野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

大和川調査で出会ったスミレ

2023-03-19 | 自然観察会

大和川調査で出会ったスミレ

 

名前の由来は花が大工道具の「墨入れ」に似ていることから、という説がある。

 

3月から5月にかけて大和川流域での調査で出会ったスミレの紹介。

源流部ででは サクラスミレ

奈良市内では コタチツボスミレ、スミレ、ノジスミレ

金剛山では シハイスミレ、ツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、タチツボスミレ

サクラスミレ 花は日本のスミレ属中最大の大きさ。雌しべが見えない咲き方が特徴のひとつ。

コタチツボスミレ  シーボルトが弟子たちに採集させたものに与えられた名

スミレ 根元から多数の葉や花茎を伸ばして咲いている。

ノジスミレ スミレに似ているが、葉はスミレより基部が広く、やや三角に近い。

シハイスミレ 葉の裏面が紫色をしている

ツボスミレ 湿った山地にはえる

ニオイタチツボスミレ 開花の初期は花は地面近くから、花の最盛期にやがて茎をのばす。

タチツボスミレ 葉は心形できれいなハート形

日本では野草、スミレは草だが世界を見ればスミレは木の種類の方が多い。おどろき


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