シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

訴訟人が裁判官に立候補するようなもの?

2020年08月20日 | 半島は近代国家?
そこで止まれ! 静かにしていろ (?) とジェスチャーするリス。
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昨年11月 WTO 提訴の手続きを停止すると発表していた隣国が、WTO への紛争処理小委員会 (パネル) 設置要請に踏み切ったのは今年6月です。 1年前 日本が韓国に対し 輸出管理の厳格化を打ち出したのを、日本が措置撤回に応じないという理由からです。
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「動かない日本に不満 韓国政府」(6月3日 ソウル時事) __ 韓国政府が2日、日本政府の輸出管理強化に関し、世界貿易機関 (WTO) への提訴手続きを再開する …

「韓国、WTO 提訴手続き再開 =日本への対抗措置に、ネットは韓国政府の矛盾指摘も」(6月3日  RecordChina) __ 国産化に成功したというのに、なぜ輸出規制解除を求めて WTO に提訴するのか理解できない …
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そもそも 日本が韓国に輸出管理の厳格化を打ち出したのは、「韓国から兵器に転用できる戦略物資が密輸出された案件が、2015年から2019年3月にかけて約4年間で 156件にのぼる」(朝鮮日報) ことだったからなのです (6月17日 President Online)。

米国はどう反応したかというと、
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「米、日本支持を鮮明に 日韓紛争『WTO にそぐわず』」(6月30日 ロンドン時事) __ 米国は「日本の措置が安全保障を考慮している限り、この問題の WTO による裁定は不適切だ」と、日本側の主張に沿った意見を …
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と韓国を牽制しました。 韓国のメンツは丸潰れです。 1ヶ月後の7月末にも __
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「“日本の肩持つ” 米国『輸出規制は “安保” 措置』」(8月3日 Wow! Korea) __ 米国は、先月29日 DSB (WTO 紛争解決機構) 定例会議で「ただ日本だけが自国の本質的な “安保” に必要な措置を判断できる」と …

「”日本の輸出規制は安保措置” WTO 紛争会議で日本の肩を持った米国」(8月4日 朝鮮日報) __ 米政府が「日本の安保措置は WTO 審理対象になり得ない」という見解を示した。
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と再度 韓国の出鼻を封じていますが、韓国はめげないようです。
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一方で 現 WTO 事務局長の退任に伴う次期事務局長選挙に8人が立候補し、その中に 韓国で通商交渉本部長を務めた兪明希氏も入っています。
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「WTO 事務局長選、8人が出馬 アフリカ有力、韓国苦戦か」(7月9日 ロンドン時事) __ 兪明希氏は輸出管理問題で日本批判を繰り返してきた人物だが、国際舞台での実績は乏しく、先進国の支持を集められるかも不透明だ。
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これはどう解釈すべきでしょうか? 貿易問題で対立する日韓ですが、現在 韓国は日本に対し WTO に提訴している国です。 その国の人物が調停機関のトップを決める選挙に立候補することは、 “訴訟人が裁判官に立候補するようなもの” じゃないでしょうか。 厚顔無恥 (厚かましくて恥知らずなさま) もいいところで、この感覚は理解できないですね。

さらに 韓国はその選挙で日本に支持を求めているのです。 厚顔無恥どころか、その神経は益々理解できません。 こういうのを Korean Logic とでもいうのでしょうか?
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「WTO 事務局長選、韓国人候補、日本に『支持求めていく』」(8月7日 RecordChina) __ 韓国のネットユーザーからは、「対立している日本に支持を求めても仕方がない」
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日本に頭を下げさせることに、こんなにもエネルギーを費やす国はどこにも見られません。 疲れる国ですね。 米国はいい加減 振り上げた手を下ろせとシグナルを送っているのですが、半島人は鈍いのか 理解できないようです。 いや “鈍いフリ” をしているのかも知れません。

超大国 米国に恫喝されると、中国は反発し、日本は要求を飲み、韓国は逃げ回り米国が諦めるのを待つ、こんな国情を感じますね。

中国からすれば「おラッチは5千年の歴史の国、米国はたかだか数百年の歴史しかない小僧っこの国」という感覚かも知れません。

日本からすれば「先の戦争で勝てなかった国、要求には逆らえない」、半島人からすれば「米中2大国の狭間にある半島は小国で戦争には勝てないから、大国の要求をかいくぐり、のらりくらりと逃げ回って相手が疲れて諦めるのを待つ戦略しかない」という歴史的伝統をもっているのでしょう。

今日はここまでです。

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