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ロシア軍のウクライナ侵攻関連ニュース【気になるNEWS特番】2022-5-22-3

気になるNEWS

(AFPBB News)
アゾフ連隊兵士と親ロ有力者との捕虜交換検討か ロシア
2022/05/22 11:56

【AFP=時事】ウクライナ南東部マリウポリで投降した「アゾフ連隊」の兵士について、ロシアの停戦交渉担当者は21日、ウラジーミル・プーチン大統領と親しいウクライナ人政治家ビクトル・メドベチュク氏との身柄交換を検討すると述べた。

 ロシア側の停戦交渉団の一員であるレオニード・スルツキー氏は、親ロシア派が支配するウクライナ南東部ドネツクで、「われわれはその可能性を検討するつもりだ」とロシア通信に語った。

 メドベチュク氏はウクライナの有力政治家で、同国有数の資産家。プーチン大統領と親しいことで知られる。軍事機密をロシア側に流した反逆罪容疑で昨年から自宅軟禁下にあったが、今年2月のロシアの侵攻後に逃走し、4月中旬に再逮捕された。

 ロシアはこの日、約3か月に及んだマリウポリ攻防戦での勝利を宣言。イーゴリ・コナシェンコフ国防省報道官は、セルゲイ・ショイグ国防相がプーチン大統領に「作戦の終了および(アゾフスターリ〈Azovstal〉)製鉄所とマリウポリ市の完全な解放」を報告したと発表した。

 製鉄所に立てこもって最後まで抵抗を続けていたウクライナ兵のうち、元準軍事組織でかつて極右団体とつながりのあったアゾフ連隊について、ロシアは「ネオナチ組織」だと主張している。

 ロシア最高裁判所は26日、アゾフ連隊の「テロ組織」認定に関する審理を開く予定で、捕虜交換の進展は先行きが見通せない状況だ。

 ドネツクの親ロシア派指導者デニス・プシリン氏は21日、製鉄所に立てこもったウクライナ兵を裁判にかけるべきだと主張した。 【翻訳編集】AFPBB News

※ 表紙タイトル画像
ウクライナ南東部マリウポリで、アゾフスターリ製鉄所から投降し親ロシア派部隊の身体検査を受けるウクライナ兵。ロシア国防省の提供動画より(2022年5月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / Russian Defence Ministry / handout

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(読売新聞)
マリウポリ「リゾート化を」・学校教育は「ロシア化」進む…支配強化に住民猛反発
2022/05/22 10:00


ウクライナ南東部マリウポリで、破壊されたアゾフスタリ製鉄所の設備(11日、ロイター) 【読売新聞社】

 【キーウ(キエフ)=笹子美奈子】ロシアのプーチン政権がウクライナ南東部の要衝マリウポリの「完全掌握」を発表したことで、ロシアによる支配はさらに強まる見通しだ。一方で地元住民の反発は根強く、抵抗運動も予想される。

 東部ドネツク州の親露派武装集団トップは18日、報道陣に対し、アゾフ海に面したマリウポリを「リゾート化し、完全に復旧する」と述べた。ウクライナ側の抵抗の象徴となったアゾフスタリ製鉄所は解体し、公園や企業集積地として整備する構想も示した。

 学校教育の「ロシア化」も進む。マリウポリの市長顧問は20日、新学期の9月から、市内の学校がロシア史の授業を含むロシアの教育プログラムに移行するとSNSに投稿し、「怒りを覚える」と非難した。

 ロシアは、欧州最大規模の原子力発電所がある南部ザポリージャ州での制圧地域の併合も画策している。

 18日に同州に派遣されたマラト・フスヌリン露副首相は、露軍が3月から占拠するザポリージャ原発について「ロシアのために稼働させる」と主張した。ロシアは制圧地域への電力確保を狙っているとされ、原発がある同州エネルホダルで、ロシアへの併合の是非を問う「住民投票」が準備されているとの情報もある。

 だが、露軍が約6割を制圧したとされる同州では抵抗運動が活発になっており、実施されるか不透明だ。地元メディアによると、クリミアと原発方面やマリウポリを結ぶ輸送網の拠点、南部メリトポリで18日、線路が爆破され、露軍の装甲列車が被害を受けた。16日にも露軍幹部2人が殺害される事件があったという。

露、北欧国境の軍備強化へ

 ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は20日、北欧フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請に対抗し、フィンランドと国境を接する露西部の部隊を年末までに増強する方針を示した。露国防省は、海軍バルト艦隊が年内に30回以上の演習を実施する計画も明らかにしており、加盟の動きへのけん制を強めている。

 ショイグ氏は露西部の状況について、米国を含むNATO加盟国の軍事活動が活発化している点などに触れ、「軍事的な脅威が高まっている」と強調した。

 また、フィンランドとの国境地域を管轄する西部軍管区には12部隊を増設し、計約2000の兵器や車両も配備するとした。1部隊あたりの規模は明らかにしなかった。バルト艦隊が拠点にするロシアの飛び地カリーニングラードには、核兵器を搭載可能な短距離ミサイル「イスカンデル」も配備されている。

 ただ、露軍はウクライナ侵攻で消耗が伝えられており、計画通りに増強が進むかどうかは不透明だ。

北欧2国 トルコと電話会談

 【カイロ=酒井圭吾】北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したスウェーデンのマグダレナ・アンデション首相とフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領は21日、加盟に反対するトルコのタイップ・エルドアン大統領とそれぞれ電話会談した。加盟に理解を求めた2国首脳に対し、トルコは自国の主張を改めて伝えた模様だ。

 北欧2国の首脳がエルドアン氏と会談するのは、加盟申請後初めて。トルコのアナトリア通信によると、エルドアン氏はアンデション首相に対し、テロ組織とみなすクルド労働者党(PKK)や関連武装勢力に対して「具体的な措置」を取るよう促した。スウェーデンが2019年からトルコに科している武器禁輸措置の取り下げも求めたという。

 ニーニスト大統領は、NATO加盟によりフィンランドとトルコの関係が強まることを説いたといい、ツイッターに「今後も話し合いは続く」と投稿した。

露企業の会長職 独元首相退任へ

 ドイツメディアは20日、ロシアのプーチン大統領と親交が深いドイツのゲアハルト・シュレーダー元首相(78)が露最大の国営石油企業ロスネフチの会長職を退任すると報じた。シュレーダー氏から任期延長を辞退するとの申し出があったという。

 同氏は1998〜2005年に首相を務め、独露間の天然ガスパイプライン事業「ノルトストリーム」を推進した。ロシアのウクライナ侵攻後、フィヨン元仏首相ら露関連企業で役職を得た欧州元首脳が役員を次々と辞任する中、シュレーダー氏は要職にとどまっていた。

 独誌シュピーゲルによると、独連邦議会の予算委員会は19日、シュレーダー氏の事務所スタッフの人件費(昨年約5400万円相当)など、首相経験者に認める特権の一部を停止する動議を可決した。欧州連合(EU)の欧州議会は19日、シュレーダー氏が露系企業の要職にとどまる場合、制裁リストに加えるようEUに求める決議を採択した。(ベルリン支局 中西賢司)

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