かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

中学生に知的障害を説明

2023年01月21日 13時27分40秒 | みゆみゆとの生活
市内中学校で「福祉実践講座」というのがありまして。
「知的障害の理解」の講師として声をかけてもらいました。
コロナ前に2つの中学校に行って同じ内容の講義をしたので、それとほぼ同じ内容でやったのだけど、何せ数年空いたので不安&ど緊張でした。

最初は講義。
知的障害や自閉症はどのようなものか。
事例として、我が子「そうちゃん」の話を写真を交えてしました。
そうちゃんが中1の時の写真を使ったので、中学生の子ども達に親近感を持ってもらえたかなー、と思います。

次に個別ワーク。
「自分の得意なこと、不得意なこと」
「そうちゃんの得意なこと、不得意なこと」(講義を聞いて)
それぞれ書き出してもらいました。

最後にグループワーク。
「そうちゃんとおでかけするとしたら」
おでかけ先、交通手段、工夫することは?
各グループで話し合い、A3の紙にまとめて発表してもらいました。

同じ親の会に所属する3人のお母さんにも一緒に来てもらって。
子ども達の間を回って助言やフォローをしてくれたので心強かったです。

中学1年生の子ども達、ほんとに真剣に聞いてくれました。
キラキラのまなざしで興味を持って。
5つの講座(認知症、手話など)の中から選択して「知的障害」を選んできてくれてるのと、事前学習をしているのが大きいと思う。
聞く姿勢ができてる。素晴らしすぎる。先生も。

できた「おでかけプラン」を聞いて、ちょっと感動した。
例えば「ジブリパークに行く」というプランを立ててくれた子達の「工夫ポイント」は、
「広いから迷子にないように、しっかり手をつないで歩く」
「ポケットにGPSを入れておく」
「迷子になった時のために特徴のある服を着せておく」
「順番を待つときに不安にならないように、スケジュールを紙に書いて先に伝えておく」などなど。
他のグループの子は、「思いやりを持って接する」と書いてくれた子もいました。

柔らかい頭で吸収し、一生懸命想像を膨らませて考えてくれたことが、とても嬉しかったです。
「そうちゃんのお母さんになってよかったことは何ですか?」という質問がありました。
「人と比べずその子の成長を喜ぶことができるようになって視野が広がったこと。それから、そうちゃんのおかげでたくさんの人と出会えたこと。」と答えました。

胸が熱くなるような、濃い時間でした。
また機会があれば行きたいと思います。

こんな日の晩ごはんは簡単に。

ビーフペッパーライスonフライパン。
よくSNSで流れてくるやつ(笑)
肉はしょうゆ・酒・ニンニクで下味をつけ、焼肉のたれとバターと黒胡椒で味付け。
このまま蓋して蒸し焼きにし、肉に火が通ったら混ぜる。
石焼ビビンバみたいにキレイなお焦げができておいしかったよ。
あっという間の15分でできました。

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