能率技師のメモ帳 中小企業診断士&社会保険労務士のワクワク広島ライフ

マネジメント理論を世のため人のために役立てるために・・・経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

旧日本銀行広島支店・・・いつまでも後世に残していきたい被爆建物 クラシック様式の素敵なデザイン

2020年08月02日 | まち歩き

75回目の「あの日」が近づいてきました。

平和式典も新型コロナウイルスの影響で縮小されるそうです。

致し方ないですね。

広島市の大手町にある旧日本銀行広島支店。

クラシック様式の素敵なデザインです。

1945年8月6日午前8時15分、爆心地から380mという近距離で被爆しながらも、その堅牢性から建設当時の姿を現在も残しています。
被爆から二日後の8月8日には、銀行の支払い業務が開始されたそうです。

2000年、広島市指定重要文化財に指定。

同年から、広島市は日本銀行より無償貸与を受け、施設の維持管理を行っています。

今年で被爆75年・・・。「75年は草木も生えない」と言われた広島の街。

市民のチカラで復興にこぎつけました。

福島や東北地方、地震や豪雨災害で被害を受けた九州や中国地方、そして新型コロナウイルスに襲われた日本列島・・・みんなで力を合わせれば、きっと良い方向に行くと思います。

現在、宇品にある陸軍被服支廠(被爆建物)をどうするか、国、県、市が対応策を練っています。

ただ一つだけ言えるのが、壊してしまえば決してもとには戻らないということです。

原爆ドーム、旧日銀広島支店、被服支廠は、一本の線で結ぶことが出来ます。

あの日の出来事を決して忘れないため、平和を祈念するため、そして、世界に情報発信するための舞台装置。

パブル・ピカソの名作「ゲルニカ」と同じです。

後世に伝えていくためにも、被爆建物は保存していかなければならないと思います。


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