスカフェの果汁200cc(1食分)を飲めるようになった。
固形物はまだまだ。
飲んだ後、苦しい。
大量の漢方薬や痛み止、整腸剤、カリウムなど粉末錠剤を飲む。
胃は破裂しそうだ。
それにしても入院生活は息つく暇ない。
75年生きてきて何もかもが初体験の入院だから、見るもの触るものフレッシュだ。
仕事柄、見舞いと称して取材をかけたものだが、相手はこんなだったんだなあ、と今更ながら感じる。
2度目のCT検査後の今朝は恐れていたことがやって来た。
「まだ腹水が残って、膿、雑菌があります」
つまり、もう一度腹を開けるということだ。
今回は部分麻酔。
血が出てきたのが見えたが、寝ることにした。
チクチクという痛みは断続的に感じる。
担当医の手元をみると糸が見える。
5針縫合したとか。
今振り返れば予兆らしきものはあった。
朝食後の日課はウォーキング。
正月明けごろから、右脇腹に筋肉痛のような痛みが5日ほど続いた。
痛めるような
らしい運動はしていない。
実は師走から年明けにかけて、心かき乱す話(また別項で)があった。
そのストレスで肋間神経痛でも?とも思った。
そうこうしているうちに時々、痛みは出るがすぐ消えては、間を開けて続いた。
日常生活に支障などない違和感。
嘔吐したあの日、初めて体が悲鳴上げることになった。
体の中では何が起きているか、分からない。
これが最後であってほしい。



実録!生死かけた緊急手術の我が体験記

2024-04-28 | 日記

1日どころか、時間との勝負だったようだ。
再送された病院に着いた途端、異様な雰囲気に包まれた。
IK病院の担当医が血相を変えた理由をここで知った。
初耳のCPR32.94の異常な数字だった(前回触れている)。
救急車から降りた瞬間、多くの看護師たちが駆け寄ってきた。
「血圧、体温、、、」
走らせながら声が飛び交い計測、院内に突入。

再び天井が映画のワンシーンのように、過ぎ去っていく。
スマホの動画で撮影したかった。
痛みで体が動かないだけで、しっかりしていた(と思っていた)
まず到着したのは規模の大きなCT。
電子音声が「大きく息を吸って20秒止めてください。もう一度、繰り返します」
なかなか、心肺的これがきつかった。
終わるとゴロンとストレッチに乗せかえられて、レントゲン室へ走る。
IK病院と同じ手順だが、関わる人がやたら多い(そう感じた)
一連の作業が終わった後が修羅場だった。
まな板の上の鯉以下だった。
なぜなら我が身は鯉のようにビョンとも跳ねられない。
頭の中だけグルグル稼働している。
記録しなくっちゃ。
あっという間に身ぐるみ剥がれてスッポンポン。
あられもない姿。
地位も名誉もプライドも、一切を捨て去られる。
あちこちで指示が飛び交っている。
いきなり来たのが尿管チューブの挿し込み。
何やらまさぐってはいるな、と思ったのは瞬間だった。
ズキューン。
劇画風に表現するとそんな感じ。
痛いのと気持ちの悪さが、同居。
そんなことを思っている暇はない。
同時に右手首に2本針がぐいぐい食い込む。
飛び上がれないが、それ程の激痛が続く。
血圧をコントロールする管を動脈にいれこむらしい。
顔の方には酸素マスクが被された。
「口から管を通すのですが、ひげを剃っていいですか?隙間があくと雑菌混入の危険があります」
未練はない、けれど85年タイガース優勝以来39年の相棒との別れ。
思う間もなく「おーい、髭剃り、早く早く」
ジョリジョリ。
顔の真横で周りの喧騒とは別の静なる男が立つ。
クリップボードに青文字横書きのA4用紙数枚。
「これから手術ですが、内臓破損のケースもあり、リスクが伴います、、、、」
スタッフの作業中ずっと、マニュアルを読み続ける。
こちらは頭に入ってない。
何があっても、責任は負いかねるが署名を。
そんなことなのだろう。
ところが耳にグサリささったのがこれだ。
「肝臓、肺などの損傷可能性もありますが、もしも大腸が破れていれば除去。人工肛門の可能性があります。ご承諾いいでしょうか」
えっ!あの渡哲也になるの?
否も応もないが、この頃になると意識が混濁してきた。
「署名はやるよ」
言ったような言わなかったような。
点滴の全身麻酔薬が、染み入ったのか。
ストーンと意識はとんだ。
「目を開けて下さい!目を開けてください!終わりましたよ。手術終わりましたよ」
遠くの方で聴こえる。
けれど開けようとするが、眼がなかなか開かない。
心配だったのか、軽く頬を叩かれた気がした。
ぼんやり手術室の天井のライトが眩しかった。
昼下がりから約2時間半の緊急オペ完了だったようだ。

家族が担当医に説明されたことを以下にまとめてみる。
病名は穿孔性(せんこうせい)腹膜炎。
主原因は石が入り込み膨張し続けた虫垂に膿が溜まった。
肥大化した虫垂が肝臓や肺を圧迫。
各臓器に変形をもたらした。
その後、膨張仕切った虫垂に複数の穴。
そこから膿が流れ出し、腹水がたまった。
腹部は最も危険な状態のオペだったのだ。
肺、肝臓のダメージを見て、汚染物を取り除くとともに虫垂を全摘した。
体内の細菌感染が予断ならず、まだ術後縫っていない。
再び開腹手術に備え、ホッチキスで止めてある、そうだ。
炎症に効く抗菌剤投与、身体に合えば炎症を止めたい、とのこと。
ICU(集中治療室)に直行。
《続く》
【注】後日、曖昧な点があれば加筆訂正させて頂きます。



救急搬送2度!死線さ迷う緊急手術

2024-04-26 | 日記
人の命はこうして消えていくのかもしれない。
3日3晩まるで食べ物を受け付けない。
右脇腹の痛みは日増しに耐え難く、寝返り打つにも青息吐息。
這うことすら難事業になってしまった。
無理やりでも食べて治す主義は破綻した。
朝、起きたら病院へ行く。
そう思ったら、なにやらサイレンが家の前で止まった。
階下にいくと救急隊の若者と目が合った。
「担架がありますが」
「いや、歩いて行ける」
救急車だけは勘弁してほしい。大騒動になる。
家人には頼み込んでいた。
案の定、ご近所が心配げに見守る。
こんな時でも、サービス精神が出る。
軽く手を上げて「申し訳ない」と会釈。

あと1週間の30日に75になる人生初の担架に乗せられ救急車搭乗だ。
「生年月日、お名前、今日は何日、どこが痛むか、どんな症状か、、、」
若い隊員から矢継早の質問。
大谷のナショナルズ戦だから、今日は何日かは覚えている。
すぐに体温計(38.6)、血圧計(147)。
頭の上(操縦席)では、しきりに搬送先を探している。
どうやら、糖尿病行きつけの大阪IK病院が受け入れてくれた。
持病も捨てたものではない。
外の景色は見えねど、大体はこの辺りを走ってると分かる。
サイレンがけたたましくなり、信号に引っ掛からない。
わずか20分ほどで到着。
担架に乗せられ突っ走る。
天井しか見えない、テレビのワンシーンだ。
「どうしたの?」
いつも顔見知りの看護師たちか、心配げに集まってきた。
CT、レントゲン、尿瓶で検尿、採血、血圧、体温とここでも矢継早の検査検査。
だが、比較的心の余裕があったのはここまでだった。
すぐに点滴が始まった。
しばらくすると顔馴染みのドクターがきた。
厳しい顔で言った。
「何でここまで我慢した。あと1日遅れてたら、死んでたよ」
取り分けおどろいたのはC蛋白反応症(CRP)の34.2の数値。
通常は0.3以下。
20を越えると即入院、30を越えると命の危険、なのだそうだ。
データを見てもピンとこない。
今まで縁のないCRP。
えっそうなの?
衝撃とか、ショックとか言うより、言葉が空を飛んでいる。
ドクター曰く腹水が数ヶ所。破裂寸前。破裂したら内臓がやられる。
らしかった。
とても手術出来ないので、違う病院を手配してくれた。
緊急手術は2台目の救急車に運び込まれるまで知らなかった。
看護師達が涙浮かべて「頑張ってね」と送り出してくれたからだ。
どうやら、大阪IK病院から南西の兵庫KR病院に決まったようだ。
窓の隙間から見える高速道路の風景がなんともスローに見えた。
《続く》


菊池雄星ヒヤリ打球直撃も力投2勝目@28日大谷と初対決

2024-04-23 | 日記
ゾーンに入ったかのような菊池雄星(32)の5回までの快投。
無失点1安打3三振無四球。
わずか48球の快テンポだった。
4回には先頭打者の投手返しが右足に直撃。
跳ね返ったボールは三ゴロになったがヒヤリ。
ベンチが駆け寄ったが続投。
6回表には力投に応えたブルージェイズ打線が2点を追加。
このペースなら完封ペースか、と思ったら6回2ランを被弾。
その後長打を浴びるなど、この回だけで33球を要し81球。
別の雄星らしさか顔を出した。
7回のマウンドは上がれず、リリーフに託した。
6回は別にして安定感が光った。
これで3試合連続6回を2失点以下の防御率は2・28。
ヤンキース戦に続く好投で2勝目を挙げた。
好調なまま次回は28日のドジャース戦。
大谷翔平(29)と今季初対決となる。
Bジェイズ菊池雄星2024年成績】
▼1-5レイズ(3・31=タンパ)
4回1/3(90球)3失点6安打(本1)4三振3四球
▼3-0ヤンキース(4・6=NY)
5回1/3(96球)0失点4安打7三振2四球
▼1-6マリナーズ(4・11=トロント)
6回(89球)1失点3安打9三振2四球
▼5-4ヤンキース(4・17=トロント)
6回(94球)1失点4安打9三振1四球
▼5-3ロイヤルズ(4・23=カンザス
6回(81球)2失点5安打(本1)4三振0四球
5試合 2勝1敗 防御率2・28
27回2/3 7失点22安打(本2)33三振8四球

落ち着くところに落ち着く

2024-04-23 | 日記
このところ体調不良。
発熱、おう吐、右脇腹が痛い。
お陰で更新が滞っている。
速報の部分をとるにはコメント、加筆訂正して、最終稿にしているのだが、ままならぬ。
寝ていてつらつら考える。

岡田阪神はや首位。
3冠王ヤクルト村上宗隆が打率、ホームランで2冠。
どちらも、開幕から不振でバッシングされてきた。
海の向こうでは、カブス今永昇太に比べられ、ドジャース山本由伸がバッシングの兆しがある。
また、残り試合は140近くある。
それもこれも、高給が故の宿命。
フアンは待ってくれない。
だが、終わってみれは落ち着く所に落ち着く。
寝たきり3日老人は、そう思っている。
【追伸】大谷176号の手書きスコアは遅ればせながら付録にしました。



ゴジラ超え大谷176号先制2ラン快投グラスノーに約束果たす@手書きスコア付録

2024-04-22 | 日記
大谷翔平(29)のゴジラ超え176号は8戦ぶり噴射した。
深刻なドジャースを救う先制弾にもなった。
メッツにスイープされると貯金がなくなる。
メッツ  000000000=0
ドジャース00208000✕=10
「君のためにホームランを打つ」と誘ったグラスノーが先発。
176号のとっておきが第2打席で飛び出した。
打った瞬間分かった光速アーチが右翼席に突き刺さった。
ゴジラ松井が10年かかった日本人最多アーチをマーク。
8試合首を長くして待ったスタンドが、興奮で包まれる先制5号2ラン。
5回無死一、二塁の得点圏ではタイムリーにならなかったが、殺人打球。
ピッチャーの足元を襲う強襲安打で満塁。
このヒットで7戦連続、20試合連続出塁、11度目のマルチ安打。
フリーマンがすかさず右翼フェンス際へ2点タイムリー二塁打。
さらに走者が溜まり、8番新人パヘズがメジャー1号3ラン。
投げてグラスノーが8回10三振零封の快投。
投打の噛み合ったドジャースは今季2度目の2ケタ大勝。
メッツ戦のスイープを免れた。
ベッツとフリーマンは第3打席で、大谷も第4打席でお役御免。
申し分けなかった刻印ボール
▼大谷翔平「エンゼルスでプレッシャーがかからなかったわけでもない。エンゼルスに対して失礼なんじゃないかなと。重圧がかかる、かからないではなくて、1打席1打席が大事。刻印ボールは申し訳なかった。ボール交換で間延びもする。投手も、捕手も、アンパイアも…」 

【注】●=ストライク◎=空振り△=ファウル✕=ボール
【ドジャース大谷翔平2024成績
▼5-2パドレス(3・20=ソウル)
◆ダル初対決【2番DH】5打数2安打1打点1盗塁
遊ゴロ、右前安(盗1)三ゴロ、一ゴロ、左前適時打
▼11-15パドレス(3・21=ソウル)
【2番DH】5打数1安打1打点1得点
右前安右犠飛、投ゴロ、右直、右飛、一ゴロ
▼7-1カージナルス(3・29=LA)
【2番DH】3打数2安打1三振1四球1得点
右線二塁打、四球右前安、三振
▼6-3カージナルス(3・30=LA)
【2番DH】4打数0安打1三振
二直、左飛、二ゴ併、三振
▼5-6カージナルス(3・31=LA)
【2番DH】5打数1安打2三振1四球1得点
右前安、三振、四球、右飛、三振、遊飛
▼5-4カージナルス(4・1=LA)
【2番DH】4打数1安打2三振1得点
三振、三振、右線二塁打、投ゴロ
▼8-3ジャイアンツ(4・2=LA)
【2番DH】4打数1安打1打点1三振1得点
二ゴロ右線二塁打、左飛、三振
▼5-4ジャイアンツ(4・3=LA)
【2番DH】3打数0安打1三振1四球
三振、中飛、四球、二ゴロ
▼5-4ジャイアンツ(4・4=LA)
【2番DH】4打数2安打1三振1打点2得点
三振、一内安、左直、右中1号
▼7-9カブス(4・6=シカゴ)
【2番DH】5数2安打2打点2得点
左中二塁打、一ゴロ、右線2号2ラン、中飛、中飛
▼4-1カブス(4・7=シカゴ)
【2番DH】4数2安打1四球1三振1得点
右前安、中飛、左前安、四球、三振
▼1-8カブス(4・8=シカゴ)
◆今永初対決【2番DH】4数2安打1打点1三振
三振、三邪飛右中三塁打中越適時二塁打
▼4-2ツインズ(4・9=ミネソタ)
【2番DH】5打数3安打1打点1三振2得点
中越二塁打、中飛、左線二塁打左越3号、三振
▼6-1ツインズ(4・10=ミネソタ)
【2番DH】5打数1安打2三振
三振、右二塁打、左飛、三振、二ゴロ
▼2-3ツインズ(4・11=ミネソタ)
【2番DH】3打数1安打1四球
四球、左飛、右前安、二ゴロ
▼7-8パドレス(4・13=LA)
【2番DH】5打数3安打1打点1得点
中越4号、中飛、左線二塁打右線二塁打、中飛
▼5-2パドレス(4・14=LA)
【2番DH】2打数0安打1打点2四球1盗塁
四球(盗1)、四球、三邪飛、中犠飛、右飛
▼3-6パドレス(4・15=LA)
◆ダル再対決【2番DH】4打数1安打2三振
三振、三飛、三振、中前安
▼4-6ナショナルズ(4・16=LA)
【2番DH】3打数1安打1三振2得点1盗塁
右前安、三振、捕妨害(盗1)、中直
▼6-2ナショナルズ(4・17=LA)
【2番DH】5打数2安打
左前安、二ゴロ、二ゴロ、中飛、三内安
▼0-2ナショナルズ(4・18=LA)
【2番DH】4打数3安打1盗塁
右前安、左飛、右前安中前安(盗1)
▼4-9メッツ(4・20=LA
【2番DH】4打数1安打1打点1三振1四球1得点1盗塁
二ゴロ、四球(盗1)、右前適時打、三振、二ゴロ
▼4-6メッツ(4・21=LA
【2番DH】2打数1安打1三振3四球1得点
四球四球右線二塁打、三振、四球
▼10-0メッツ(4・22=LA
【2番DH】3打数2安打2打点1三振1四球2得点
三振、右越5号2ラン投襲安四球
24試合 打率.368 本5打点13盗塁5
95打数35安打20三振12四球19得点
Rソックス吉田正尚直近成績
▼6-1パイレーツ(4・22=ピッツバーグ)
【欠場】
20試合 打率.250 本2打点10
72打数18安打11三振6四2死球9得点

今永デビュー3連勝「手の内バレた」初被弾6回3失点@吉田2号猛打ショー覚醒 

2024-04-21 | 日記
4試合投げて防御率0・84。
ドクターゼロ今永昇太(30)が中6日の登板。
地区最下位のマーリンズ戦で6回3失点。
防御率0・00は止まったが無傷3連勝。
天候不順でWヘッダー第2試合のマウンドに上がった。
怪我で欠場の鈴木誠也(29)のいない試合は初体験。

1、2、3回、今永は無失点の立ち上がり。
18回1/3を自責ゼロでドクターゼロをキープ。
援護したのは2番コーディ・ベリンジャー(28)。
ドジャースで新人王の好打者が1回、右中間へ先制4号アーチをかけた。
しかし、4回に逆転される。
1死後、遊失で走者が出塁。
4番アンダーソン左中間二塁打、5番チザム右前へ連打。
2点を奪われ2失点でひっくり返された。
メジャー初の自責点がついた。
6回は3番ジョシュ・ベル(31)に中越にメジャー初被弾。
アウト全て三振斬り。
今永の力投に応えたカブス打線は逆転。
1発含む4長短を集中して4点を奪った。
2番手198センチ新人右腕ベン・ブラウン(24)らが無失点で締めた。
6回3失点(自責2)5安打5三振無四球。
最多92球を投げ終えた今永の防御率は0・84。
初黒星どころかメジャーデビュー3連勝を飾った。
◆    ◆    ◆
レッドソックス吉田正尚(31)が覚醒した。
2号2ランを含む今季初の3安打猛打ショー。
吉田は日米通算150号(日133、米17)を達成した。
チームは2連勝パイレーツに勝ち越し。
手の内がバレている
▼今永昇太「やはり良くないボールは確実に打たれた。苦しみながら、最少失点をめざした。僕の仕事は7回以上投げてチームが勝つこと。自分の目標だ。6回90球ちょっと。7回のマウンドに上がれなかったのは、これからの課題と思う。真っ直ぐとチェンジアップだけじゃ通用しない。カーブ、スライダーも投げないと。相手に手のうちはバレている。最低限の最低限ができた感じ。感情を出す場面はある程度意図する時もある。たまにだった日本の時とはちがう。感情を出した方が、リグレーのファンの方も盛り上がってくれる」
【カブス今永昇太2024成績
▼5-0ロッキーズ(4・2=シカゴ)
6回(75球)0失点2安打9三振0四球
▼8-1ドジャース(4・8=シカゴ)
◆大谷初対決降雨交代)4回(44球)0失点2安打3三振0四球
▼4-1マリナーズ(4・14=シアトル)
5回1/3(90球)1失点(責0)5安打4三振2四球
▼5-3マーリンズ(4・21=シカゴ)
6回(92球)3失点(責2)5安打(本1)5三振0四球
4試合 2勝0敗 防御率0・84
21回1/3 3失点(責2)14安打21三振2四球
Rソックス吉田正尚直近成績
▼8-1パイレーツ(4・20=ピッツバーグ)
【6番DH】3打数1安打1四球1死球1得点
投内安、三振、死球四球、三ゴロ
▼4-2パイレーツ(4・21=ピッツバーグ)
【5番DH】4打数3安打2打点1得点
右前安、一直、右中2号2ラン左中二塁打
20試合 打率.250 本2打点10
72打数18安打11三振6四2死球9得点

反省しきり大谷満塁機三振 3四球&二塁打19戦連続出塁もド軍3連敗@手書きスコア付録

2024-04-21 | 日記
スーパースターはつらい。
32安打11二塁打58塁打はリーグトップ。
それでもチャンスに打てなければ「どうした?」と言われる。
1000億円男では仕方ない。
好調な大谷翔平(29)も得点圏打率は.095。
両軍21四死球(ド9、メ12)の大荒れゲーム。
8回1死満塁逆転機での大谷三振が、結果的に響いた。
メッツ  100103010=6
ドジャース100012000=4

初回から1点ずつの攻防。
大谷は2打席連続四球。
ドジャースは1回こそフリーマンのタイムリーで1点。
だが、2回も3四球で満塁も後続が凡退。
2回で残塁が6の拙攻。
5回先頭の第3打席は快音を発した。
右翼席へワンバウンドで飛び込む弾丸エンタイトル二塁打。
1死後、マンシーの中犠飛で同点のホームイン。
だが、ドジャース4番手ブレイジャーが3ランを被弾。
第4打席は1死満塁の見せ場がやって来た。
一発出れば逆転。
大歓声がため息に変わる空振り三振。
それでもフリーマンがカバー。
中前2点タイムリーで1点差。
6戦連続安打、19戦連続出塁。
並みの選手なら称賛されても、バッシング受ける事などない。
得点圏打率は1割を再び切る21打数2安打。

拙攻続きのドジャースは守護神フィリップスを8回から投入。
だが、歯車は狂う。
名手ベッツが連日の送球ミス。
それをきっかけに1点追加される。
第5打席は2点差を追う8回1死一塁。
マウンドには過去4打席全て三振の守護神ディアス。
それでも四球出塁、フリーマンも四球で満塁機作る。
ところが下位打線は、その後5者連続三振でジ・エンド。
MVP3人衆が6打数4安打8四球も残塁13の山。
4番Tヘルナンデス以下が13三振。
上位と下位打線がまるで連動しない。
ドジャースは3連敗。
3カード連続負け越しで貯金は1つになった。

満塁機三振もちろん反省
▼大谷翔平「
(満塁機の三振は)もちろん反省はしている。ボールは振らない、ストライクを振る。テイク(待つ)がベスト。素晴らしいボールで、せめてファウルが理想だった。何が悪かったのかを振り返る。投打が噛み合っていないが、近い点差で粘っている。みんな必死にやっている。全打席、どんな状況でもアプローチは変えずにいきたい。ホームランを狙う打席はない。打ちたい気持ちはあるが、記録は特に気にはしてない。三振減は来るボールの違いもある。相手がどう攻めてくるかによって変わる。得点圏、点差、打線によって配球は変わる。ライナーの多いことはいいこと。ヒットの確率は必然的に上がる。打球スピードも出やすい。角度があと1、2度上がるかで、確かにホームランになる。基本的にはチャンスメークをすること。チャンスが来れば還すこと。バッターってそれ。どこの打席、どこのチームでも変わらない。ベンチのフラストレーションは多少ある。負けが込むと暗くなる。早く切り替えないといけないし、終わったことを引きずってもしょうがない」 
ストライクゾーンの見極めを
▼デーブ・ロバーツ監督「ショーヘイは最高の選手でありたいと思っている。素晴らしい活躍だ。成長したいとも願っている。好機に苦しむ姿は十分理解しているが、一つ言えばストライクゾーンをコントロールするべき」 
【ドジャース大谷翔平2024成績
▼5-2パドレス(3・20=ソウル)
◆ダル初対決【2番DH】5打数2安打1打点1盗塁
遊ゴロ、右前安(盗1)三ゴロ、一ゴロ、左前適時打
▼11-15パドレス(3・21=ソウル)
【2番DH】5打数1安打1打点1得点
右前安右犠飛、投ゴロ、右直、右飛、一ゴロ
▼7-1カージナルス(3・29=LA)
【2番DH】3打数2安打1三振1四球1得点
右線二塁打、四球右前安、三振
▼6-3カージナルス(3・30=LA)
【2番DH】4打数0安打1三振
二直、左飛、二ゴ併、三振
▼5-6カージナルス(3・31=LA)
【2番DH】5打数1安打2三振1四球1得点
右前安、三振、四球、右飛、三振、遊飛
▼5-4カージナルス(4・1=LA)
【2番DH】4打数1安打2三振1得点
三振、三振、右線二塁打、投ゴロ
▼8-3ジャイアンツ(4・2=LA)
【2番DH】4打数1安打1打点1三振1得点
二ゴロ右線二塁打、左飛、三振
▼5-4ジャイアンツ(4・3=LA)
【2番DH】3打数0安打1三振1四球
三振、中飛、四球、二ゴロ
▼5-4ジャイアンツ(4・4=LA)
【2番DH】4打数2安打1三振1打点2得点
三振、一内安、左直、右中1号
▼7-9カブス(4・6=シカゴ)
【2番DH】5数2安打2打点2得点
左中二塁打、一ゴロ、右線2号2ラン、中飛、中飛
▼4-1カブス(4・7=シカゴ)
【2番DH】4数2安打1四球1三振1得点
右前安、中飛、左前安、四球、三振
▼1-8カブス(4・8=シカゴ)
◆今永初対決【2番DH】4数2安打1打点1三振
三振、三邪飛右中三塁打中越適時二塁打
▼4-2ツインズ(4・9=ミネソタ)
【2番DH】5打数3安打1打点1三振2得点
中越二塁打、中飛、左線二塁打左越3号、三振
▼6-1ツインズ(4・10=ミネソタ)
【2番DH】5打数1安打2三振
三振、右二塁打、左飛、三振、二ゴロ
▼2-3ツインズ(4・11=ミネソタ)
【2番DH】3打数1安打1四球
四球、左飛、右前安、二ゴロ
▼7-8パドレス(4・13=LA)
【2番DH】5打数3安打1打点1得点
中越4号、中飛、左線二塁打右線二塁打、中飛
▼5-2パドレス(4・14=LA)
【2番DH】2打数0安打1打点2四球1盗塁
四球(盗1)、四球、三邪飛、中犠飛、右飛
▼3-6パドレス(4・15=LA)
◆ダル再対決【2番DH】4打数1安打2三振
三振、三飛、三振、中前安
▼4-6ナショナルズ(4・16=LA)
【2番DH】3打数1安打1三振2得点1盗塁
右前安、三振、捕妨害(盗1)、中直
▼6-2ナショナルズ(4・17=LA)
【2番DH】5打数2安打
左前安、二ゴロ、二ゴロ、中飛、三内安
▼0-2ナショナルズ(4・18=LA)
【2番DH】4打数3安打1盗塁
右前安、左飛、右前安中前安(盗1)
▼4-9メッツ(4・20=LA
【2番DH】4打数1安打1打点1三振1四球1得点1盗塁
二ゴロ、四球(盗1)、右前適時打、三振、二ゴロ
▼4-6メッツ(4・21=LA
【2番DH】2打数1安打1三振3四球1得点
四球四球右線二塁打、三振、四球
23試合 打率.359 本4打点11盗塁5
92打数33安打19三振11四球17得点

6回9Kも由伸156キロ速球被弾4失点 21打席ぶり大谷得点圏タイムリー@手書きスコア付録

2024-04-20 | 日記
山本由伸(25)は入団の噂もあったメッツ相手。
5試合目マウンドは信頼を得られなかった。
強力打線の前に序盤で4失点。
2戦連続のアーチで先手をとられた。
メッツ  022000221=9
ドジャース000112000=4

大谷翔平(29)が由伸登板全試合にヒット。
1発含む23打数8安打3打点。
前回のパドレス戦で由伸は2発浴びている。
1回の由伸はこれ以上ない滑り出し。
2三振を奪う三者凡退で9球料理。
だが2回1死後、5番スチュワートに初球を右越3号。
さらに捕手スミスの送球エラーで次打者が二進。
8番ベイダーに中前タイムリーを浴び2失点。
3回もボール先行。
先頭四球、左翼フェンス直撃二塁打。
1死二、三塁の大ピンチを招く。
4番アロンソが詰まりながらも右前へ運ぶタイムリー。
1回先制アーチのスチュワートが特大中犠飛。
2点を追加されるなどベンチはハラハラもの。
序盤で4点献上して主導権を奪われた。
4回は1死後、連打で二、三塁で3たびのピンチ。
ここは連続三振で切り抜ける。
メジャー初となる6回のマウンドに上がり99球。
4回以降3イニングを無失点。
メジャー最長イニング最多球数。
6回4失点7安打9三振1四球で交代した。
大谷の第1打席は詰まった二ゴロ。
第2打席は四球から今季5つ目の二盗。
Tヘルナンデスの右前タイムリーで生還。

第3打席で大谷がタイムリー。
得点圏では開幕戦(パドレス)以来1か月21打席ぶり。
1死一、二塁で右前に弾き返す5戦連続安打。
連続試合出塁は「18」に伸びた。
ドジャースは6回4-4にする。
1死満塁で9番テーラーが左前へ2点タイムリー。
今季2本目のヒットが同点打になった。
これで由伸の敗戦は消えた。
ところが直後の7回、2番手ハドソンが2ランを被弾。
名手ベッツの送球エラーがきっかけだった。
8回に2点、9回に1点を奪われ万事休す。
MVP3人衆が機能していない。
大谷のヒットだけの13打数1安打では勝てない。
ベッツは5の5以降8打数、フリーマンは14打数で共に連続ノーヒット。
中継ぎ陣の不安とMVP3人が不振になると、弱点が浮き彫りになる。
ドジャースは2連敗で貯金は2に減った。
◆    ◆    ◆
レッドソックス吉田正尚(31)が3戦ぶりスタメン復帰。
12打席ぶりのヒットは投手内野安打。
6番DHで3打数1安打だった。
チームは4発大勝で貯金を1にした。
速球の制球力に注文
▼デーブ・ロバーツ監督「ヨシノブが6回を投げてくれたことは非常に大きかった。スプリットは良かった。次の登板はストレートの制球に期待したい」
徐々に良くなっている
▼山本由伸「負けたので、良くなかったのは間違いない。良いところも徐々に出てきている。勝てるように投げたい。序盤はストレートを打たれた。今日は1回(ピッチクロック)超えてしまったが、慣れては、きている。スプリットはこっちに来て一番安定していた。6回投げられて前回よりは良かった。失点しているので、立ち上がりを大事にしたい。良くなってきた感覚。徐々に自分のピッチングが出来ていた。1試合1試合集中して投げたい」 
ドジャース山本由伸2024成績】
▼11-15パドレス(3・21=ソウル)
1回(43球)5失点4安打2三振1四1死球
▼5-6カージナルス(3・31=LA)
5回(68球)0失点2安打5三振0四球
▼4-1カブス(4・7=シカゴ)
5回(80球)0失点3安打8三振2四球
▼7-8パドレス(4・13=LA)
5回(91球)3失点4安打(本2)6三振1四球
▼4-9メッツ(4・20=LA
6回(99球)4失点(責3)7安打(本1)9三振1四球
5試合1勝1敗 防御率4・50
22回12失点(責11)20安打(本3)30三振5四1死球

【注】青字は由伸投球イニング●=ストライク◎=空振り△=ファウル✕=ボール

【ドジャース大谷翔平2024成績
▼5-2パドレス(3・20=ソウル)
◆ダル初対決【2番DH】5打数2安打1打点1盗塁
遊ゴロ、右前安(盗1)三ゴロ、一ゴロ、左前適時打
▼11-15パドレス(3・21=ソウル)
【2番DH】5打数1安打1打点1得点
右前安右犠飛、投ゴロ、右直、右飛、一ゴロ
▼7-1カージナルス(3・29=LA)
【2番DH】3打数2安打1三振1四球1得点
右線二塁打、四球右前安、三振
▼6-3カージナルス(3・30=LA)
【2番DH】4打数0安打1三振
二直、左飛、二ゴ併、三振
▼5-6カージナルス(3・31=LA)
【2番DH】5打数1安打2三振1四球1得点
右前安、三振、四球、右飛、三振、遊飛
▼5-4カージナルス(4・1=LA)
【2番DH】4打数1安打2三振1得点
三振、三振、右線二塁打、投ゴロ
▼8-3ジャイアンツ(4・2=LA)
【2番DH】4打数1安打1打点1三振1得点
二ゴロ右線二塁打、左飛、三振
▼5-4ジャイアンツ(4・3=LA)
【2番DH】3打数0安打1三振1四球
三振、中飛、四球、二ゴロ
▼5-4ジャイアンツ(4・4=LA)
【2番DH】4打数2安打1三振1打点2得点
三振、一内安、左直、右中1号
▼7-9カブス(4・6=シカゴ)
【2番DH】5数2安打2打点2得点
左中二塁打、一ゴロ、右線2号2ラン、中飛、中飛
▼4-1カブス(4・7=シカゴ)
【2番DH】4数2安打1四球1三振1得点
右前安、中飛、左前安、四球、三振
▼1-8カブス(4・8=シカゴ)
【2番DH】4数2安打1打点1三振
三振、三邪飛、右中三塁打中越適時二塁打
▼4-2ツインズ(4・9=ミネソタ)
【2番DH】5打数3安打1打点1三振2得点
中越二塁打、中飛、左線二塁打左越3号、三振
▼6-1ツインズ(4・10=ミネソタ)
【2番DH】5打数1安打2三振
三振、右二塁打、左飛、三振、二ゴロ
▼2-3ツインズ(4・11=ミネソタ)
【2番DH】3打数1安打1四球
四球、左飛、右前安、二ゴロ
▼7-8パドレス(4・13=LA)
【2番DH】5打数3安打1打点1得点
中越4号、中飛、左線二塁打右線二塁打、中飛
▼5-2パドレス(4・14=LA)
【2番DH】2打数0安打1打点2四球1盗塁
四球(盗1)、四球、三邪飛、中犠飛、右飛
▼3-6パドレス(4・15=LA)
◆ダル再対決【2番DH】4打数1安打2三振
三振、三飛、三振、中前安
▼4-6ナショナルズ(4・16=LA)
【2番DH】3打数1安打1三振2得点1盗塁
右前安、三振、捕妨害(盗1)、中直
▼6-2ナショナルズ(4・17=LA)
【2番DH】5打数2安打
左前安、二ゴロ、二ゴロ、中飛、三内安
▼0-2ナショナルズ(4・18=LA)
【2番DH】4打数3安打1盗塁
右前安、左飛、右前安中前安(盗1)
▼4-9メッツ(4・20=LA
【2番DH】4打数1安打1打点1三振1四球1得点1盗塁
二ゴロ、四球(盗1)、右前適時打、三振、二ゴロ
22試合 打率.356 本4打点11盗塁5
90打数32安打18三振8四球16得点
Rソックス吉田正尚直近成績
▼7-10ガーディアンズ(4・17=ボストン)
【3番DH】6打数0安打1三振
投ゴロ、二直、三飛、左飛、一ゴロ、三振
▼8-1パイレーツ(4・20=ピッツバーグ)
【6番DH】3打数1安打1四球1死球1得点
投内安、三振、死球四球、三ゴロ
19試合 打率.221 本1打点8
68打数15安打11三振6四2死球8得点

華やか花魁道中に出会った

2024-04-20 | 日記
過日、池田城下町をブラタムロ。
で、ド派手な一行が商店街を練り歩く。
きらびやかな着物姿の後ろを姥桜がゾロゾロ。
太鼓、クラリネットのお囃子・・・。
ちんどん屋にしてはきらびやかな行列。
ミーハーな性分。
訳も分からず”金魚のフン”になった。
どうやら大衆演劇の開演イベントらしい。
大阪・池田の呉服(くれは)座の初日。
今まで、通りすがりで看板は見ていた。
演劇場の前で行列は止まった。
このようなイベントに遭遇したのは初めて。
花魁(おいらん)道中だった。
普段は静かな通り。
ついこの前まで桂文枝の自宅が、ほんの10分ほどの所にあった。
落語ミュージアムもある文化的な香りのする通り。
しかし、にぎやかさは普段とは違う。
何事か、と人が集まってきた。
しばし太鼓、笛などの楽曲が流れる。
前を通る車も興味津々でスロー運転。
建物自体が風格があり、一見の価値がある。
明治時代には幸徳秋水や尾崎行雄らの政治演説会場にもなった、という。
初代の芝居小屋は愛知・犬山市の博物館明治村にある。
71年に移築され重要文化財に指定。
立ち止まらなかったら知らぬままだった。
花魁(おいらん)道中よ、おおきに!である。
◆呉服座 大阪・池田市。箕面・勝尾寺と宝塚・中山寺を結ぶ「能勢街道」の交差地点。 現存の呉服座は映画館(池田中央シネマ)跡地に建設。内部は伝統様式を一部継承。もとは1874年創業の戎座。明治時代から猪名川河岸にあった芝居小屋。18年後の1892年に移設「呉服座」に名称変更。犬山市に移設された建物は国の重要文化財指定。木造2階建て杉皮葺き。舞台と客席部分には大きな切妻屋根。軒の高い下屋を降ろした入口。正面切妻には太鼓櫓(やぐら)。入口下屋軒下に絵看板。壁は黒漆喰塗り。出入口扉の裏面は和風の舞良戸(まいらど)。表面には洋風の枠飾り。江戸時代の伝統的芝居小屋の風格がある。