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チェスキー・クルムロフ城 世界我がスケッチの旅



 今日の一枚のスケッチは、聞くところでは、チェスキー・クルムロフ城とかわいらしい街並み。街のどこからでも城が見えるし、おとぎの国の物語だって思い浮かびます。眠り姫の話をここで話題にします。雰囲気があるではありませんか。キラキラ輝くブルタヴァ川の曲線と、ボヘミアの深い緑、街並みのパステル・カラー。その美しさからか、人々はこの街を「眠れる森の美女」と教えてくれましたよ。

 このスケッチの川は、ブルタヴァ川で、ブルタヴァ川はドイツ語でモルダウ川ですが、リバーサイドには、チェスキー・クルムロフ城。で、少し考えてみると、森の要素が生活に身直にあるので、ず~っと昔、人は森や川や大地や海とともに暮らし、そのめぐみに感謝し、万物に力を認め、その力を信仰し、畏敬しての暮らしを大切にしてきた。その後なぜか、多神教の神々や妖精たちを悪魔として追放しようとした時代がやってくる。日本では、どうだったのだろうか、少しは同じ森の境遇があったかも知れない。さて、『グリム童話』、たとえば「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずき ん」に見られるように、森はいやなものが住み着く暗黒の世界に姿を変えたのだが、林業技術が進歩するとともに、11世紀以降大規模に開墾が盛んになってくる。英国なんか誰かが言ってたように、森の9割が消え去ったといわれるが、大きな山がないし、英国では時代の必然だったのかもしれない。
それにしても、このおとぎの話たちが、楽しく美しく音楽と結ばれて、まとめられた、とても子供に良い感性と夢をもたらす芸術となったのは、文化の遺産でうれしいことだ。

 

 

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