貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

取り壊された「降雨庵」、もったいなし!

2023-02-05 11:47:44 | 日記
令和5年2月5日(日)
新潟市: 宗 現 寺        
    
 宗現寺は、
元亀年間(1570-1573)
真言律院として開創されたが、
慶長元年(1596)10月25日
現在の新潟市中央区西堀通三番町
法音寺七世不巌梵学大和尚
(慶長18年1月15日寂)によって
曹洞宗に改宗される。

 本堂の前に駐車されているので、
これもびっくり!
「いうに及ばす」の世界が続く?
取りあえず参拝。 
 境内に芭蕉翁の蓑塚がある。
<蓑塚>

 芭蕉翁が奥羽行脚の途次、
この地に寄って古き蓑を
捨てて新しきものに着替え、
後人が偲んで碑を建てたもの。
 市内数次の火災に際し、
大正6年(1917)、
降雨庵、蓑塚は当寺に移設される。
<蓑塚と句碑>

 芭蕉門下の逸材
松蘿庵風月坊、
梅花佛支孝、
廣川百鴎の碑があり、

「待ちうけし
  此すず風や
      軒の月」
の句碑を現存。
「海に降る 
   雨や恋ひしき  
       浮身宿」
に因んで建てられた降雨庵は
戦時中に取り壊されたそう。

 勿体なし。


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