60代後半のスローライフ

                      

死ぬかと思った!!

2024-04-21 23:17:00 | 日本に帰国中
日本に帰ってからというもの、恐ろしく忙しくて、やることが多すぎて、ブログも書くことが出来なかった。ピアノの練習も殆どする暇もなかった。

そんな中、息子が昨日、やっと、時間を作って、来ると言ってくれた。
しかし、運悪く、昨日の早朝、5時頃、悪い夢を見て目が覚めた途端、心拍数が上がって、呼吸困難になってしまった。
まるで、夫と一緒に、マルタに行ったとき、美味しいビールを飲んで、心拍数が上がって呼吸困難になったときと同じだった。
誰もいない。
助けてくれる家族も友人も。
このまま、死ぬのかな?
これだけ長く生きたのだから、このまま死んでも構わないけど、苦しまないで済むなら。

でも、今日は息子が来る日だ。
去年渡した、この家の鍵を持ってくるだろうか?
家に入れなかったらどうしよう?

朝5時だけど、弟にLINEメッセージを送った。
そして、親友のE子にも同じメッセージを送った。

「心拍数が上がり、呼吸困難で、もし私に何かあったら、うちの息子に連絡してほしい」と。
まだ起きてないだろうと思っていたら、すぐに弟から返事があった。

フレンドリーでなかった弟だけど、今年は、どういうわけか、私が帰ってきて、すぐに晩御飯に誘ってくれて、弟と弟のお嫁さんに近くの和食レストランに連れて行ってもらって、なんと、初めて、ご馳走してもらった。
いろいろ弟とも弟のお嫁さんとも喋った。こんなに喋ったこと今までに、なかった。
なんか、やっと打ち解けられた感じがして、嬉しかった。
人生、長く生きていると、こんな風に家族関係が変わることもあるものなんだな。

そして、今日、死ぬかと思ったとき、真っ先に身内に、しかも比較的近くにいる身内、弟に連絡したのだった。
弟は救急車を呼んだ方がいいと言ってくれた。

弟と電話で話して、なんだか涙が、ぼろぼろ出てきた。
電話で話しただけなのに、身内がいて、心配してくれる人がいるということは、こんなに安心感があるのかと思った。

でも、救急車を呼んでも、何も着替えも何も用意していないし、今日は、息子が来るのに、網しばらく様子を見ようと思ってベッドに横たわっていた。
心拍数は、15分くらいして、ようやく少し下がってきた。

息子は多分、昼頃くると言ってた。でも、どうせ遅くなるに違いないと思っていた。

がしゃがしゃと、鍵を開ける音。まさか???
それが、何と朝の10時半に来た。
何度、電話しても出なかったのに。
電話を家に忘れてきたと言ってた。
昨夜は出張先の姫路に泊まって、こちらに直接来たという。

息子の顔を見た途端、安心感で、抱きしめたいような気持になったけど。
やはり、医者に診てもらおうと思って、近くのクリニックに自転車で行った。
タクシーは、なかなか来てくれないので。無駄だとあきらめていた。
ふらついていたけど、何とか自転車には乗れた。
いつも、ガラガラにすいてる医者なのに、この日に限って、ものすごく混んでいた。
座っていられなかったので、クリニックのベッドに横にならせてもらった。

看護師さんが、まず心拍数や血圧を測ってくれて、異常なしと、医者が、検査をしてくれて、
「なんともないですよ。考えられるのは精神的なものです」と言われた。

忙しすぎて、ゆっくりする暇がなかったからかも?

日本に帰ってきてから、まずは備蓄や、家の地震対策に追われた。
あとは、こちらでやらなければいけない仕事が山積みだったので、それを少しずつ片づけた。
あれも、これも、と忙しく、その合間に、東京から知人が来て、丸二日、大阪、奈良を案内して、毎日、1万7千歩くらい歩いて、足裏とふくらはぎが痛くなり、マッサージに通い続けた。
本当に休む暇がないほど多忙な日々だった。

それでも、日々の楽しみは、ぼろ家ながら、去年、買い替えた新しいガスボイラーで、お風呂がすぐに沸くので、朝晩、お風呂に入って温まり、日々、至福の時間を過ごしている。
しばらくブログを書いていないのに、応援して出さる方々がおられるのか、ブログ村の順位も、見えるところにいられて、ありがたいことです。
また少しずつ、ブログもUpしていきたいと考えています。


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