心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

2年振の旅、3年振りの京都1

2021-11-22 | 国内旅行
旅は2年振り、行き先は3年振りの京都です。11月10日に開催される平安
蚤の市を中心に2泊3日、もう1日2日伸ばしたいところですが、前後に用事
がありやむなしでした。

11月9日新横浜8時丁度の出発です。前日に見た天気予報では、日中は曇り
で夜になって雨のはずが、家を出るや頭に何か冷たいものが〜、あわてて
傘を取り出すほどでは無いものの、旅の始まりの楽しみに膨らんだ気持ち
が、少し萎んでしまったのは確かです。

それでも定刻に動き出した車内では、座席に落ち着くや、持参したサンド
イッチとミニトマトで朝食をとる私たち^^(腹が減っていては楽しい旅は
始まりません^^;)混み合う場所での飲食は自粛すべきですが、出発前に済
ませられなくて…



モグモグタイムを素早く済ませ読書に移行、小田原あたりだったでしょう
か何と新幹線が停まってしまいました。
三島で前を走るのぞみ号が、乗客対応で停止した為だそうです。

不足の事態ではありますが、故障でも事故でも無いからにはさして時間
はかからなさそうに思え、読みはじめた本に集中するうち記憶が定かで
はありませんが、三、四十分くらいで動きだしたのは幸いでした。

名古屋を過ぎ、岐阜か滋賀県あたりで、青空がのぞいたのは嬉しかった
です^^



この分なら京都は晴れているかも…と期待が〜(残念ながら京都は
小雨がパラついていましたが)

到着後は一日乗車券を購入して、バスでホテルに直行し鞄を預けます。



今回は、鴨川と東山が部屋から見渡せるソラリア西鉄H京都プレミア三
条鴨川にしました。鴨川ビュウは少々割高で、新幹線とホテルがパック
になった格安ツアーのお得感が飛んでしまいますが、同様の立地のIホテ
ルに比べれば、格段に庶民的です。久々の旅、足腰に自信が無くなった
私たちとしては、あまり出歩かないかもしれないことも想定して、ホテ
ルステイを楽しむ為の少々の出費増は許容範囲としましょう。



鞄を預けた後は、東山通りを目指して鴨川を渡ります。
今日の観光の目玉は、八坂の塔です。東山通りを南下するとあります
が、ついでにもう少し南の東福寺にも足を伸ばし、特別公開中の三門
を先に拝観しようと思います。

バスに乗る前にお昼をと、東山三条を東へ少し行ったら、なんともレ
トロ感のある商店街が眼につきました。古川町商店街だそうです。





この商店街、ガイドブックなどで有名な錦市場商店街に伍し、東の錦市場
と言われているとかで、普通に地域の人々に重宝に利用されているそうで
す。こじんまりしたカフェやら何かの道具屋さんやら、人の生活に必要な
あれこれのお店が、取り留めなく並んでいて、休日なのか閉まったままの
お店も結構見られ、平日で人通りがあまりないのも相まって、寂れた感が
半端なくありました。が、ソウル市内の地域の市場を見慣れた私の眼には
不意にソウルが懐かしく思い出されました。
中程を過ぎたらラーメン屋さんがあったので、お昼はラーメンにしました。
夜は割烹料理店に予約を入れているので、お昼は軽く麺類にするつもりで
したから丁度良かったです。(好みを言えば、昔ながらの町のおうどん屋さ
んみたいな所のおうどんがべターではありましたが…何故なら京都では
やっぱおうどんって気がします)



客席は片側の壁全てがカウンターで反対側に2、3のテーブル席、カウンター
席は2、3人ずつアクリル板で仕切られて、コロナ対策がされていました。



美味しそうに撮る腕がないので、どう見えるか不安ですが、通りがかりに
ふら〜っと入ったにしては平均点以上の美味しいラーメンでした。

商店街を抜けると白川が流れていて、欄干も手すりも無い、せま〜い橋が
かかっていました。
こういうのを珍しいものを見ると、渡ってみないではいられない私、当然
渡りました。



何か謂れのある橋なのかと見ると



「比叡山の千日回峰行を終えた行者が粟田口の尊勝院元三大師に報告に
京の町に入落するとき、最初に渡る橋(後略)」
とのことでした。

東山通りに出、知恩院前でバスに乗り南下します。京都駅に向かうバス
が右折して行く東七条も過ぎ、さらに真っ直ぐ三停留所ほど行き、その
ものズバリ東福寺停留所で下車。進行方向最初の横道へ入れば、そこら
一帯はもう東福寺の塔頭寺が立ち並んでいます。


紅葉には若干早いお陰で大混雑が無いのは、とても良かったです。リア
ル旅行中にアップした一枚の通りの紅葉状態、京都随一の呼び声もある
東福寺通天橋のあの見事な紅葉を外してしまったのは、チョッピリ残念
ですが、でも今回の東福寺拝観の目標は三門と通天橋自体にありました。

紅葉真っ盛り時には撮影はおろか、立ち止まることすら憚られる、通天
橋撮影の絶好スポット臥雲橋(がうんきょう)にとどまって、好きなだけ
撮影できました。


モミジ越しに見る通天橋


臥雲橋


東福寺三門


5年前紅葉見物で訪れた時は、通天橋見学のチケット購入の列からなんて
立派な建物だろうとチラ見しただけでした。本当に立派な楼閣でした。

三門に上がれるといっても、ただ眺望が良いだけの有料のところは遠慮させ
ていただいていますが、こちらの三門にはおすすめの見所があるそうで、期
待の訪問です。



急勾配の階段は登るのにかなりの恐怖を感じました。階段は2ヶ所あって
写真に写っていない所にある階段は、一瞬引き返そうかと思う程、更に急
でした。



中央は宝冠釈迦如来


(2層内部の写真は、撮影不可なのでネット借用のものです。)


お釈迦様や羅漢さんたち、そして梁や天井に描かれた極彩色の絵が作って
いる世界は厳かで、何だか圧倒されたのか、回廊に一旦出てから、もう一度
拝観させていただいてから退出しました。
回廊では屋根に突っかい棒の様な物があり、気になって説明ガイドの様な人
がいたので、質問して見ました。大きな地震の後に太閤秀吉が補強の為に
寄進をして作られたものだとのことでした。


(一日目、まだ途中ですが、一旦アップさせていただきます。久々の旅行記
最後まで書けるか、何とも心許ないですが、できるところまでお付き合い
いただけたら嬉しいです)

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