PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

アバンギャルドなMILGAUSS1019

2021-09-21 | ニュース
( Rolex 1019 〝MILGAUSS〟circa.1970 )



ここ最近、五年近くになるだろうか、黒文字板よりも白文字板の方が人気だ。

そう、手巻きデイトナのシルバー文字板を白文字板と便宜上、黒文字板と区別していてそういっていた時代から、

黒白交互に人気が割れる時代があった。

でも1019については、シルバー文字板を白、とは呼ばない。

私は、文字板の色の違いで値段が違うことに疑問を感じている。

ましてや、GMTマスターⅡのスティック文字板や14270のブラックアウトなど、ショーもないことに踊らされて

いちいちYouTubeで紹介している。

なんてあほらしいことか。

踊る阿呆に見る阿呆、ともに阿呆なら踊らにゃ、ソンソン。。とは次元が違うが、ニァーイコールだ。

それはともかく、みんな、それぞれ、自分にとってアバンギャルドなローレックスを持っているはずだ。

つまり、いい振りこきのローレックスを、ということです。

私は今回の連休に、何気に、この1019を30代の時に買ったジーンズにアバクロのよれた白いTシャツ、

そして、カンペールのオレンジ色のスニーカーを履いて秘書とともに、買い物に出かけた。

そのオレンジカラーのカンペールを履いた時、しまった、と思った。

同じミルガウスでも、1019ではなくてトロピカルマンゴーの116400であったらジャストフィットのコーディネート

だったのに、と後悔した。

しかし、この1019.

すこぶるコンディションの良いミドルケースに後年のバードブレスが付いた個体だ。

おまけに、ほぼほぼ無傷の初期ヘアラインシルバー文字板がカッコいい。

いまや、日ロレメンテ済みの優良個体は珍しい。

残念ながら付属品はないが、当時は350万円ほどしたはずだ、笑

そんな話に、店内で私の隣にいた1680の赤サブを付けたロレヲタらしき50代のおっさんと妙に話が盛り上がった。

こういう、アンティークな4桁ロレックスを着けていると現行とは違いコミュニケーションツールになってくれる

ので、話好きな私にはピッタリな時計の一つがこの、アンティークミルガウス1019であることは間違いないのだ。

300万円前後で、前期文字板のグッドなコンディションのミルガウス1019を見かけたら、即ゲットするべきだと、私は思います。
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