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    〜夫婦喧嘩の仲直りノウハウ大公開!
 

離婚寸前の夫婦関係が修復できたわけ
〜夫婦喧嘩の仲直りノウハウ大公開!

2022/11/22
離婚寸前の夫婦関係が修復できたわけ
〜夫婦喧嘩の仲直りノウハウ大公開!

激しい喧嘩を繰り返し、離婚届けが舞う夫婦関係から一転、仲直りできて関係修復、そして仲良し夫婦になったゆかふぇです☆


今日は11月22日、いい夫婦の日ですね。

今では傷つけあう喧嘩をすることはめっきりなくなって平和な我が家ですが、コーチングに出会うまではそれはそれは大変な状況でした。

我慢して我慢して、我慢しきれなくなって大爆発して大喧嘩、というのがその頃のパターンでしたねぇ。。(遠い目)


我慢はストレスを生んで、ためこむと体に出ちゃうから、
早めにその抑圧されたストレスを解放して取り除いてあげましょー。

どうやって我慢しないで、ストレスを解放するのか?

事例があったほうがわかりやすいと思うので、我が家の夫婦喧嘩回避ノウハウを公開しちゃいます!


では、まいりますぞ!

夫婦喧嘩で感情が高ぶってゆくプロセスは三段階

それはとある朝に起きました。

私は当時、NHKの朝ドラ「マッサン」にハマっていて、
ドラマが始まる8時前にキッチンに降りて行って、朝ごはんの支度をしています。

今朝も、食パンをトースターで焼いて、目玉焼きとソーセージをフライパンで炒めて、野菜サラダを作って、紅茶を入れて、バターやジャムやメープルシロップにドレッシングをテーブルに並べて、準備OK☆

さぁ、二階にいるだんなさまを呼ぼう♪と、階段の下から

「義和さーん、朝ごはんできたよー」と呼びかけました。

すると、二階から

「ほーい」と返ってきた返事。

わーい、ごはんだ(^^♪と、席について、待つこと1分。
・・・彼は降りてきません。

ま、これはよくあることなので、紅茶を飲みながら、しばし待ちます。
テレビではマッサンもやってるし(笑)

マッサンが終わって、次の番組になったのに、まだ降りてこない。

そしたら、出ます出ます、いろんな思考が。

「あーあ、ソーセージ冷めて油が固まっちゃったよ。パンだって固くなっちゃうのに」
「せっかく温かくて美味しいとこ食べて欲しいのに」
「お腹すいたなぁ。。先に食べちゃおうかな。いやいや、それはいけないよね」


これが、素直な思いの第一グループ。
ここまではね、いいんです。

雲行きが怪しくなってくるのはそのあとです。
最初の思考には、まだ怒りや八つ当たりなどの強い感情は混ざっていませんが、そのまま放置すると、思考って、エスカレートしてゆきます。

次に出てきたのは、こんな思考グループ(笑)

「義和さんって、いっつもそう。今行くって言ってからが長いんだよね」
「作って待ってる人の気持ちを考えてくれたっていいのに、きっとそう言うことに思いが向かないんだわ」
「昨日の夜、下から子どもたちを呼んでも来なくて怒ってたけど、おんなじことを自分がやってるじゃん」


これらのネガティブな思いを第二グループと呼びましょうか。
こうなってくると、だんだんイライラが募ってきます。

わかります?
最初の思考と、二番目に出てきた思考の持っているエネルギーの違い。

昔はね、こうなるともう歯止めが効かなくて、三番目の思考グループに突入でした。


「だいたい義和さんって、人の時間を無駄にすることをなんとも思ってないんだから」
「そういえば、ご飯作っても、お茶碗渡す時も、「ん」っていうだけで、「ありがとう」もないし」
「あー、もう、まだ来ないなんて! いったい何やってんの!!」


はい、こうなると、最初の頃のまだ可愛い思考グループとは違って、過去の恨みつらみへと移行していますね。

私から生まれた破壊思考は、怒りや攻撃と言うエネルギーをまとって、大変なことになります。

この攻撃エネルギーをまとって、降りてこない相手を呼びに行くときは、すでにケンカモードですよね。

「まったくもー!」って、怒りながら階段を上って行って、彼の部屋に入っていきます。

それではここで、視点を変えて、彼の視点で見てみましょう。

「ほーい」と返事してからしばらくして、
下から階段をドンドン踏みしめて妻が上がってきました。
足音から、すでに怒っているのがわかります(笑)

そして、開けられた扉の入り口で、激おこぷんぷん丸になった妻が、怒りの目で自分を見ているわけです。

・・・・怖いですよねぇ。

で、こういうとき、男性は、即座に防衛モードに入ります。

「さっきから呼んでるのに!」
「わかってるよ、今行こうと思ってたんだよ」
「今っていつよ(怒)。もう30分も経ってるんだよ」←男性を正論で責めたてるのは、一番逆効果です(爆


とまぁ、こんな風にエスカレートして、冷めたご飯を無言で食べるパターンが多かったですね(遠い目・・・(笑))

でもね、今はこんなこともなくなって、昔とはずいぶん変わりました。
今朝、私がしたことは・・

さぁ、リアル夫婦喧嘩の回避ノウハウ大公開!


昔とまず違っていること。それは、思考がどんどん過激なほうへエスカレートする前に、コーチングスキルを使うこと。

具体的なスキルとしては、「思考の観察」をすることで、自分で止めることができるようになってきていることです。

先ほどの朝のエピソードに戻りましょう。
今回私は、第一グループから第二グループの思考に移りそうになったところで、
自分で自分の破壊思考に気づいて、
「あ、またやっちゃってる、イカンイカン」と思考のネガティブループから出ることを選択しました。

そして、
「義和さんって、いっつもそう。今行くって言ってからが長いんだよね」と、私は考えている。
「作って待ってる人の気持ちを考えてくれたっていいのに、きっとそう言うことに思いが向かないんだわ」と、私は考えている。
「昨日の夜、下から子どもたちを呼んでも来なくて怒ってたけど、おんなじことを自分がやってるじゃん」と、私は考えている。

と、私が伝えているコーチングの基本技術である 思考の観察ワーク を行い、自分とネガティブ思考の同一化を解除しました。

そして、
姿勢と呼吸を整えて、感情を整えるEFT(感情解放テクニック)のツボをトントンしながら、 ふーーーーっ。。。と深呼吸をして怒りを体の外に排出してから、自分に質問をしました。

「二人が今から美味しく一緒に朝ごはんを食べるためにできることはなんだろう?」

はい、これはセルフコーチングの パワーアップクエスチョン ですね。
クライアントさんたち、見てますか〜? 復習ですよー。

そして、出てきた答えを持って、

トントントン・・・、と階段を上って、部屋の中でPCに向かっているだんなさまのもとに呼びに行って、一緒にキッチンに降りてきて、

「たまごとソーセージ冷めちゃったから、も一度あっためるね。パンも軽く焼直すね」と。

そしたら、彼の口から、

「あ、ありがと。ごめんね」という素直な言葉を聞くことができたのです。
そう、だって、彼はもともととっても優しくて、思いやりのある人なんです。
その彼の優しさを出せなくしていたのは、私の解釈と態度だったってコト。

喧嘩腰ではなくて穏やかに、してほしいことをちゃんと伝える

そんな風に、美味しくご飯を食べ終えて、お皿を下げて洗っていたら、
だんなさまは、残ったサラダにラップをかけてくれたり、テーブルをふきんで拭いてくれたり。

そんな風に、後片付けも終わって、紅茶のカップを持って二階に戻ろうとする彼に、ちょっとリクエストをしてみました。

「義和さん」

「なに?」

「おいしかった?」

「うん」

「あのね、ときどき「美味しかったよ。ありがとね」ってちゃんと言ってくれたら嬉しい」

そうしたら、

「そっかそっかー」

といいながら、背中に手をまわして、後ろから回した手で頭をなでながら、

「あんがとね」

とハグ&キスをしてくれました。

昔はねー、
「自分から言ってしてもらうなんて、負け!」という感覚がどうしても拭いきれなくて、感謝の言葉や行動がないことに内心不満たらたらだった時もあるけれど、今は、「自分がこうして欲しい、こうしてくれたら嬉しい」ということを素直に伝えるようになりました。

これは、選択理論心理学で学ぶ、相手との関係性を温かに育むための関わり方です。

やってみると、意外や意外、お願いしてやってもらったことでも、嬉しいんです(笑)

笑顔でハグしてもらった後で、

「ありがと☆ ときどきこんな風にしてくれたら喜ぶよ☆」と伝えて、お互いの仕事に戻りまして、朝の出来事をネタにしてメッセージを書いている私です。

で、何がいいたいかというと、

・思考の観察 と
・姿勢の観察 と
・呼吸の観察 と
・パワーアップクエスチョン
は、日常の中の、ささいなことにこそ使ってみる価値があるんだよー、ということ。

ぜひぜひ、毎日の普段使いのコーチングスキルを☆

人間関係のトラブルをコミュニケーションの練習に〜身近な人が道具を磨かせてくれる

セルフコーチングやセルフカウンセリングを習得するプロセスでは、日常で活用できるたくさんのツール(道具)を学びます。

次々に起こる出来事は、お道具箱の中に入れた道具の手入れにピッタリですよね。
私も会社や家庭で日々鍛えられています。おかげで道具をいつも使うから錆びません(笑)

そう考えると会社や家庭で日々起きる問題発生もありがたいですね。道具磨きまくりです。うふふ♪

特に、一番身近で小さな組織である家庭では、毎日磨きまくりですー☆

私のクライアントさんたちも、毎日家で会社で地域で磨きまくりです☆

たとえば、 コーチング講座受講生のSさんから、人間関係のお悩みについて、先日こんなヘルプメールが届きました。


ゆかさん、一つアドバイス頂けないでしょうか。 

出だし良かったのに、部下に怒鳴ってしまいました。。。反省です。。。
昨日部下を怒鳴った後、かなり我慢してたんだな、ということに気付きました。

我慢してると言うことは、内に責め心を秘めているということで、アプローチとして間違っているのでしょうか?
お助けを。。。


〜Sさん


はいはいはいはい、

ゆかふぇお助け隊、やってまいりましたよー。


Sさんの場合も、我慢しないで効果的なコミュニケーションに変えてゆけば、関係性は変わってゆきますね。
だから、なにがあっても大丈夫☆なんですよね。

あと、このエピソードは2015年ころのコトで、今は記事の中のEFT(感情解放テクニック)はそのままでは使っていなくて、もっとシンプルになっています。

記事の中にEFTって出ている技は、鎖骨の下あたりを(だいたいでOK)指先(何本でもOK)でやさしくトントンとタッピングしながら、今感じているネガティブな感情を味わって、深呼吸したくなったら大きく息を吐きだしてあげてください。

その息の中に、怒りや悲しみのエネルギーが物理的に入っていて、呼吸とともに、体から出てゆきます。

すると、記事のエピソードみたいに、感情や感覚がスーッと落ち着いてきます。


これは夫婦のことだけど、エピソードの中に出てくる私のだんなさま、義和さんをSさんの部下に置き換えて読むと、なにか見えてくるものがあるかも。

試してみてね♪
応援していまーす。



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