茶陶遊人の部屋

HD映像　宇治平等院

ＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」が放映中ですが、紫式部の「源氏物語」５４帖からなりますが、最後の１０帖は主人公光源氏の子、薫と孫の匂宮を巡る物語になりますが、その主だった舞台が宇治の地が選ばれています。そして「光る君へ」のもう一人の主人公？藤原道長の別荘として建てられ、道長の死後、その子頼道が寺院に改め平等院となりました。仏師定朝の作、阿弥陀如来像が安置されてる阿弥陀堂（鳳凰堂）を中心に浄土庭には平安貴族が暮らした宸殿作りを彷彿させる作りで、道長が築いた藤原摂関時代の姿を残す貴重なる日本の伝統文化遺産で１０円硬貨にもなっています。道長の別邸があった宇治を物語の舞台に選んだ紫式部、歴史のロマンを感じずにはいられません。