横浜市青葉区藤が丘の税理士法人あおばの税理士池田忠博のブログへようこそ
しばらくご無沙汰してしまいましたが、 皆さんいかがお過ごしですか?
私は、GWとはいえ外出自粛をしっかり守り、ほんとに何十年ぶりかでどこにも
出かけないGWとなっています。
割と多趣味なほう(かもしれない)なので、何とか怒りもせず、発狂もしないで
過ごしています。
うちでできる趣味。映画鑑賞などはまあ結構見尽くしました。次は読書。
年とともに、根気が続かず、長編などはちびちびでしか読めず1月もかかって読了という始末だったが、、、、さすが今年は家で本読む時間がほとんど無尽蔵にある。
この間、ためていた少し前のベストセラーをいくつか読みました。いずれも面白かった。
「ライオンのおやつ」小川糸 余命宣告されたまだ若い独身女性が、最後に選んで入居した
あるホスピスでの生活のお話。人生の最後について考えること
が増えた今日この頃。考えながら読みました。確か昨年の本屋
大賞2位の作品。☆4つ半
「時限感染」岩木一麻 デビュー作「がん消滅の罠」はちょうどがん入院中に読んで、
書かれている記述が、まるで自分が受けている手術や治療と全
く同一という、細部のリアリティーに驚きつつ読んだ、新しい
医療ミステリの書き手なのですが、その2作目の本作。構成は
前作より凝ってはいたが、ちょっとその犯罪の動機はちょっ
と説得力がな気がしました。☆2つ半
「かがみの孤城」辻村深月 「つなぐ」も面白かったけど、これも面白かったですね。あ
れ、パラレルワールドの話?と思いきや、また別の展開があ
り、さすがに簡単には着地を予想させない筆力。いじめや引き
こもりについていろいろ考えさせられましたね。☆4つ
「暗幕のゲルニカ」原田マハ この人も美術サスペンスという分野を確立した人ですけど、面
白かったですね。「講談師見てきたような嘘をつき」というけ
れど、ピカソと恋人ドラとの生活ぶりは、まるで当事者でなけ
れば、書けないでしょ、と思わせるリアリティー。実はこの本
買って積んだままにして忘れていたのです。昨年快気祝いと称
してスペイン旅行をしたのですが、半日自由時間があったの
に、どうでもいい観光をしてしまった。これを読んでいたなら
絶対「レイナ・ソフィア芸術センター」へ行ったのに。てっき
りゲルニカはプラド美術館にあると思い込み(プラドは素晴ら
しかかったけれど)見ることができなかった。この本はゲルニ
カが単なるピカソの傑作だというにとどまらず、スペインが
ファシズムと闘った象徴として(そして今ではテロに屈しない
という決意の象徴として)いまもスペインの誇りとして存在し
ているのだということを教えてくれました。傑作だと思いま
す。(これも本屋大賞とれなかったんだよね)☆4つ半
「狼花新宿サメⅨ」大沢在昌 やっぱり、安心して楽しめるシリーズ。久しぶりだったけど、
全くマンネリ感はなく楽しめました。☆3つ半
「小暮写真館」宮部みゆき 今や大御所の貫禄の宮部さんですが、こんな若者感覚の文体で
面白話を紡ぐことができるなんて、やはりすごいな。でも長い
ぞ。まだに読んでる最中。☆4つ
次は別の趣味について書いてみます。
こうご期待(誰もしてないか?)
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