なぜサルにもわかることができないのか?と題しドルチェ先生が日本社会の問題を指摘しています。8年前の4月の記事ですが、古いとは思えません。先生の記事は労作、長文ですので、先生の記事の言葉を勝手に置き換え一部を以下に記します。
『①教育への公的支出は最下位である。
安倍内閣が6月14日に閣議決定した第2期教育振興基本計画は、財務省がごね、教育予算のOECD諸国並みを目指すの文言が見送られ、OECDなど諸外国の教育投資の状況を参考との表現に留まり、首相の足を引っ張った。
②国の未来を真剣に考えているキャリヤと政治家が少ない。
大企業は個の貢献が見え難い。会社が損をしても自分が儲かれば良いと考えてしまい、業者から袖の下をもらい決済する人もいる。権力を持っているキャリヤの貢献度はさらに分かり難い。だから危うい。
③95兆円の一般会計、その40兆円が国債、借金である。
医療費や薬価引き下げ答申に医師会と調剤薬局、薬業界が異論を述べ、政治家もキャリヤも焼け太りする。年収300万円の家庭が毎年200万円ほど借金しているのと同じであり、保険制度は成り立っていない。
アメリカは雇用の年齢差別禁止法 (ADE)があり、 厳しく規制されている。高年齢者が可能な知的な業務が増えている。仕事をしない人は老化が早い。
④以上の問題をキャリヤと政治家が解決しようと真剣に考えて欲しい。
日本社会の問題に対応すると言いながら、我田引水、焼け太りし、こっそり蓄財をしている人もいる。会社なら背任罪にあたるだろう。』
以下はアホの勝手な追記です。『経験が頭脳のニューロンを結合させ、複雑なシナプス結合が思考を司ります。優秀な人ほど結合が進み、心地良い方向が結論となります。結合は習慣化です。短時間の結論に繋がります。
しかし勉強した人は結論が速いため、融通が利かない恐れもあります。学校の成績が良くても現実問題には使い物にならないかもしれません。成績に関わらず創造性を磨けば良いわけです。
我田引水ですが、幼児期に大人に色々遊んでもらい、自由な遊びと勉強を経験して、柔軟に考えられるシナプス結合ができたと考えています。しかし人の強制が嫌いで困ります。強制にシナプス結合が慣れておらず思考は遅くなり、やる気を失いがちです。
キャリヤ官僚は学校教育の勝者でした。頭が固い国一試験の合格者もいました。逆に柔軟な国一合格者も多数いました。多くは部活経験者でした。悪貨は良貨を駆逐し易いのが困ります。』随時随所楽しまざる無し。南無大師金剛遍照。