昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
No.75 「ひまざい」
「手伝ってもらう、面倒見てもらう等、相手方に、時間を浪費させてしまう」という意味合いで使われていた言葉のような気がする。
例えば
「キンノウハ、オマンタニ、ヒマザイサシテ、ワルカッタネヤ、オカゲデ、
ゼンブオワッテ、タスカッタワネ」
(昨日は、あなたがたに、手伝ってもらって(時間を浪費させてしまって)、申し訳けありませんでした。お陰で、仕事が全部終わって、助かりましたよ)
「オラショウ、オマンタニ、ヒマザイカケンヨウニ、アサハンマエニ、
カタヅケタミタイダワネ」
(ウチの人、あなたがたに、手伝ってもらう(時間を浪費させる)ことのないように、朝飯前に、仕事を終わらせて、片付けてきたようですよ)
なんか温かい方言ですね。
こんなの好きです♫
感謝😊😊
記憶から喪失している方言を、無理やり炙り出している次第で、曖昧なんですが、共感していただけ、うれしい限りです。
西風21さんのユーモラスなブログ、楽しみにして拝見拝読させていただいておりますが、専ら、読み逃げの爺さんで、勘弁して下さい。