医師の 宣告通り 養母は 一週間後に あの世に旅立ってしまいました。
最後の 面会時 僅かな 動きは 私の 手を 握り返し
声は出ませんでしたが 口の動きで『 ありがとう ‼！』と、
言い返す 気持ちの 言葉を 読み取ることが出来ました。
1月は 寒い日が続きます。
そんな具合でしょう。この世に別れを告げる人が 多いようです。
私の祖母が 亡くなったのは お正月二日でありました。
父が亡くなったのが 20日です。
私の 家内があの世へ旅立ったのは 31日でした。
そして、14日に養母が黄泉の国へ 旅立って行きました。
皆 1月です。
悲しいですねーーーーー。
葬儀は、8時30分から 執り行われました。
早い時間です。
前述のように、寒い時期ですので 亡くなった方が多いのですね。
火葬場が 一杯で 尼崎近くでは 空きが無く 豊中市の
火葬場まで 依頼せねばならなかったようです。
葬儀を通しての 感想は 「実に味気ない」葬式でありました。
家族葬にしなければ いま「コロナ禍」では 他人に迷惑を
かけてしまいます。
何もかも 省略 されて 悲しいですね。
お通夜もないのです。
お棺に横たえられて 最後の別れですが この真冬でも
冷たい氷で 保存管理されていたのでしょう。
頬を触ると その冷たさに 「かわいそう」 という 感情を
誰しも 持つのではないでしょうか。
参列者が 葬儀社の方から手渡された 「花」を
死者 の周りに 埋めていきます。
享年とって 99歳 大往生と言っていいでしょう。
父は 75歳で亡くなっていますので 長い間一人の生活を
余儀なくされました。
血のつながりのない 私を ３歳～18歳まで育たれくれました。
今日は最後の恩返しが 出来た かも知れません。
改めて、「感謝」したいと思います。ーーーー
※ 一口メモ ※
＜ 名 言 ＞
『 タフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きていく資格がない。 』
（ レイモンド・チャンドラー プレイバック ）
お読みいただきありがとうございました。
今日は、これで失礼します。