遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

世界赤十字デー

2021-05-08 16:36:17 | 日記

令和3年5月8日(土)

世界赤十字デー

今日(5月8日)は、「世界赤十字デー」です。

アンリ・デユナン(スイス)

 

赤十字を創設した、スイスのアンリ・デユナンの誕生に因み、

1948年に開かれた第20回赤十字社連盟理事会で、彼の

功績を称えて「赤十字の日」と決定された。

以降、世界各国で赤十字に関するイベントが行われている。

日本では、各地の名所や観光スポット等を赤くライトアップ

する様になった。

名古屋オアシス21

京都、赤十字血液センター

函館、五稜郭、

長野、松本城

福岡、小倉城

アンリ・デユナンは1828年5月8日、ジュネーヴの旧家

に生まれた。 彼の父ジャン・ジャックは政財界の名士で、

孤児院の所長等の福祉活動にも熱心であり、父の志を継いだ

デユナンは実業家として活躍する中、キリスト教活動にも尽力

YMCAを国際的組織に提唱した(1855年)

1859年、北イタリアでのナポレオンの戦争に遭遇して、

4万余の死傷者が出た激戦下、女性達が救護活動するのに

加わり、これを機会に負傷者等の救護に当たる事を目的に、

「赤十字」の創設を決起する。

1863年、ジュネーブで「国際負傷軍人救護常置委員会」

が結成され、参加各国(16)で組織が始まり、それが後に

国際組織「赤十字社」へと発展していった。

その後の彼(デユナン)は不幸が巡り、経営する会社が倒産

破産宣告を受け、赤十字社からの脱退を余儀なくされる。

その後の彼は困窮の生活に陥り、一線から遠のいた。

後に彼の功績を称えられて、1901年「第一回ノーベル

平和賞」を受賞した。 その後も質素な生活を続けた彼は

手付かずの賞金をソックリ赤十字社に寄付した。

 

日本赤十字社の活動の中で、今最も困難を極めているのは

「献血」の問題である。年々、輸血用の血剤が不足する中、

追い打ちをかける様にコロナの問題が深刻で、感染リスク

が高いと、献血に訪れる方が減っている様である。

献血不足、赤血球の在庫推移

 

献血カー

アメリカ、赤十字献血車両

名古屋第二赤十字病院

 

今日の1句(俳人の名句)

その人の足あとふめば風薫る   正岡 子規



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