トラカリコン！

テレビ朝日。
「ザ・ワイド」は取り上げていた。
「モーニングショー」は、TBS・日本テレビが訴えられた後は触れていないのでは（なお。私は、玉川氏が菅氏の弔辞は「演出」だったのでは、と発言したのを支持する。玉川氏はテレビ局ディレクターとしての専門家の立場から推測したのだから。2ヶ月あればスピーチライターにも演出家にも仕事する期間は充分だろう。映画「英国王のスピーチ」参照）。
病欠明けの玉川氏のやつれ方はちょっと心配。



TBS。
「ひるおび」にはこのごろチャンネルを合わせていない（他ワイドショーの編集兼視聴タイムにしているので）。ただ、テレビをつけた瞬間などに見る八代弁護士は立場を変えたようだ。
旧統一教会から訴えられた1人となったが。頑張って手腕を見せてほしい。
「ゴゴスマ」はもう完全に撤退したのでは・・・台風の気配がない週でも扱わない予感。
「報道特集」は金平氏は日下部氏と同じような出演形態になるのかな。村越キャスターも現場で取材を重ねてきた人のようなので、期待している。


「サンデージャポン」では有田芳生氏・鈴木エイト氏がスタジオに来ていて、MC太田光氏の姿勢を問う態勢は万全。
太田氏は、報道のせいで旧統一教会信者に対して差別する人がいるだろうという理由で自分は旧統一教会援護と誤解されるようなことを言っている・・・と。先週まで言っていたが。今週は、今教会を批判するのは脱洗脳に逆効果だろうから批判一色は避けたいのだ、と言っていた。

太田氏は、批判されていることで教会に疑問を持っていた信者（特に２世かな）の洗脳が解かれて自分の人権・人生を取り戻す道に入れるかも・・・というメリットも考えるべきだろう。
　
他方、今も疑問を持たない信者もいる。その人達の脱洗脳は困難だし太田氏の推測通りに今の報道で更に教団にのめり込むのかもしれない。
しかし今の報道は批判されるべきだろうか？　むしろ、政府に不都合な報道がこれまでのように潰されないのかはらはらしているくらいなのに？　今のテレビ局は昔のような「強者」ではないのだ。
ただ、脱洗脳が難しいのは確かだ。なので、この話はもっと考えたい。

疑問点を自分で調べず（いや、おとといの「ミヤネ屋」を見るだけでも充分なんですけどね）、何週間も前から同じことばかりをわめく杉村氏もいた。出演前にもうちょっと自習してほしい。
法律の条文を覚えるだけで正解できるのは、中高レベルの出題だ。現実に法律問題に対処する際にはもっと広く深く調べたり考えたりする・・・ということさえ知らないで政治家をやっていたのだから驚きだ。そして、もういい歳なのに・・・
政治家経験があり弁護士である橋下徹氏すら同じレベルの発言をしていた。こういう人達が高い地位の人として政治や行政を握ってきたのだから、日本のレベルが落ちて当然だな。私のように憲法の判例集を１冊読んだだけのど素人よりも知らないとは。



日本テレビ。
「スッキリ」はノータッチというわけではないようだ。
さて。弁護士２名と共に訴えられた主因と言える「ミヤネ屋」。宮根誠司氏の毅然とした態度。何十年かぶりに、凛々しさをドラマや映画以外で見た気がする。
事前の打ち合わせやディレクターの指示もあるのかもしれないが、さすが司会者、という場面がどんどん増えていく。紀藤弁護士への橋下弁護士の反論が空虚で長くなると、紀藤弁護士だけではなく、第三者である高村（正しくは「高」の上に「山」が付く）弁護士やベンガル氏にさっさと振ってさばく。弁護士達との発言の要約・言い換えもとっても的確。





旧統一教会問題関係の報道は、新聞や週刊誌ではなくできるだけテレビ（のワイドショーが大半）で見ることにしている。映像で、できるだけ先入観なしに、そして記者の記述ではなく発言者の発言内容や態度を自分で確認したいからだ。
でも活字を読むよりも時間がかかる・・・番組を選んでしまうなあ。