バドミントンが拓くあなたの未来

部活と勉強の両立が生きる力を育みます
鈍感と根気が継続の秘訣です
後はケセラセラ、チャンスを待てば良い

鉄は熱いうちに打て

2022-05-19 08:50:19 | Weblog

 8年前、広島原爆の日に自殺の報道を聞くとの記事をドルチェ先生が投稿しました。零戦とグラマンの設計思想の違いから始め、米国に比べて日本の自殺が多い理由を考察しています。

 乱暴に要約すると、開戦当時に最強の零戦がグラマンに負け、日本の劣勢が決定的になった歴史からも日本の国は国民の命を守るより、国民が社会や国に尽くす国民性が分かる、責任を負い死を選ぶと先生が言います。

 米国は移民の国です。カトリック、プロテスタント、イスラム、ユダヤ、モルモンのそれぞれ違う流派があり、その教えは色々です。自殺も自死殺人もあります。モルモン教徒の女性は日本人以上に自殺率が高いと思います。

 移民の国の米国は法に従い裁判で白黒をつけます。ボランティアが社会の基盤です。地位やお金と等しくボランティア活動を重視し、個への個の支援活動は日本と比べ遥かに盛んです。

 日本は火山の島国。平地が少なく傾斜地が多く、川と山脈で国土が寸断。統一のために奈良時代に官位12階が定められ、今も官僚制です。褒章を貰い喜びます。貰わないのは変人か。

 大化の改新の律令制が地方豪族の権力を奪い、中央政府統治になり、戸籍や班田収授法など制定され、国軍ができました。今も日本の制度は大化の改新の骨格の上に成り立っている、律令制が残っていると阿保は思います。

 個の時代なのに、国民はお上依症です。律令制時代の国名がまだ生きています。千葉は下総、上総、安房の3つの国。九州とは8つの国と島では。三国志の時代で言えば九州に数十の国があったかも。

 国々は時に隣国と争い、民は係累に迷惑を掛けないように生きたでしょう。群れ社会です。第二次大戦敗戦で農地解放、財閥解体され、民は闇屋で食いつなぎ、お世話になったアメリカの真似が増えました。

 奇跡の復興があり民も豊かになり、移民的気質と律令制の意識が共存していると思います。2つの気質の間に個の気質。中央値が年々移民側に寄り、中央付近が減っていると思います。

 自殺の話に戻ります。古い人は組織中心が多く、ドルチェ先生の言う理由で自殺する、移民的気質の人は将来を悲観し自死する、最近増えたと思います。団塊世代が後期高齢者になり、益々両方の自死が増えるのか。

 弱者救済、差別解消、苛め防止などの問題解決を目指すだけでは足りません。将来を悲観した自死を減らす施策が必要ですが、言うは易く行うは難し。貧すれば鈍す。鉄は熱いうちに打てです。

 子供の時に生きる力の芽を育む、が解決策。難題ですが自殺を減らせます。大事なのは経済力。迷惑を人や社会に掛けず、随時随所楽しまざる無しのまあ良いか。そのために日本は軟で自由な良い国です。

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2 コメント

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日本は、「和」の国を目指した (Sabu Q. D.Kaneda)
2022-05-24 09:40:52
聖徳太子は、17条憲法で第一条「和をもってなす」と当時の「蘇我氏・物部氏」の「朝廷内の戦争」を終わりにしたいと望みました。
 昔から、「嫉み・足の引っ張り合い」の民族でした。ですから、上に立つ人次第の国です。
 「自然が神様」の国=「神風の国」です。
アメリカは、「自由」の国です。フランス革命の希望「自由・平等・博愛」の実現を目標にしています。
①自由とは、「他人に迷惑をかけない範囲での自由で、権利です」
②平等とは、「他人に自分を売るほど貧しくなく、他人を買うほど富まない事で、権利です」
③博愛とは、「昔は税金を意味していましたが、直接過ぎるので、博愛という表現にしました。これは、義務です。」
 自由の女神の碑文の最後は「私は、黄金の入り口(米国)で、いつも松明を掲げている」で終わっています。フランスが送った自由の女神に対してアメリカの女性詩人 エマソンが書いています。
NYはまだ観光していませんでした (badmintonmusume)
2022-05-25 04:18:09
 コメントをありがとうございます。
 NY観光をしようと思い始めた時、妻が大病し海外旅行はできなくなりました。残念でした。
 ですから観光の要所は車から見ただけでした。知りませんでした。面白い話をありがとうございます。
 コムデックスのラスベガスに仕事も私的旅行も10回以上だったかも。必ず周辺をバス旅行、小型飛行機観光をしました。
 モルモン教の部落に衝撃。また迫害された原住民の住処を見ました。国の歴史は色々ですね。自由は国民のレベルが高くないと満喫できないと思います。

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