旅の楽しみは食にあり!
コロナで巣ごもり中に見つけた和食の美味しそうなお店‘割烹竹うち’
去年のGo to時は、連れ合いがその気にならなくて行きそびれ、やっと実現です。
まずはランチで試してからと思っていたんですが、こちらの予定とお店の休日の
都合で、旅の初日にいきなりディナーでの利用となりました。
ホテルでタップリ休んだ後、予約時間の10分前に出発。
ホテルからは、御池通りを渡れば数軒目がもう目指すお店です。
先客は二組、入り口に近い席に私たちが陣取れば、今晩はこれで満員御礼の様。
お料理はお任せで二コース(5000円、8000円)あるそうで、違いは品数のみなら
ず食材も違うとのことなので、奮発して8000円コースで予約してあります。
席に着きお酒を選ぶと、料理作りも接客も一人奮闘するというご主人がせっせと
拵えて、待たされ感を持たせず次々とだしてくださいました。
最初に出されたのは、自家製千枚漬けと小肌の黄身酢がけ。(写真はありません)
だされるなりスッとお箸に手が出てしまい、連れ合いが「写真は撮らないの?」
と声を掛けてくれて慌てて戻しましたが、崩れてしまい見苦しいので〜
お次は、松茸とかますの吸い物
続いて、コッペ蟹
とても小さい蟹でしたが、全ての身が甲羅に盛り付けられ食べ易く、意外に
食べ応えのありました。この時期だけ食べられるのだとか…
お酒は常なら最初の乾杯だけお付き合いの私ですが、今日はお料理をより美味し
くいただくために、辛口日本酒を最後までお供に頑張るつもりです。銘柄は連れ
合いに適当に選んでもらいました。
鰆とくもこのおろし大根添え(くもこは鱈の子だそうで、ポン酢の下味つき)
刺身(牡丹海老、中トロ、鯵)
八寸(海老、栗、柿の白あえ、生落花生、卵カステラ、鰯の辛煮、梨のワイン漬)
「八寸です」と、ここで供されたのにびっくり!(八寸は前菜みたいなものという認
識でしたから、出るなら最初かと)。
でも、さして大きくは無いお皿に、丁寧に仕事のしてある食材がギッシリ盛られた
この一皿は、この夜の一推しでした。
これも撮るのを忘れ手をつけてしまい、お皿に残っているのは、落花生の殻と栗、梨、
卵のみとなっています^^;
蕪と鶏の手羽元の炊き合わせ
優しく焚き合わされた和風の煮物は、口に含むだけで幸せになります^^
モロコの焼き浸し
モロコは琵琶湖に生息する小魚です。直火で炙って生姜酢がかかっています。
頭から尻尾迄柔らかく食べられます。人生初モロコでした。
揚げ物( 松茸、シメジ、舞茸、銀杏、栗)
揚げたてをお塩でいただけば天ぷらも、意外とあっさり食べられます。
ご飯は蟹の炊き込みご飯。
湯気が黒く映っていますが ↑は土鍋のご飯です。
土鍋で人数分を炊き上げ、食べきれない分はお握りでお土産にしてくださいます。
私がお焦げのところをお代わりしたので、お土産のお握りは一個半、翌日の朝ご
飯になりました^^
デザート1(さつま芋のモンブラン)
デザート2(わらび餅)
人生初のモロコ、今年初の松茸に蟹という高級食材を、板さんが腕を振るった
出来上がったばかりの料理を、その場でいただける割烹料理店での会食、幸せ
な旅の夜でした^^