面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

自治体の首長にはマトモな人を選ぼう

2024-05-11 12:44:14 | 政治
横浜市の市営バスが2024年問題と運転手の退職で大量減便を強いられている話を聞いて、自治体の首長にはマトモな人を選ばなくてはならないと改めて思った。おかしな人を首長に選ぶと生活にもろに跳ね返って来るのだ。

横浜市の市営バスの大量減便はバスの運転手の給与を下げて退職者が出たからだ。公務員虐めが流行っている時代だったがそれが跳ね返ってきたわけだ。当時の横浜市長は林文子だ。はっきりいってろくでもない政治家だったがなぜ横浜市になれたのか。横浜市民の無関心からではないか。

林文子横浜市長を辞めさせたい - 面白く、そして下らない

~~引用ここから~~
市バス減便…運転手確保“大作戦” 大幅賃上げ&住宅手当3万円UP…1カ月で360便減る

市バス減便…運転手確保“大作戦” 大幅賃上げ&住宅手当3万円UP…1カ月で360便減る

 横浜市営バスは先月、異例となる2度の減便を行い、合わせて360便以上が減りました。利用者から悲鳴が上がるなか、横浜市は大胆な作戦に打って出ました。

テレ朝news

 


横浜市営バスは先月、異例となる2度の減便を行い、合わせて360便以上が減りました。利用者から悲鳴が上がるなか、横浜市は大胆な作戦に打って出ました。

■きっかけは「2024年問題」 運転手退職も
横浜市営バスの乗り場に長い列

 9日、横浜市営バスの乗り場には、数十人が長い列を作っていました。

合わせて367減便
 横浜市営バスは先月1日のダイヤ改正で290減便。さらに先月22日には77便が減り、異例となるひと月に2度の減便で、合わせて367便も減りました。

3月まで、4月1日改定、4月22日改定の時刻表
 路線によっては、2回の減便を経て、バスが2時間に1本になった時間帯もあります。

利用客(20代)
「朝の時間も減っちゃったりしたので、朝起きる時間とかがちょっと早くなるのが、不便かなと思います」

時間外労働の規制強化に合わせ…
 きっかけは、いわゆる「2024年問題」です。

 運転手の時間外労働の規制強化に合わせ、乗車率の低い路線などで減便しましたが、そこに運転手の退職が相次ぎ、さらに減便せざるを得ない状態になったのです。

バス乗務員の退職理由は…
横浜市交通局 人事課
田中省吾課長
「今回は、比較的若い層が退職されました。バス乗務員はお正月も土日も勤務する必要があるが、家庭の都合で日曜日は休みたいとか、お正月はしっかり時間を取りたいという方は、勤務の決まったシフトの仕事に転職されたり、もう少しお給料の良い仕事に転職される」

■「人材確保大作戦!」賃上げ&住宅手当UP
横浜市交通局 人事課 田中省吾課長
 そこで、横浜市は秘策に打って出ました。

田中課長
「『人材確保大作戦!』と称して、まずは給与の改善に取り組みました」
平均6.65%賃上げ、住宅手当は月額5万円に増額
 平均6.65%の賃上げのほか、横浜市以外の地域に住む人にも運転手になってもらおうと、住宅手当を月額およそ2万円から5万円に増額しました。

地下鉄の車両にバス職員を募集する広告
 そして、極めつきが、地下鉄の車両にはバスの職員を募集する広告が一面に並んでいます。

市営地下鉄の車内に広告
 同じ横浜市営の地下鉄の車内に、広告を全面展開しています。

田中課長
「今年の採用人数の目標としては60人としているけども。できるだけの数の採用ができればと思っています」
~~引用ここまで~~




2024年問題は以前ならわかっていたはずだし、公務員へのルサンチマンから市バスの運転手の給与を下げて退職者が続出してしまった。公務員は奴隷ではないのだから待遇が悪ければ他に転職するのは当然のことだ。

横浜市はこれに対処できなかった。慌てて給与を上げて厚待遇で採用者を増やそうとしているが、うまく行くかはわからない。横浜市長選挙の投票率は30%台だが、おかしな人を選んでしまうとこのように生活に跳ね返って来るのだ。

夕張市の衰退は炭鉱の閉鎖という構造的なもので一自治体にどうにかできるものではなかった。観光に活路を見出だそうとしても自治体は企業ではないし、そうそう上手く行くものではない。2007年に財政再生団体に指定されてしまった。

歴代の夕張市長に責任はあるが、夕張市民の無関心にも責任はある。だがそのあとがさらに頂けない。夕張市再建のために鈴木直道現北海道知事を選んでしまったのだ。

「身を切る改革」のいかがわしさ - 面白く、そして下らない

行き詰まっているのだから早々再建などできないが、鈴木直道は夕張市最後の資産を格安で支那企業に売却してしまったのだ。支那企業は早々に転売して5億円儲けている。これで夕張市の再生は不可能になったが、北海道民はそのことをよく知らないらしく北海道知事に選んでしまった。

そして攻めの廃線なるわけのわからない言葉で電車の赤字路線を次々に廃止しているようだ。これが選んではならないおかしな人を選んだ結果なのだ。地元の首長に誰を選ぶかが大事なことを示している。決して誰でも良いということはない。

大阪もそうだ。維新橋下徹にに大阪再建を託したが、公務員を虐めてパソナが儲かっただけだ。大阪府民、市民の生活にも支障が出ているはずだが、大阪府市の国民は未だに目が覚めないらしく維新支持は変わらない。

封建制が永い日本では地方役人の横暴は平安時代に遡るわけだが、おかしな貴族が国司になると任期中に民を搾取するだけ搾取する。今は地方役人に相当する自治体の首長は自分達で選べるのだ。その際はとにかくマトモな人を選ばなくてはならない。おかしな人を首長に選ぶと生活に跳ね返って来るのだ。

地方選挙の投票率は30%を切ることさえ珍しくないがそれではいけない。とにかく「マトモな人」を選ばなくてはいけない。改革を叫ぶような人を選ぶとその地域が破壊されかねない。地方自治はマトモな常識人にマトモな政治をして貰うのが一番なのだ。

新聞は地方分権を叫ぶわりに自治体が何をしているか報道しない。地方紙もそうだ。共同通信の配信記事ばかりの地方紙ばかりなのだ。だから新聞を購読しても自治体が何をしているかはよくわからない。購読する価値はない。それどころかほとんどの新聞は財務省の犬だから購読することは自分で自分の首を絞めることなのだ。

テレビもせいぜい大都市の報道しかしない。テレビ報道に頼って自治体首長を選ぶことは自殺行為だ。人を見極めるのは難しいが、自治体首長にはテレビに頼らずマトモな人を選ぼう。

だから地方選挙も決して疎かにはできないのだ。自治体首長が何をやっているかよく知らない人がほとんどなのではないか。私もそうだ。自治体首長には「託す」「任せる」部分が多いのだからおかしな人を選ぶと生活に跳ね返って来る。自分が住んでいる自治体のことなのだ。投票だけでも関心を持ちマトモな人を選ぼう。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-05-15 16:44:15
バス運転手の年収を様々な観点から比較!全体的な平均・企業規模別・年齢別など
2022.11.22
https://www.japan-relief.jp/column/driver/596/

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