長く複雑なテールを見せてくれる、ポン・ブルックス P/Pons-Brooks (0012P)彗星ですがhimadawaはまだ撮影出来ず、指をくわえて皆さんの素晴らしい画像を見ています。
3月13日和歌山県串本町でカイロス初号機打ち上げの翌々日、3月15日は高気圧の前面に入り天候が良さそうなので彗星を撮影に開田高原へ向かいました。
以前から彗星の撮影地としてビューポイントを下見していました。
御嶽山が西に見えて、ほぼ水平近くまで視界が広がります。右側の空が赤い部分が太陽の沈んだ方向です。
赤道儀の極軸を合わせて暗くなるのを待ちました。
雲一つ無い快晴で期待できそうです。
TITLE:0012Pポン・ブルックス彗星
DATE:2024-03-15
TIME:19:14..
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:30s
撮影枚数:8コマ
総露出時間:4分
フィルター:LPS-D1
ISO感度:12800
気温:6℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:PI、SI9、Lrで仕上げ
天候が良いのに今ひとつですね。高気圧の前面、春霞で透明度が悪く、残念ですが特徴的なテールを見ることが出来ません。
視界が広いのでカメラでも撮影。
2024-3-15 19:28
OM-1 MarkⅡ M.zuiko 12-40mm F2.8(40mm f2.8)
ISO3200 10秒x8コマ
M31とM33銀河に挟まれた12Pポン・ブルックス彗星です。
PixinsightのAnnotateImageで彗星の名前はできないのかな?。たぶん自分が表示方法を方を知らないだけだと思います。
カメラで撮影した元画像は空が明るく、太陽の光も残っているので明るさと色のムラが凄くて処理は手に負えず無理だと思っていました。
ところが数日前のPixinsightがVer.Upして追加された新機能”GradientCorrection”を使用してみました。
PCのモニターを見て、思わず”嘘だろ”。
これは驚きです。
満足は出来ませんがポン・ブルックス彗星をコレクションに加えることが出来ました。
しかし、3月9日串本の打ち上げから16日開田高原の間に車の走行距離は1200kmを超えました。
我ながら、”いい年をしてよくやってるな~”。
ポンスブルックス彗星ゲットおめでとうございます。
素晴らしい彗星の姿ですね。
尾も自然に表現されていていいですね。
今年の開田の雪はどうですか?
ポンス・ブルックス彗星を開田高原で撮影とは、意外でした。
ビューポイントからは西南西方向の地平が見渡せるんですね。
PixInsightの新機能”GradientCorrection”について、今度教えてください。
やっとポン・ブルックス彗星が撮影できました。
でも、viewruさんの画像のようなテールが現れません。次のチャンスに期待したいですね。
今年の開田高原は雪がほとんどありません。スキー場も人工雪でしのんでいるようでした。
雪がないので撮影に行くのは楽ですがなんだか寂しいです。
開田高原の道路沿いの御嶽山ビューポイントです。
御嶽山が真西に見えてその両側は地平まで見渡せますので彗星の絶好の撮影ポイントとしてキープしていました。
南南西から北西まで見渡せます。
いつも開田高原に行くと送電線、鉄塔などの人工物が全く目に入らないのが素晴らしいと思います。
PixInsightの”GradientCorrection”は簡単ですよ。取りあえず▲ドラッグ一発です。