ぺんぺん草の庭から

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身近な楽しみを存分に味わおうという68歳ぺんぺん草の徒然日記です

欲しい言葉があった

2021-01-17 09:25:18 | 生活ウォッチ
今日は阪神淡路大震災が起こって26年目の1.17
不幸に見舞われた方々に少しでも心が安らがれますように
さらなる復興と共に祈りたいと思います

ペルソナ 中野信子


NHK BSの英雄たちの選択などでご活躍の中野信子さん
ご自身で「自分は十人並みの容姿」などと言われているが
「美人やんか!」とまず突っ込んでから
本の感想にまいりたいと思います

読んで良かったな~~
心じゃないよね、「脳」だよね
「脳」のあらゆる分野?でいろんな働きが分化されてて
そこの働きが活発化否か・・・
しかも活発だから良いというわけじゃない
ポジティブかネガティブかとか
著者ご自身が人間関係が苦手だったこととか
自伝的で自分語りであるようでいて
生きづらいと感じている人や、自分の在り方に否定的だったりする人には
安心感を与えてくれるそんな本

自分が正しく(正しくって何?)受け止めているかどうかは
まったく自信は無いけれど(ハードルを下げる)

ホっとする言葉にいっぱい出会えたことは確か

・迷うことはひとつの能力である・・というようなこと
迷うには脳のどこかの部位(肉か!)が活発に動いているんだと

・人に一貫性などない・・というようなこと
「ぶれない」ことが賞賛される昨今ですが、ぶれたっていいじゃないかと。

・「働かざる者食うべからず」なんて言葉はキライだ!と堂々と書いてくださった。
「働かざる者食うべからず」という言葉はほぼ呪いのように私たち世代にのしかかり、私たち世代に育てられた世代にも、私たちを通してのしかかる
先に読んだ「同調圧力」にもあったが、日本は自殺大国であるそうな。
世間の目も怖いが何より自分で自分が許せなくなり
自死を選んでしまう人、引きこもってしまう人。
世の中がもっと寛容であったら少しは生きやすくなるのではないかな?と思ったり。

・「明るくポジティブなメッセージを発し続けていると、かえって闇が深くなる」という一節にはドキっとさせられた
明るくいよう、ポジティブでいようという、これもまた呪い・・

自分は多分だけどポジティブな方だと思う
ポジティブな心持ちでいた方が自分が楽だし、
鏡で見た顔も明るい(美人とは程遠いのだから、せめて表情だけは明るくしてないと、さらにひどいことになるもんね)
迷っても迷わなくても結果はさほど違わない、という自分なりの見解があるので、時間がもったいないので、なるべく迷わないようにする。

最近はもっと迷っていろんな方面に相談すべきだったか?と悔やむこともあるにはあるが
要は人に相談するのが苦手なのである
相談されて嬉しい人もいるようだが、えてしてそういう人は口が軽い
相談して相手に自分の荷物を持たせる意味が分からないし
カウンセラーみたく、うんうんと話を聞いて共感されるのは嘘くさい

毒、吐き始めましたね、私(笑)

還暦過ぎたらもう自分の在り方なんてどうでもいいのかもしれないけど
還暦過ぎてようやく自分とは何か、考え始めたところであります


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