かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

カウンセリング

2024年05月10日 22時31分48秒 | みゆみゆとの生活
お友達に勧められて、カウンセリングに行ってきた。
百戦錬磨のベテラン臨床心理士さん。
スクールカウンセラー歴が長く、スーパーバイザーをされている方。
事前情報がそれくらいしかなく、こちらの相談内容も定まらないまま、とりあえず予約して足を運んだ。

状況を説明すると時間がかかるので、家族構成と直近の出来事やそうちゃんの生育歴などをA 4一枚にまとめて書いて持参した。
これがよかった。何せ初対面ですから。話の途中にもその紙に目を落としながら、お話聞いてくれました。

カウンセラーと言っても色々だと思うけど、ほんとに行って良かった。
30分ほど私が話した後に、「息子さんの動画はないですか?」と言われ、会話してる映像を見せたら、「なるほど、わかりました。」と。
「この子は、人との信頼関係をベースに環境に適応していく子ですね。」
「飛び出して行ってしまうのは、脳の機能や身体の問題が大きそう。薬の調整は不可欠ですね。」
「自閉症の対応をきちんとわかっている人が、この子のやること・やりたがることを共有しながら関われば、落ち着いて暮らしていけると思います。」
そうそう。そうなんです。
そして、いくつかアドバイスももらえました。

最後に先生は深々と頭を下げられ、こう言われた。
「ご苦労様です。ほんとに大変だと思います。大したもんだ。」
その語調ににじむ優しさに、涙が出たよ。
前に診てもらってたダンディ教授と同じ、大きく包んでくれる風呂敷のような。

また行きます、先生。

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