神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)

風吹くままに 流れるままに
(yottin blog)

あやしい彼女 「束の間の夢」

2022年11月29日 09時44分19秒 | 映画/ドラマ/アニメ
急に映画を見たくなった
HDDにためてある中から「あやしい彼女」を選んで見た、今日が二回目なので大雑把な内容は覚えている
韓国映画だったと思って見て見たら、日本映画だった(おかしいな?)
たしか韓国映画だったはずだが、調べたらオリジナルが2014年に韓国で、それを中国、日本でもつくったらしい、日本版は2016年
口も態度も悪くて、近所でも評判の嫌われ者の73歳のおばあさん(倍賞美津子)が、謎の写真館で20歳の娘(多部未華子)に変身、人生が変わる
小説「リプレイ」同様、悔いのある人生、満足できなかった人生やり直しドラマだ

戦災孤児だった彼女は苦労をしながら生きて、結婚したが夫は死に幼い娘を背負って貧しさに耐えながら、何とか生き抜いたが若い時代は貧しく、なんの楽しみも経験しないで年老いた。
生きるためには時にはずるいこともした、今でもケチで口が悪いばあさんだと、誰もまともに相手にしない
だが同じ戦災孤児だった年下の次郎だけは、二人で助け合って子供時代を生きて来たから、彼女の苦労は知り尽くしている、そして今も好意を抱いているのだ。
そんな時、彼女はシングルマザーの娘と喧嘩をして家出、そして若返ったというわけだ。
そして「住む家がない」と嘘を言って、次郎の家(風呂屋)に居候する
それからはカラオケ大会で歌って、イケメン音楽プロデューサーとバンドで一人前になりたい孫の両方からスカウトされる
そして、彼女の現実の人生で味わえなかった楽しく、華やかな青春と恋を満喫する、プロデューサーと恋に落ち、デートの日々
だが孫が交通事故に遭って輸血が必要となるが、アールHマイナス型の血液がなく、彼女だけがそれだった
地を抜けばまた元の婆さんに戻ってしまう、せっかく憧れの青春を得たのに、それをあきらめなくてはならない
すでに彼女が婆さんであることを知った、娘と次郎は反対するが、孫のために迷いもせず「神様が私にくれた束の間の休日だったのさ」と笑って病室に入っていった。
退院した孫は、プロデビューしてめでたしめでたし、彼女と娘もお互いを理解できて仲の良い親子になり、めでたしめでたし
次郎も例の写真館で若返って婆さんに戻った、彼女をバイクに乗せて遊びに行くのでした、めでたしめでたし。

自分の人生に照らし合わせて見て、いろいろ感じるところがありました
秀逸の空想人生ドラマ、青春ドラマでありました。
自分も取り戻したい時代と言うのは今でもありますから。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿