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入試直前期に何をするか

2021年11月25日 | 【海外校 東南アジア地区】

入試直前期に何をするか


こんにちは。駿台マニラ校です。

年内、そして年明けと、段々と帰国生入試が近づいてきました。入試直前期には不安が募り、何をやったらよいか分からない、となる生徒も多いのではないかと思います。「とにかく問題を解くことが大事だ」ということで、新しい問題集を買って取り組む生徒もいます。
何が正解で何がいけないか、ハッキリと言うことは難しいと思いますが、以下の2点は重要です。

① できない問題をできるようにする
何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、これが最も重要だと考えます。これまで、さまざまな問題を解いてきたと思いますが、それは究極的には、入試で同じような問題が出たときに、正答できるようにするためです。多くの問題をこなしたとしても、それが自分の中で消化され、再現して問題を解くことができるようにならなければ、結局、それまでの努力は、あまり意味をなさないことになってしまいます。それまで取り組んできたテキストのできない問題、苦手な問題を、繰り返しやって、できるようにしましょう。「このテキストの問題はすべてできるようになった」となれば、それは大きな自信に繋がり、落ち着いて入試に臨むことができるようになります。反対に、できない問題が残る中、他のテキストをやり始めても、結局、中途半端になってしまうでしょう。

② 知識を確実にする
例えば、国語の読解問題は、どれだけ論理的に解くことができるようになったとしても、問題の内容によって、出来たり出来なかったりの波が出てくることがあります。その点、知識の問題は、確実に点数を稼ぐことができます。文法の問題が出てくるということであれば、それまで取り組んできた文法のテキストの問題をすべてできるようにして、確実に得点できるようにしましょう。
他にも、国語であれば漢字や文学史を、英語であれば単・熟語で間違えがちなものを確実に覚えておきましょう。

不安を消すことはできません。「夏休みにもっと勉強をしておけば良かった」と思っても、過去を変えることはできません。
今できること、得点に直結することを、地道にやっていきましょう。このテキストの問題はすべてできる、この英熟語集は完璧だ、と言えるようになれば、合格は着実に近づいてきますよ。落ち着いて、コツコツと取り組んでいきましょう!

駿台マニラ校 T・M


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