暴力的且つ危険な人類の男・オスを有効的に排除するには?
人間の男性優位社会では、多くの男は甘やかされ、現在世界中を震撼並びに混乱させている、私の唱えるバカオス三人組の一人、ロシアのプーチン大統領のように、男性優位を当然の権利のように錯覚しているので、手の施しようもありません。環境汚染という問題に限らず、地球上の美しい自然を守り負の遺産を止めるのは、人間の女性の自覚と力負けしない知識・知恵の獲得が必要です。
女性の積極的な参加は、人類を救い地球上のあらゆる生き物と、最も平和的に共存でき、海・陸の乱獲・密猟などを防ぐ道に繋がることです。これまで地球上を男共が何千年もの間ほぼ独占し、近世においては地政学/geopolitics という学問が誕生するまでになりました。2020年9月22日投稿の記事:「人間のオスはあたかも地球の宗主であるかのようにこれまで振る舞ってきました。冗談じゃないですよね!」 を是非参照してください。
政治・経済・科学・製造技術・軍事・実業・法曹・宗教・芸術等々それぞれの分野に、好むと好まずに関わらず、積極的に参加と言うよりも切り込むことでしょう。「言うは易く行うは難し」ですけれども...。
注:英語で 「言うは易く行うは難し」 は "That's (It's) easier said than done." と言います。
なぜならば、男と女の進化の割合は、ほぼ1対1ですから。女性としての存在を確立し暴力を排除するためにもです。近年、先進国の間では、性的嫌がらせ、つまりセクハラ/sexual harassment が、やっと公然と批判されるようになりました。渡米した1950年代には、欧米諸国でも若い女性の一人歩きは、男性群のからかいとか冷やかしの対象でした。
男女比1対1の割合について、私自身も日頃、疑問を持っていたので、その原因を色々調べて見ました...。
- その結果は...、科学に関する日常的な質問に答える著書で知られる、英国/イギリス/UK 出身の著者によると、男女比がほぼ釣り合うことで、遺伝の多様性が生まれ、人類の歴史が続いている、というのが現在の地球で起きている自然の原理なのだそうです。私見ですが、常日頃抱いている感覚を立証してくれたような気がします。 2021年7月16日投稿の 「男性優位社会が生む人類の悲劇(その4): 地球は人類を必要としていません」 を参照してください。地球上では、平衡・均衡‣調和等を保つことが大切です。それを逸脱すると崩れや破壊が生じます。中国やインドの異常な人口の増加は、それに匹敵する事態です。中国のコロナ禍をゼロに封じ込めようとしても、そんな無茶な!話でしかありません。指導者習近平国家主席はバカオスを地で行っているのにすぎません。阿呆だね~~。
- 序 (ついで) の話ですが、中南米諸国の人口増加と難民の問題は、ヨーロッパからもたらせられたキリスト教/カトリック/Catholic が起因しています。地続きの北米アメリカ/North America は、地雷を抱えているようなものです。言ってることが分かりますか?海外あるいは中南米に住んだことのない人には、その深刻さは理解できないと思いますよ!今後どうなるか...。次期?アメリカ大統領の知恵と手腕に頼るしかない...のが長年の私見です。
- 当ブロッグに、池木清著『いま女性が主役を演じるとき』副題に 「 ガールズ・ビー・アンビシャス」 を出版したことを、今こそ「女性よ大志を抱け!」(2019年9月16日) の表題で投稿しました。内容は、若い頃に輝いていた女性が年齢を重ねると共にその輝きを失っていくのを慨嘆し、例えば、西洋舞踊のバレー/ballet では、女性がプリマ/Prima として主役を演じます。男性ダンサー/dancer は基本的に彼女の補佐役に徹します。『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ロミオとジュリエット』等々数ある有名なクラシックバレ-/Classic Ballet では、女性が殆どが中心あるいは主役を演じます。
女性の反応、意見を知りたい!…お願いします!
17年に渡る投稿歴があるこのブロッグも、残念なことには女性による反応が殆ど感じられません。それにめげずに見えない女性に訴えさせてください。以下に列挙した記事以外に女性差別について折に触れ述べてきました。もし引っ掛かりがあれば、少なくとも下記の投稿を閲覧して、意見を聞かせて欲しいですね~~。聞こえてますか?独りよがりにならないためにも~~心からお願いします‼
話題が ⇒ 育児・家事・料理・食べ物・ファッション・旅行・芸能などの内容でなければ...注目されないのでは...残念であり悔しいです。
「なぜ日本の女性は世界に向けて発信も行動も起こさないのでしょうか?それともしたくない?このブログを借りてお尋ねします?」(2020年9月22日)、「新型コロナウイルスより怖い横暴な人間の 『オス』:これからは貴女たちがこれまでの差別を無くすのです」(2020年8月20日)、「長い道のりを歩んできた女性差別と隷属に終止符を打つのは貴女たちです!!」(2020年8月17日)、「沈下し続ける日本...どうしたの日本女性?」(2020年1月8日)、「今こそ「女性よ大志を抱け!」(2019年9月16日)、「"MeToo"に見られる性的嫌がらせ」(2018年2月26日) 等々。
日本村という100パーセント男性優位社会の囲いの中には世界観が有りません。政治・経済は男の世界という先入観または潜在意識が、言い過ぎと言っても過ぎないほど蔓延しています。いわゆる先進国と言われる国々の向上心のある若い女子や男子の多くは、夏季休暇などに、こぞって外国に体験旅行または1・2年の留学や滞在を試みます。
残念ながら殆どの日本の男性は、コロナ禍以前にも、海外滞在の経験はおろか渡航の経験すら無く、国際感覚に疎い上に家畜・社畜化され、コミュニケーションを取るのに苦労します (「家畜化された日本人」〈2018年5月27日〉参照) 。つまり、海に囲まれた日本村という離島を、外から客観的に見る機会を自ら封じているのです。「井の中の蛙大海を知らず」 の喩えを、ひたすら盲目的に実践しているのが当村の男性連中です。そして村の没落を助長し、その原点にあるのが世襲というご都合主義です。村の政治家と称する議員連の気概に欠ける男の見本市を形成している観があります。
伝統工芸や継承すべき技術・技能等とは一線を画す、政治の世界では禁じられるべき世襲、つまり 「地盤・看板・かばん」 の営々と続く悪しき慣習は、男の権力者や顔役が代々占有する事項となっているのはご承知でしょう。
日本村の近代化を妨げる男尊女卑社会には女性の顔が見えません‼
村を非近代化・幼稚園化している例に、圧倒的に男性が支配する旧態依然としたマスコミ/mass communication/mass media の存在ががあります。テレビ局などは視聴率を気にし、つまり、やはり男の支配下の広告主の意向・広告収入の増減に四苦八苦する生存競争のために、企業としての社会的責任や公共性を放棄している傾向が見られます。
そのそしりを免れない、民放とマスメディアを代表する公共放送局と称する NHKの存在が有ります。更にその延長線上に、男の顔が居並ぶ村社会の形骸化した、最高裁判所が有り、同様に、デフレ脱却と不況に打つ手なしの男の牙城、現、黒田総裁が居座る日本銀行が存在します。
以前投稿した 「NHKと元号。なぜ日本では守旧がはびこるのか?] (2019年3月月21日) で、日本の国会は、過去の価値観から抜け出せないオス共の見本市であると述べました。
当初、このブロッグに投稿し始めた時にはそれこそ手探りでしたが、究極の目的は日本の、英語教育とは程遠い指導の在り方を指摘し、改善また最善策を講じることでした (「何で英語やるの」〈2007年10月10日〉参照) 。然し、「光陰矢の如し」 のように年月は、あっと言う間に 「移ろい変わり」、世界の変動も激しく、取り上げた話題・論題・提言・批判も下記の様に増え続けました。
「リニューアルに代表されるカタカナ語」、「日本人の幼児化」、「地盤・看板・かばんの弊害」、「自然災害」、「食材の話」、「コミュニケーション能力の欠落」、「ELSの立ち上げ」、「日本男子の家畜化と後進性」、「男の暴力」、「男性優位社会の弊害シリーズ」、「オリンピックの賞味期限切れ」、「コロナウイルス禍」、「日本の衰退」、「NHKの弊害」、「幼児殺害事件」、「バカオス存在の悲劇」、 「プーチン大統領の暴走」等々多岐に渡りました。これ等順序の前後や表示洩れも多々ありますが...
今回は表題の話に重点を置かせてください!
日本の村民の半数を占める女性は、人として存在しているのでしょうか?
折に触れ指摘はしてはきましたが、どうしても取り上げたかった論題は、日本の女性の在り方です。いみじくも、今年の3月でしたか.......、それこそ突発的に報道され世間を驚かせたのは、早稲田大学の社会人向け講座の一環として行われた 「デジタル時代のマーケティング総合講座」 に、牛丼チェーンで知られた吉野家の役員が女性向けマーケティング/marketing の施策として 「生娘をしゃぶ漬け戦略」 と表現した事です。
このニュースは、SNS/social networking service 上であっと言う間に広がりました。既に事の経緯を認知されている方も多いと思われるので、ここではその詳細は省きますが、ただ、「不適切な表現 ― 中略 ― 思いをする方がいたら申し訳ない」 と前置きの後、 「生娘しゃぶ漬け戦略」 といった内容を語ったことで、日本人男性の女性に対する認識に差別や蔑視以外の、古 (いにしえ) から宿る偏見と問題が不断に存在する事が読み取れた気がします。
文字を持たない大和民族が中国から漢字を盲目的に導入したことを、これまで度々述べて来ました。そこから平仮名と片仮名が作られたということも記しました。然しそれ以前に、漢字を使って日本語の音を表す万葉仮名が使われ始めました。男性が公的に用いたのは漢字で、その万葉仮名を崩したのが平仮名となり、片仮名もほぼ同時に生まれたと見られているのは今回の執筆により知りました。
平仮名は私的な場合あるいは女性用という決まりがあったのは見逃がしていました。浅学のそしりは免れないようです。中学か高校の国語の授業で習ったかもしれませんが、このブロッグを営々と続けたお陰で、あらゆる事で色々と勉強になっています。
女性に平仮名の使用を許されたことで、男性優位による閉ざされた世間から、手紙、和歌、物語、随筆などを執筆・発表の場を得て、女性特有の優しさ・観察眼・饒舌が花を開き、『枕草子』や『源氏物語』誕生の契機になったというわけです。女性文学またの言葉で女流文学と言うようですが、女性にとって少なくとも表に出るきっかけにはなったようです。
欧米諸国でも、長い間の男性優位社会から徐々に女性の社会進出が進むにつれ、実に様々な主題と表現によって、今や男女を問わず世界中に、そして日本でも愛読される文学作品が多数出版されています。全てを読んだわけではありませんが、私が思いつくだけの日本でも馴染みのある作家と代表作と思われるのを以下に記載してみました。大学で英文学を専攻したわけではないのに、英米文学作家に限られてしまいました。順不同です。原文で読まれたのか翻訳書を読まれたのでしょうか?映画化された作品もかなりあるので、こちらで親しまれた方もおられるかも?
Charlotte Brontë: Jane Eyre『 ジェーン・エア』 Emily Brontë: Wuthering Hights『嵐が丘』 Virginia Woolf: The Waves『波』 Mary Shelley: Frankenstein『フランケンシュタイン』 Margaret Mitchell: Gone with the Wind『風と共に去りぬ』 Pearl Buck: The Good Earth『大地』 Agatha Christie: Murder on the Orient Express 『オリエント急行殺人事件』 Harper Lee: To Kill a Mockingbird『アラバマ物語』J. K. Rowling: Harry Potter and the Philosopher's Stone『ハリーポッターと賢者の石』
最後の項に、スウェーデン/Sweden の女性作家セルマ・ㇻ―ゲルレーヴ/Selma Largerlöf を加えさせてください。彼女は1909年に女性初のノーベル文学賞を受賞しました。彼女は作家としての活動だけでなく女性解放運動にも深く関わりました。その彼女がスウェーデンの教育会から依頼され執筆した童話 The Wonderful Adventure of Nils 『ニルスのふしぎな旅』を紹介させていただきます。3‣4歳の頃、父親が与えてくれたのがこの絵本です。当時の記憶では『ニルスの冒険』が表題でした。ニルスの旅に憧れ魅せられ、夢を膨らませながら繰り返し繰り返し読みました。後に私が外国を渡り歩いたのは、この本の影響が元になっていたのかもしれません。
ここのところ、三大バカオスの一人、ロシアのプーチン大統領の血迷った行為によるウクライナ/Ukraine 侵攻の暗いニュースばかりで、これほどはた迷惑なオスの存在は近年珍しいですね。トランプ元大統領も習近平も、更には、脳みそが鉄くずのような (錆びるとボロボロになる) 金正恩の存在も私に言わせると、全くうざくも危険な存在でしかありません。自己顕示欲の異常に強いこの種の人間のオスは、取り巻く同類のオスと自主性のない一部のメスの支持を集めて (衆愚) 権力を獲得します。
女性を差別し無知な状態に置くことで男は利益を得る悪習慣
日本村では、男性にも往々にして当てはまりますが、女性は能力に見合う結果が認められません。前述の男の世襲が横行する政治の世界はそれが極端であるが故に、日本村の政治を三流に陥れています。以前投稿した 「NHKと元号。なぜ日本では守旧がはびこるのか?] (2019年3月月21日) で、日本の国会は過去の価値観から抜け出せません。能力よりも性別で所得が決まる現状については、当稿も長くなり過ぎたので、改めて投稿させてもらいます。
そこで気分転換に、ちょっと古い昨年の記事になりますが、目に留まった女性誌『女性自身』のアンケート/enquête (仏語) の内容を紹介します。 「この人だけは首相にしないで!」 と思う人に対する返答の⒈位は...
1位 麻生太郎(圧倒的で2位安倍氏の3倍)
2位 安倍晋三
3位 丸川珠代
4位 小泉進次郎
5位 二階俊博
のような結果になっています。3位の女性・丸川氏を除く男性群の全ては世襲族であることを注視し又憂うべきです。日本村没落の原点ですから。
今、参院選を前にマスコミを前後して賑わしているのは、自民党の細田博之衆議院議長と吉川赳衆議院議員でしょう。この両者も紛れもない世襲族であります。日本村に幸いあれ‼
I sincerely hope to be able to see you soon, dear ladies! And naturaly to hear your response!