バリエーション山行同人

藪岩、沢等を中心としたバリエーションルートを中心とした山行を志向しています。

山梨 四方津御前山(2021.3.7)

2021-03-07 18:25:53 | 尾根

折角の週末だが天気予報が良くない。体力回復のため、感染に留意しながら山に行くことにした(早朝発&バス利用を回避した半日登山)。

▼朝7時の中央線四方津駅。意外なことにこの駅に降りた記憶がなく初めての利用と思われる。

▼駅のすぐ脇では橋上駅舎工事が行われており、風情ある現駅舎はもう見収めかもしれない。

▼四方津駅と言えばこの長大エスカレータ。一度利用したいと思っていた。

いつも中央線の車窓から眺めていた時は「丘の斜面に横たわる長大エスカレータの格納屋根」と思って見ていたが、実際にはエスカレータの他に斜行エレベータが2基設置されていた。「コロナ禍のためエスカレータの運用停止」との張り紙があり、斜行エレベータ(長かった!)を利用したが、換気を考えると停止措置を採るのが逆なような気もした。

▼山上にあったコモア四方津の街路図。不動産物件の内見気分で思わず見入ってしまった。

エレベータ&エスカレータの終点を出ると、中規模のスーパーマーケット、銀行、医院、美容院などが並んでいた。

▼瀟洒な一戸建てが立ち並ぶエリアを山旅姿で通り過ぎる。

▼住宅街の東端にある小学校を過ぎ、車で四方津駅方面に行く際に使う坂を下りていくと四方津御前山を示す道標を発見した(行程中、明瞭な道標としては唯一のもの)。

鉄製の階段、落ち葉に覆われた明瞭なトレースに導かれながら高度を上げていく。途中、西御前と呼ばれるピークに向かうトレースが分岐する。

▼登山道に入ってから20分ほどで四方津御前山の山頂に到着。ベンチが2つしつらえており、倉岳山方面の眺めが良い。

▼山頂を過ぎるとすぐに電波塔。一般道としての扱いはおそらくここまでで、ここからは藪を進んだり、岩壁をトラバースするようなエリアに入る。電波塔からの降り口も藪に覆われ少し分かりにくかったが踏み跡ははっきりしていた。

▼馬の背(北側は切れているが大して痩せていない)を越え、最初の小岩峰に至る。スラブ状だが心地よいフリクションを利かせながら超える。岩峰の奥にいったん進んでしまったが行き詰まり、戻ったら北側に降りる踏み跡が伸びていた。

▼縦走路上から上野原市の市街地方面を眺める。トレースの直下にも住居を時々見るが高度差はかなりあるように見え、単なる「裏山」という感じではない。

▼2番目の岩峰を越える。最初、北側を巻こうと思ったが、巻くよりも頂稜部を越えた方が楽。

▼2番目の岩峰から電波塔の立つ四方津御前山方面とその手前の辿りし最初の岩峰を振り返る。

2つの岩峰を越えると後は危うい箇所は無く、藪にやや覆われた道を東に向けて進むのみ。トレース上には、何箇所もタヌキのものと思われる「溜め糞」が多く見られた。

▼早春らしい景色も。

途中、東京電力の水力発電所を2箇所ほど通過しながら、上野原駅を目指す。途中、梅林や満開のスイセンを愛でながら岩藪交じりの半日登山を終えた(10:45上野原駅着)。

 

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