「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

必殺雨漏り修理人の仕事~埼玉県さいたま市/バルコニー防水の立上りの下地が腐っていた

2022-05-29 15:05:20 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事

雨漏り修理、防水工事の必殺雨漏り修理人、 職人社長の安藤です。


今回ご紹介するのは、埼玉県さいたま市のALC外壁の戸建住宅の雨漏りです。

建物は某有名ハウスメーカーの戸建住宅ですが、有名なハウスメーカーが作った建物であろうと、地元の小さな工務店が作った建物でも雨漏りはするものだと思ってください。
結局作るのは人です。

全国的に名の通った有名なハウスメーカーだから安心、雨漏りの心配はない、なんてあり得ないことです。
それと、建築材料の経年劣化は避けることはできないので、建物は完成した日から定期的に点検が必要になります。

それでは、今回の雨漏り事例を御覧ください。
雨漏りは1階リビングの天井です。
2階にバルコニーがあるタイプで、バルコニーの真下が雨漏りしている天井です。

バルコニーは塩ビシート防水で、立上りの防水下地はコンパネです。

まず、塩ビシート防水端末の押さえ金物を押さえているビスを外して、押さえ金物の撤去です。

押え金物とALCとの間はシーリング処理がされているので、シーリングも一緒に撤去します。

塩ビシート防水はシートの貼り合わせ部分とシート端末の処理が重要です。ウレタン防水とは違って、シートを重ね合わせているので、必ずシートとシートに重なりができます。

ウレタン防水はシームレス防水です。
シームレスとは、ジョイント部分ができない防水ことです。

塩ビシート防水の状態を確認する時に気をつけたいとことが、シート同士のジョイント部分とシートの端末部分です。
ジョイント部分、シート端末に欠陥があると、雨水が侵入していまいます。

押さえ金物と塩ビシートを撤去すると、ご覧の通りでした。

塩ビシートの端末を押え金物で押さえて固定してから、シーリング処理をしますが、シーリングが劣化してしまうと、雨水が侵入してしまうことがあるので、シーリングもしっかり確認をしたい箇所です。

コンパネ下地が雨水の影響で頼りない状態になっていました。

雨水が侵入してしまうと、次に起こることは、防水下地への影響と雨漏りです。
今回の事例では、立上り部分コンパネ下地なので、腐ってしまう、というとても残念なことになっていました。

こうなる前に塩ビシート、端末シーリング、手すり壁等の確認調査を定期的に行っていれば、雨漏りの現象、木下地の腐れを避けることができたと思いますが、定期的に確認調査をされる方はそんなに多くないと思いますが、それでも、工事となるとある程度まとまった工事代金になってしまうので、建物の定期的な点検は必要です。

ここまで悪くなってしまっても、工事の方法はありますので、ご安心ください。
既存の塩ビシートを撤去、コンパネ下地の撤去、新しい防水下地を作成、新規のウレタン防水を施工、で解決です。

ウレタン防水の上に仕上げのトップコートを塗布しています。

塩ビシート防水も優れた防水材ですが、防水材と防水材のジョイント部分を作らないウレタン防水、地震が多いこの国で下地の動きにある程度追従できるウレタン防水を私は推奨します。

 

それでは、また。

必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤

 

 

◎コロナ禍での雨漏り調査,見積もりについて:

必殺雨漏り修理人の安藤さんは、モデルナ社製ワクチンを打ち終えています。
いつも「感染させない、感染しない」を心がけ、感染予防対策をしっかり実践しながら、雨漏り調査をしていますので、ご安心ください。

お客さまにお願いすることは、マスクの着用と室内の窓、ドアを開けて空気の通りを良くしていただくこと、室内の換気です。

常に安全な距離を保ちながら、雨漏り調査をしますので、ご理解ご協力をお願いします。

コロナ禍を乗り越えましょう!
(2022.05.6)

 

 

「新しい生活様式」、ソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い、手指消毒は今や当たり前のことなっています。

新型コロナウイルスが猛威を振るうこのご時世、必殺雨漏り修理人は除菌アルコールタイプのウエットテッシュを常に持ち歩き、マスクを着用して雨漏り調査をしています。

(戸田市商工会議所から頂いたコロナ対策実施中のステッカー/当工事店は本気で真剣にコロナ対策実施中です。)

 

毎日、マスクの着用、うがい、手洗いの徹底、アルコールジェルで手指消毒、作業服はアルコール配合のファブリーズでシュッシュッしています。今、やるべきことは当然やっています。

私が雨漏り調査に伺う時は安全ですので、ご安心ください。

 

*現場によっては、家の中に一歩も入らずに雨漏り調査ができます。

必要になるのは、雨漏りしている箇所の写真4~5枚と建築図面(平面図、立面図)のコピーです。

写真は部屋出入り口から1枚、近寄って1枚、さらに左右で2枚、近づいて1枚、指をさしていただけると更にわかりやすい写真になります。

建築図面が見つからなかったら、手書きの図面でも構いません。

寸法を記入していただけると助かります。

 

*雨漏り調査はマスク着用、ソーシャルディスタンス2mでお願いします。

雨漏り調査は、密閉、密集、密接を避け、最小限の接触になるように工夫をしなくてはなりません。

部屋の窓は必ず開けて室内の換気をお願いします。

 

雨漏りの情報は、「必殺雨漏り修理人」でもご覧いただけますので、検索してみてください。

 

東京/埼玉 必殺雨漏り修理人

職人社長の安藤

 

 



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