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THMISmamaの~お洒落の小部屋~

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2025.03.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
手書きハート 宮前、
「この前の話しは…。なかった事に。」

思わず耀司、芙美花と顔を見合わせて、芙美花も、
「え…???」

宮前、耀司と芙美花に申し訳なさそうに。
「友達になって下さいなんて。」

すぐさま汐梨、また小さな声で、
「…友達に…???」

睦美は目のやり場に…。

宮前、耀司と芙美花を見て、
「麻友に言われちゃったの。あの人たちの中には入れないって。」

耀司、またまた、
「え…???…はい…???」

宮前、
「ほんとうにごめん。」
そして、
「…実は~~。私、麻友を耀司の…。」
宮前、頭の中で、後ろに座っているふたりの事をも考えながら、
「…それでも言わなきゃ…。」
と。そして、口から出た言葉。
「再婚相手として。」

瞬間、汐梨、目を真ん丸に。
睦美、思わず口に手を。
そんな睦美を見て汐梨、両眉を上下に。

宮前、
「紹介したつもりだったの。」

耀司、そして芙美花、
「師長。」
「宮さん。」

宮前、顔を傾げて、
「でも、あ~~~ん。」
今度は目を瞑って。
「私…。ん~~。バカだわ~~。」
目を開いて。
「あのね。この前、耀司と芙美花に、麻友とのライ交換。」

汐梨、またまた目を真ん丸に。
睦美、目をキョロキョロと。

宮前、
「でも…。耀司も芙美花も、麻友には…。全然連絡。」

耀司、
「あ。あ~~。」
芙美花を見て。

芙美花も、
「あ。」
そして顔を左右に。

宮前、ふたりを見て、
「でしょう~~~。あ~~ん。私…。」
息を吐いて。
「麻友に言われたのよ~~。」

耀司、目を真ん丸にして。

汐梨、小さな声で、
「再婚相手…って。」

「あの家庭に私は入れない。」
宮前。
「そもそも、あの生活感に私、入れると思う…???…って…。確かに、娘さんが家事を完璧にやっている。…でも、今年は受験。例え、父親が、家事が出来なくても、何かしらの覚悟があっての事。そんな家庭には私は入れない。完璧だもの。それに。あの小さな女の子。あの家庭に、あんな小さな女の子がいるって言う事自体、普通なら考えられない。何かしら訳がある。理由がある。多分、これからの事も、考えていると思うし。かと言って、私の今の私生活から他の家庭の生活に入る気持ちはないって。」

耀司、口を窄めて。芙美花はただ下を向いて。

宮前、
「ふたりとも、麻友には連絡してないでしょ…???」

すぐさま耀司、
「あ、はい。」

芙美花は顔をまた振って。

「私、麻友に聞いたの。あれから連絡ある…???…って。そしたら、キッパリと。ないわ。当然でしょって。」
そして宮前、
「ほんと。私、馬鹿よね~~。麻友が祐里ちゃんにそっくりだからって。」

瞬間、睦美、ビックリ仰天の顔で。
そんな睦美に、汐梨、納得させるような顔で、コクリと頷いて。
睦美、汐梨の方に顔を。
汐梨、またコクリと。
睦美、顔を戻して、左手を口に。そして、キャビネットの写真の方を見ながら。
そして目を真ん丸に。

宮前、
「麻友なら、芙美花の新しいおかあさんになれる。…そんな考えを。…でも。」

耀司、
「師長。」

瞬間、宮前、
「え…???…あ。」

耀司、宮前を見ながら、
「うん。あれから俺、彼女に連絡は…。当然、芙美花も。ま。確かに。あの時は…。その…。いきなりの事だったから、俺も、芙美花も。」
芙美花を見ながら。

芙美花も父を見ながら、顔をコクリと。

「けど…。」
耀司。
「あの時は…。…確かに。…複雑な…。…でも、今、俺…。…それに、芙美花も…。」

その話に芙美花、父を見て、顔をコクリと。

耀司、
「俺たち、新しい生活に、入ろうとしてるんです。」

瞬間、宮前、目を真ん丸に。
「え…???」

汐梨、ニタッと笑って、
「良く言った。」
そして、いきなりソファから立ち上がり、
「宮前さん。」

宮前、いきなり後ろを向いて、
「え…???」

汐梨、立ち上がり様に、睦美に右手を。
「こちら、その、新しい生活に入るためのお相手です。」
ニッコリと。

瞬間、睦美、顔を真っ赤にして、口を両手で押さえて。

宮前、後ろでソファに座っている女性を見て、目を丸く、
「え…???…まぁ~~。」
そしてまた耀司を見て、芙美花を見て。

耀司、軽く頷いて。芙美花もコクリと。

汐梨、睦美にまた手を。
「こちら、眞鍋睦美さんと言います。」

睦美、思わず恐縮したようにコクリと。宮前も瞬きながらもコクリと。

汐梨、
「ま。ひょんな出会いかも知れませんけど。何とか、ふたりが、結び付く事になったかなと。」

宮前、女性と耀司を交互に見て、
「い、いつの間に。」

耀司、
「ま、まぁ…。その…。」
睦美の方に手を。
「…今…。お付き合いをしている…。」
コクリと。
「眞鍋…、睦美さん。…で、まぁ。眞鍋さんの家族とも…。既に。…ふれあいを持っていると。言う。…で。…芙美花も喜んで、いる。と。」

宮前、女性を見て、
「まなべ…、むつみ…、さん。」

睦美もソファから立ち上がり、お辞儀をして、
「眞鍋睦美と申します。」

宮前、
「あ、あ~~~。…と。耀司。…いつの間に…???」








ママでいい…。   vol,242.   睦美に右手を。「こちら、その、新しい生活に入るためのお相手です。」

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最終更新日  2025.03.22 04:45:33
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