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京の一枚

京都 養源院・大般若経会 21日


養源院は、文禄3年(1594)淀君が父の菩提を弔うため秀吉に願い建立しました。


商売繁盛、無病息災、家内安全の御利益があるとされる養源院の大般若経会は、1月、5月、9月、の21日に行われる恒例行事です。


一切は空であるとの思想を説く仏教の諸経典を集成した大般若経全600巻を御宝前で導師と出仕の僧4人で転読します。


当日の参拝者には御札の授与があり、御供養が配られます。




開山は長政の従弟成伯法印。


その後火災で焼失したが、淀殿の妹崇源院(徳川秀忠夫人)が伏見城の遺構を移して再建、以来将軍家の位牌所となった。


伏見城落城の時、鳥居元忠らの将士が自刃した廊下の板の間を天井として霊を弔った「血大井」や俵屋宗達筆の松図十二面・杉戸絵八面(重文)で有名。



この獅子と白象に挟まれた中心部に俵屋宗達の「金地着色松図」に囲まれた部屋があります。









■場 所: 養源院


■期 間: 5/21(※毎年同じ日程です)


■アクセス: 市バス206・208・100「博物館三十三間堂前」、「東山七条」


または京阪「七条」駅より徒歩約7分


■お問合せ: 075-561-3887


■年中行事


1・5・9月=大聖歓喜天


大般若経会(各21日)


■詳細ページ: 養源院の公式ホームページ


https://yougenin.jp/




※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。













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