最近、更においしいコーヒーが飲みたくて、いろんな動画を見たり映画を見たりしていました。
で、やっぱり行きつく先は丁寧に手でドリップするところでしょうか。
生産者の所で大半の工程が終わって、あとは国内に入って来てから焙煎されて、自分の所では豆を挽く工程とドリップの工程しか残っていません。
勿論、焙煎技術に優れ、豆の目利きの良い販売店から購入することも重要ですが、「自分の努力できる工程でいかにおいしいコーヒーを淹れる事が出来るか」も醍醐味なのではないでしょうか。
人生、常に挑戦ですね。
という事で、スーパーに行ってみたらほぼ1000円でドリップポットが売ってたので買って来ました。
これ、金属加工で有名な燕三条の会社の製品ですが製造は中国でした。
勿論IH対応です。
Amazonでも全く同じ形で型番まで同じ物がありましたが、メーカー名が違っていて値段も違いました。
早速淹れてみました。
先ずはいつもどおりに中挽きで豆を挽いて、それをフィルターにいれます。
そこへ熱いお湯を注ぎこむと、膨らし粉でも入れたかのようにドーム状に膨らんで一旦お休み。
30秒程蒸らして・・・
均等にゆっくりゆっくりお湯を回していきます。
ドリップが完了する直前にやめます。
最後の一滴まで出してしまうと雑味が増えます。
ん~、何時ものコーヒーメーカーのドリップとは何処か味わいが違います。
まろやかで、今まで感じなかったような風味の奥深い味がしておいしい。
今日から、暫くはこの手注しドリップで鍛錬を続けてみます。
結構こういうものって、目の前のパフォーマンスや雰囲気、香り等でも美味しく感じたりするものです。
でも、味わえば味わうほど美味しさの違いが有るように感じました。
以前から、使っていた珈琲メーカーが壊れて、手挽にして、お湯を注いでいます。
水にもよるとは思いますが、美味しいです。
仕事を辞めたのもあって、時間の余裕も無関係ではありませんが。
市販品でなく、銀座からの直送なのも美味しいのかな?
東京の知人から買っていましたのが、採算が合わなくて止められて・・・
コーヒーを淹れるにも豆の挽き方、ドリッパーの穴が1つ、2つ、3つそれぞれの使い分けが有り、蒸らす時間、注ぎ方など多様な条件が有って、出来上がりの味に変化が出て来ます。
今までは、コーヒーメーカーの自動ドリップに合ったドリッパーを探し出して長年使い続けて来たので、他のドリッパーを何処に仕舞ったか分からなくなり、まだ見つかっていません。
いろいろ試してみたいところです。
挽くのは手挽きでも電動ミルでも挽いた結果が良ければ問題無いと思います。
私は40年も使い慣れたコーヒーメーカーのミルが一番です。