暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

1000個

2022年09月29日 | 古民家
 いろんな所で暮らす人達・・・1000個の居場所があれば1000個の暮らしが育ち・・・
1000通りの違った人達が生まれる・・・。
その1000の場所に1000人、人がいれば・・・1000通りの人生が浮かんで来る・・・。
いざこざや仲たがい・・・協力し合い求め合い、いろんな血が交じり合って、その先もたくさんの文化が繋がれて行く・・・。

木は育ち森を造り・・・種を蒔きながらやがて朽ちて行き、栄養となって森を豊かに大きく育てて行きます・・・。
そこには・・・微生物や昆虫、動物達の暮らしも廻り・・・どれが欠けても廻る事は出来なくなる・・・。
自然に奪われ・・・自然に救われる人の暮らしも・・・
人で失い・・・人で救われる・・・。

木と土と石で組まれた住まいは・・・人の手から離れると、自然へと戻って行く・・・。
燃えなく暖かで安価な住まいは・・・一時の暮らしは支えても、100年支えられるだけの力も無く・・・
空き家とゴミを今から作っているだけの気がして・・・
声が大きくまじめなほど・・・雑音のように頭を通り過ぎてしまう・・・。
最初の1人から受け渡された暮らしは、どんなだったか計る事も出来ないけれど・・・
生き残る知恵が積み重なり・・・1000個の暮らしと、1000人の知恵がかけ合わされて・・・
無限の教えが残されて来ていても・・・いったい、いくつ今も残っているのだろうか。




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