という記事を読ませていただいた。
これはなんとなくわかる。
嫉妬の感情とリンクするものだろう。
身近にも、そういう人がいる。
なんでここまで意地悪なんだろうと思うが、その生い立ちを知れば、そうならざるを得なかったことも理解できなくはない。
兄弟でも真ん中の子はそうなる傾向があると思う。
私の母方の叔母も、そういう人であった。
私は姪であったから可愛がってもらったが、何かにつけ嫉妬深いところはあった。
母のきょうだいは3人姉弟であった。
私の母は長子であったから大事にされた。
母の弟も、たった一人の男の子ということで大事にされた。
体の弱かった叔母も、その身体の弱さのせいで、ずいぶん特別扱いされたらしかったが、叔母自身は、それでも不満だったのだろう。
叔母は身体は弱かったが、頭は三人の中で一番よかったらしく、小学校の時は7回も学級長をしている。
なぜ7回かというと、一度は先生に他に適当な人がいないからと次の学期も頼まれたからと言っていた。
そのくらい頭はよかったが、器量はそれほどではなかったらしい。
自分の母のことで恐縮だが、私の母は小さい頃から器量良しで有名だった。
だから叔母が母と同じ女学校に入学してきた時は母の友人達が叔母を見に行ったらしい。
その時の母の友人達の感想は「全然似ていない」だったと。
ちなみに私はこの叔母に似ていると言われることがある。
こんなことも、叔母を嫉妬深くさせた一因であったかもしれなかったが、まあとにかく、嫉妬深いことは確かであった。
叔母は、かなりの歳になっても親である祖父母には甘えた。
祖母が孫である私を可愛がっていると、祖母に、「びこは孫、私は娘なのだから、もっと私を大事にして」と言ったと祖母に聞いた。
叔母は某宗教を信仰していたから、普段は立派なお話をしてくれたし、姪の私のことは可愛がってくれた。
が、祖父母に対しては、いい年齢になっても甘えるのだった。
★甘えたい気持ちを女は終生もちつづけ満たされなくば意地悪になる
★性格の良し悪し幼きときからの愛情の有無が関係すらし
★欲張りな義妹おさなきとき義母に可愛がられず育ちしゆゑと
★可愛がり育てむとしてゐしわれもあまり我が子を可愛がれざり
★こころでは可愛く思ひゐし吾子を叱るばかりでありしわたくし
★しうとめに厳しくされて鬱憤をぶつけたかもしれぬあの頃
★姑も実家が破産せしことの辛さをわれらにぶつけたかもしれず
人間の習性をテーマにして、素晴らして記事ですね。
感服しました。ありがとうございました。
そう言っていただき、ホッとしました。
こういう暗い記事は一般的に好まれないのですが、私は根暗人間なので、ついこういう記事を書いてしまいます。