フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

2021年 今週のレッスン 6月8日~6月14日 ガーデンアーチ、スプラッシュ、リズムフラワー

2021年06月14日 | フラワーアレンジメント
6月に入って初めてのレッスンです😊
緊急事態宣言が延長されましたが
ココ最近は感染が少し落ち着いてきたようで
レッスンを行う会館も
利用時間がかなり緩和されてきました

それでも、私の教室では
6月はレッスンの回数を減らしての開催です
2週目と4週目
各教室2回のレッスンです

私自身、ワクチン摂取なんて
いつのことやら…😢
色々な変異株もまだまだ怖いし😰

ワクチン摂取が済むまでは
もう少し大人しくしておこうと思っています

さて
今週は各グレード
デザインが全然異なります

Basicのガーデンアーチ
見た目とても可愛い😍ですよね😆
でも、このアーチ作り
結構大変なのです💦
アーチ部分の花材が
片方はソケイ、片方はサンダーソニア
(教室によって違う場合もアリ)
茎の太さや強さが全く違います
ソケイがかなり太くてしっかりしており、
サンダーソニアは細〜くて華奢😰
この2つでバランスの取れた美しいアーチを作るには、
とにかくソケイをゆっくり丁寧に矯めましょう

ソケイの矯めがうまくいかないと
ソケイが突っ張ってしまい、
歪な形になります
焦らずにジワジワと矯めましょう

サンダーソニアは
あまり矯めが効かない花材です
無理をするとすぐに折れてしまいます

ソケイとサンダーソニアで出来る
アーチの原型はかなり縦長で歪になるはずです
そこで丸みの足りない部分は
後挿しで他の花材をプラスし、
アーチの輪郭を丸く補整していきましょう

アーチ作品は
アーチ内部の空間の確保にも気をつけましょう
アーチの左右の丸みに沿って
花材を少しそわせながら
空間を埋め尽くすことの無いようにしましょう

アーチの大きさと空間の大きさの
バランスをとる事も重要です
つまり、
アーチが大きすぎて
空間が広すぎてしまわないように!

なかなか難しい作品だと思います😊


























Gradually のスプラッシュ
こちらはとても爽やかな
気持ち良さを感じるデザインです
清涼感漂うこのデザインに惹かれた方も
多いのではないでしょうか

私がこの作品を見たとき
基本形の「Lシェープ」を
ベースにした応用だと感じました

勢いよく立ち上がる
クルクマ、ドラセナの葉、ベロニカ
これらは縦ラインをしっかりと意識して配置
それに対して
アイビー、トルコキキョウは
横ラインを意識し
花材に長短をつけて勢いを感じさせるような配置にします

縦ラインも横ラインもしっかりとアップダウンをつけておかないと
スプラッシュ=水しぶき
の印象は薄まってしまいます































Professional のリズムフラワー
ダッチスタイルのデザインです

今回はグラスチューブを使用したフローティングテクニックを取り入れ、花材をリズミカルにあちこちに配置しましょう、という
デザインです

が…

グラスチューブに
ベビーファイバーを巻いた
ワイヤーを巻き付けて固定する、
という作業が
皆さんにとっては大変だったようです😅

また、最後に麻紐で
ランダムなラインを作る…
ここには抵抗を覚える方も多かったですね〜💦













今週も基本形の復習作品があります
今回は「ダイアモンド」






ダイアモンドは
ホリゾンタルを両面構成で作ったような形です
ユリ入りの検定花材で作ると
比較的作りやすいと思います😊








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