井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

キングサリの花満開。

2024年05月20日 | 日記


キングサリという名前を最初に聞いた時には、英語名だと思いました。
「Kinng  Sarry」(キング サリー)で、サリーの部分の綴りは間違っているかも知れないが「サリー王」という名で宜しかろうと考えていました。
所が正解は、「金鎖」という日本語でした。
全くの誤解ですが、金鎖という名前、そのものずばり過ぎて頂けません。

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シラカンバの芽吹き2

2024年05月09日 | 日記


シラカンバの芽吹きの第1段階は越冬した冬芽が開いて2枚の葉を拡げる(一斉開葉)。第2段階は2枚の葉の間から枝を伸ばす。1枚ずつ互生に葉をつける(順次開葉)。一斉開葉の葉は冬の間にプログラムされたもの、順次開葉の葉は一斉開葉の後にプログラムされたもの。
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シラカンバの芽吹き

2024年05月07日 | 日記


シラカンバの芽吹き
枝先についていた雄花序の冬芽、斜め上向きについていたものが開花すると下垂する。
越冬した長楕円形の冬芽が開き、2枚の葉を拡げその間から雌花序を立ち上げる。ケヤマハンノキの雌花序は冬の間も裸出しているが、シラカンバの雌花序は2枚の葉と一緒に冬芽の中で保護されていたた形。
雌花序は立ち上がり、雄花序は下垂する。これで自家受粉を回避している。
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シラカンバの冬芽

2024年05月05日 | 日記

シラカンバの冬芽、同じカバノキ科でありながらケヤマハンノキの冬芽とは結構印象が異なります。
茎頂に雄花序の冬芽を持つ点は共通ですが、ケヤマハンノキにある雌花序の冬芽はシラカンバにはありません。
雌花序の冬芽は「ない」のが普通で、その点ケヤマハンノキは例外的存在です。
それと、ケヤマハンノキの雄花序の冬芽にははっきりした柄がありますが、シラカンバの雄花序には柄がありません。花序柄(かじょへい)と言います。
シラカンバの冬芽は2列互生につくので、普通若枝はジグザグになります。
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ケヤマハンノキの開葉

2024年05月02日 | 日記

樹木の開葉のしかた、大きく2タイプに分けられる。
「一斉開葉型」は春にほぼ1年分の葉を開いてしまう。その代表はミズナラやトチノキなど。「順次開葉型」は文字通り1枚ずつ順次拡げる。その代表がケヤマハンノキなどハンノキの仲間、枝先から1枚1枚開いていく。葉を開くのを「開葉」といい、開いた葉を大きく拡げるのを展葉(てんよう)という。
ちなみに、葉は特別な例外を除き必ず茎につき、1本の茎とその茎につく葉をひとまとめにして「シュート」と呼ぶ。「苗条(びょうじょう)」という訳語もあるが、むしろ分かりにくい。

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