蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

臨時運転会

2019年10月31日 | Weblog
 10月27日に行徳駅前公園で、「行徳まつり」が行なわれ、市川蒸気鉄道クラブも協賛して臨時運転会を行ないました。
 10月の定例運転会が台風19号の影響で中止となりましたので、10月ではただ1回の運転会となりました。臨時ということもあって、集まった機関車は写真のように少なかったのですが、強力機が多かったので、運客に支障はありませんでした。

                                    

 その中で、今回の注目はT村さんの製作していたD51が黒くなって登場したことでした。
 このD51は技功舎さんの素材キットをまとめ上げた労作です。キットというと、ついイージーなものを連想してしまいますが、このキットは実態的には鋳物を中心とした素材セットというようなもので、製作はかなりの努力を必要とします。
 いままでは未塗装状態で試運転が繰り返されてきましたが、今回いよいよ黒くなったわけです。ただ、これは塗装ではなく、黒染め。つまり仕上げ塗装やディテーリングはまだこれから、ということです。完全艶消しで簡素なディテールのD51は、なにやら終戦直後の姿を思わせるものでした。もっとも、ナンバープレートは「ペンキ書き」ではなくて立派な砲金鋳物のものが付いていましたが。。。

                                      

 もうひとつの注目はHさんのテンダでした。形から想像するにC51用かな、、、と思われるリベットいっぱいの作品です。ほとんどが真鍮製というのも注目どころです。なんと台車枠も真鍮製なのです。ちょっと強度が心配な感じですが、厚さは3mmで、強度的には十分とのことでした。Hさんらしい、きれいな仕上がりは見事です。それにしてもコストの高そうなテンダですね。
 当日、本番用のナンバープレートが出来上がってきたようですが、わたした線路監視に出ていたため、見そびれてしまいました。ちなみに写真に写っているプレートは「C56884」というスゴイものでした。


                                           

 ところで、猛威をふるった台風19号ですが、行徳駅前公園ではほとんど被害らしきものはなかったようです。ただ、雨はかなり降ったようで、写真のように泥流が発生して一部の線路が冠水したようでした。それよりも1ヵ月半の間に雑草がものすごく成長しており、線路に覆いかぶさるような状態でしたので、運転前には草刈りを行なうほどでした。
 さて、次回は11月10日です。なかなか日中涼しくなりませんが、いくらなんでも11月半ばになれば過ごしやすく(というか、肌寒く)なっていることでしょう。
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