越後獅子の唄

2023-03-26 14:04:18 | 美空ひばり
越後獅子の唄 (1982年録音)





1 笛にうかれて 逆立ちすれば
  山が見えます ふるさとの
  わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし
  ながれながれの 越後獅子

2 今日も今日とて 親方さんに
  芸がまずいと 叱られて
  撥(ばち)でぶたれて 空見上げれば
  泣いているよな 昼の月

3 打つや太鼓の 音さえ悲し
  雁が啼く啼く 城下町
  暮れて恋しい 宿屋の灯(あかり)
  遠く眺めて ひと踊り

4 ところ変われど 変わらぬものは
  人の情けの 袖時雨(そでしぐれ)
  ぬれて涙で おさらばさらば
   花に消えゆく 旅の獅子




この曲は、 昭和26年公開の松竹映画『とんぼ返り道中』の主題歌でした。

この映画は、監督:斎藤寅次郎、脚本:八住利雄で、越後獅子の少年を美空ひばりが演じます。

共演は、高田浩吉、宮城千賀子、川田晴久、堺駿二など。

越後獅子の少年が、幼い頃に殺された親から形見に、金山のありかを記した地図を託されたことから、さまざまな冒険が始まるという物語。
 

越後獅子は、越後国西蒲原郡月潟地方(現在、月潟村は新潟市への編入合併によって消滅し、大部分が新潟市南区の一部となっています)から出た獅子舞。

子どもが小さい獅子頭をかぶり、身をそらせ、逆立ちで歩くなどの芸をしながら、銭を乞い歩きました。

蒲原獅子、角兵衛獅子ともいいます。
 





































































































































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